ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

真贋

2017-01-25 19:47:47 | Weblog
TV番組”開運!なんでも鑑定団”に出た”曜変天目茶碗”
とやらの真贋が話題になっているみたいだけど・・・

全く無知なので、さっぱり分からないけど、たかが茶碗、されど
茶碗なんだネ。

扱いを間違えると一瞬で壊れてしまうものが、ン千万とか億とか
恐ろしい。

家にある安い食器類でも、なぜかどうでもいいものは壊れず、気に
入って買ったものほど、ほんの少し欠けてしまったりして,
捨てざるを得ず、凹むことがあるけど。

もう20年以上前になってしまうが、今の家に引っ越してきた
当初、A夫人が積極的におすそ分けに来たのだが、最初は凝った
食器に載せた一品料理の類だった。

共働きの(帰宅して夕飯を作る)わたしに気を使ってくれたのかとも
思ったし、高そうで吟味して揃えたようなお皿を返す前に壊したら
どうしょうとかとも思ったり・・・

その後も幾度も彼女はわたしの帰宅時を見計らって持ってきて
くれたが、その度に使用している器がしゃれていたので、わたしは
すっかり彼女という人間の鑑定を誤ってしまった。

会席料理店で出てきそうな器に上手に盛り付けしてあって
それなりに神経の細やかなお人だと

あとで分かったのだが、彼女がいわゆるそんな手料理っぽいものを
運んだのはうちとB宅だけだった。

B夫人とわたしは打ち合わせしたわけでもなく、お互い知らずに
その都度和菓子を買ってその器に入れてお返しをしていた。

それもあまりに頻繁になると対応できなくなり、わたしは自分が
おすそ分けする際には返却不要の器にしたのに効果なく、B夫人は
空で返すことで、やっと収まったのだとか。

で、今になって謎なのは・・・

果たして彼女は料理好きで上手な人なのか?ということ。

食器のセンスは当時同居していたお姑さんか、絵を描いていたという
義妹さんのものだろう。

今の彼女の服装を見ていれば、色彩感覚がまともじゃないのは
疑う余地がない。

それでも一緒に買い物に行っていたときは、けっこう食材を買いこみ、
料理の話をしていたので、料理好きな人だとは思っていた。 

曰く、息子さんが天麩羅を絶賛するとか、餃子の皮も手作りするとか。

ところがC夫人の話では、餃子の作り方を教えてと来ていたとか。

漬物なども自分が作ったようにして持ってきていたが、実はもらい
物の横流し?

彼女から手料理のおすそ分けに与かったことのなかったC夫人は、ハナから
彼女がこまめに料理をする人とは思ってもいない。

食材を分けてもあげても自分で料理して食さずに、すぐ他所に持って
行くのであげないことにしていると。

レース編みも得意と言っているが、毛糸で手袋編みを教えても全然
ダメだったとか。


最初のころの”プレゼン”がかなり巧みだったので、つい見誤ってしまい
結構長い間だまされていたかも・・・
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする