ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

春遠からじ? 久々の散歩

2024-01-17 20:00:09 | 自然・季節

腰痛発症から約2週間。

ようやく痛みから解放されて、普段の感覚に近づいてきた。

そうは言いながらも、まだ日中コルセットを外してはいないのだが。

このコルセットは、25年前に作ったものだが、この2週間は寝るとき以外ずっと付けていた。

40代前半のあの頃は、人生で最もウエストが広がってメタボだった時期であった。

走るようになってからぐんぐんやせたから、その当時からウエストは10㎝くらい細くなった。

だから、その頃買ったスーツのズボンなどは、腰回りが今はぶかぶかである。

コルセットも、実は同様であった。

できるだけ締めつけてはいるが、付いているベルトが折り返しの金具から余り過ぎている。

それでも、腰への負担はだいぶ減ったように思う。

この2週間、体を前に倒すと痛みが来るせいで、靴下をはくことも、ズボンのはき替えも、両手をつかって洗顔することも、皆うまくいかなかった。

今朝、久しぶりに両手で顔を洗うことができた。

痛みがなくズボンをはいたり顔を洗ったりできることは、当たり前のことではないのだ。

 

前日までに降っていた雪が、午前中から出ていた陽射しのおかげで、午後には路面からだいぶなくなっていた。

天気もよかったので、正月2日に走ったとき以来、久しぶりに外に出て歩いてみることにした。

歩くこと自体なんだかぎこちなくて、1㎞ほどでなんだか体の重さを感じたのであった。

 

ひと休みしようかと思ったところに、たくさんの黄色いつぼみをつけた木があるのが目に入った。

おお、これは、

ロウバイではないか!

わが家の庭のロウバイは日当たりがよくないので、つぼみはあってもまだまだ小さい。

だけど、ここのは大きい。

いや、大きいだけじゃない。

よく見てみると、下の方にもう咲いている花があるのを見つけた。

雪に当たりながらも早く咲こうとしているのは、日当たりがいいせいなのだろう。

もう数日暖かい日が続けば、ここのロウバイは一気につぼみを開くことだろう。

 

再び歩き出すと、今度はふわふわの毛に包まれたモクレンの芽を見かけた。

うわあ、このふわふわ感。これまたいいねえ。

 

ロウバイのつぼみと花、そしてモクレンの芽。

春遠からじ、だなあ。

元気が出たぞ。

青空と陽射し、そして10℃まではいかないとはいえ、暖かい。

久々に外に出て歩くのは、こんなに気持ちがいいものなのか。

その距離は3㎞ほどでしかなかったが、腰痛からの快復、春の兆しにうきうきした気分になりながらの散歩であった。

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2 コメント

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自分にもそんな時がありました。 (りゅーと)
2024-01-18 11:53:04
 その頃買ったスーツのズボンなどは、腰回りが今はぶかぶかである…、う~ん、自分にもそんな時代がありました。大学の頃は身長176㎝、体重55kgで、「これ以上痩せると買えるジーパンないよ…」とかほざいていたのですが…。

 昨日は天気が良かったので、3万歩位歩きましたね。「へ~、最近ここあたりはこうなったんだ」「新しい店できたんだ」とか車に乗っていたら分からない発見があったりして楽しいですね。
 これからもよろしくお願いします。
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3万歩! (50fox)
2024-01-18 15:30:37
>りゅーと様
”3万歩位歩きましたね。”
と、簡単そうに言いますが、歩いて3万歩はなかなかの距離ですね。私は3kmで5千歩弱でしたから、その3倍。9km以上、ひょっとすると10kmくらい歩いていたのではないですか?それを簡単に言えるのですから、すごいことです。
走るにせよ歩くにせよ、自分の足で移動すると、様々な発見があって楽しいですよね。
返信する

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