ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

五輪の開催 … リスペクトの気持ちをもって、すばらしい戦いの数々を見守りたい

2021-07-24 22:40:27 | スポーツ
様々な事情を抱えながら、東京五輪2020が開幕した。
昨夜の開会式の前から、すでにいくつかの種目では予選が行われていた。
それが、開会式を行うことによって、本当に開催されるのだな、本当にやるのだなという気持ちがわいてきた。
昼間の諸作業の疲れがあったものだから、昨夜は10時近くまでは入場行進を見たが、最後まで見ずに休むことにした。

途中までしか見ず、あとは朝起きてからのニュースで、どのように聖火が灯ったのかを知った。
プロ野球で実績を残し、国民栄誉賞を受賞した王貞治・長嶋茂雄・松井秀喜の3者が登場したり、大坂なおみ選手が最後の点火者になったりしたことを知ることができた。

入場行進が始まる前の各種のパフォーマンスなどとあわせて、開会式全体を見てみると、それなりにメッセージを発信しようとしていることがうかがえた。
COVID-19禍での選手たちの状況や悩みを表現したものがあったり、人種差別で行動を起こした大坂なおみを最終点火者に選んだりしたことに、感じるものがある。
感じたメッセージが真実となるのかどうか、五輪が終わるまで、いや五輪が終わっても、見守っていきたい。

ただ、何をどう感じるかは、それぞれ見ている人次第でよいと考えている。

今日の実施種目で、絶対王者だった体操の内村航平選手や競泳の瀬戸大也選手が、思わぬ失敗で予選敗退となってしまった。
今の時代は、すぐに個人的な思いをSNSで上げることができる。
えげつない非難や批判が飛び交うことも多い。
だけど、世界のつわものたちと競い合うこの場所に進むために、どれだけの努力をしてきたのかを考えると、最も打ちひしがれている選手をさらに痛めつけるような真似だけはやめておきたい。

日本選手の応援は、もちろんする。
だけど、世界から集まった選手たちも、人間なのだ。
だから、彼らが見せてくれる、超人的なプレーを楽しみたい。
そして、彼らが見せてくれる、喜怒哀楽の、人間らしい感情の表現も。
みな同じ地球人、みな同じ人間としてすばらしいというリスペクトを持ちながら、すばらしい戦いの数々を見せてもらおうと思っている。
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