ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

目標の高さで、2-0の勝利に満足しないすばらしさ ~2022アウェイ・ザスパクサツ群馬戦~

2022-07-02 22:14:04 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第24節、ザスパクサツ群馬対アルビレックス新潟。
正田醬油スタジアムでのアウェイの一戦。
群馬・前橋でのアウェイの戦いなら、行ってみたかった。
去年の11月には、この一戦を観戦に行ったのだった。



あの試合は、0-0のスコアレスドローに終わったことや、試合後に当時のアルベル(ト)監督が、別れを示唆する挨拶にきたことを、よく覚えている。



さて、この時期のナイトゲームでは、今年はさすがにちょっと行けない。
いくら19時30分からのナイトゲームとはいえ、開始時間が遅い。
そのうえ、ここ数日間のこの暑さ。
毎日、前橋周辺で40℃前後の気温が記録されている。
条件が悪い。
しかし、その条件の悪い中でも試合をするのは、選手たち。
現地応援に行かずにすみません。

前節、横浜FCに0-2とスコア上は完敗した新潟。
でも、試合内容がよくなかったわけではない。
今日の群馬は、守りを固めてカウンターをねらってくるだろう。
暑さもあるから、先制点が試合を左右するカギになると思えた。
先制に成功すれば、相手は、秋田戦の終盤のように同点をねらって前がかりになるだろうから、そこを突く戦いもできる。
その逆なら、暑さもあり、次第に前への推進力は失われてしまうから、要注意だろう、…と。

さて、試合。
先発メンバーを、前節から6人入れ替え、試合に入った。
試合は、やはり試合開始から積極的に新潟が攻め込んだ。
そして得たコーナーキックから、ゴール前でボールがこぼれたところを、素早い動きで本間至恩がゴールに蹴り込んで、新潟、3分で先制。

このまま1点差で行くのは、しだいに厳しくなるぞと思いながら見ていたが、攻撃の手は緩めなかった。
16分、中央から進んだ伊藤涼太郎が、冷静にシュートを決めて追加点。
これは、デカい!
2点差は、かなり有利に働く。

とはいえ、このまますんなりいくとは思えないと思いながら、ずるずると(?)ハーフタイムになった。
そして、案の定、後半の新潟は次第に攻守に鋭さがなくなっていった。
これは、やはり暑さによるものが多いと思う。
試合開始時点の19:30で、32.7℃の気温だったというから、試合中の蒸し暑さは推して知るべし。
後半は、かなり危ない場面も目立ったが、ゴール前で体を投げ出したり、GK小島のすばらしいセーブがあったりして、スコアは動かず、新潟は2-0で勝利した。



だが、チームは勝っても、さほどうれしそうな姿は見られなかった。
3点目を取れなかったのは課題だ、と監督も選手も言っていたそうだけど、この反省と向上心が大事なのだと思う。
2点取って、相手を0点に抑えて勝ったのだからよしとするわけではないのがすばらしい。
目線を単にJ1昇格にしているだけでなく、J1で戦って勝てるチームを目指しているという、目標の高さがチーム全体に行きわたっている。

今日は、首位の横浜FCも、2-1で水戸に逆転勝ち。
新潟の、勝ち点差1の2位は変わらない。
3位の仙台も、町田に3-2で勝って、新潟との勝ち点差4も変わらない。

今週は、水曜日に、ホームで千葉戦がある。
前回アウェイでの対戦では、アディショナルタイムに得点を奪われ、0-1で敗れた相手だ。
なんとかリベンジを果たしたい。
高い目標を維持し、一戦一戦勝利をつかんでいってもらいたい。

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