ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

星稜が敗れ、日本海沿岸の高校、今年も優勝できず

2019-08-22 22:30:27 | スポーツ
101回を数える夏の全国高校野球選手権大会。
北の北海道から南の沖縄県まで、全国のいろいろな地方の代表が優勝している。
ところが、東北地方の県だけは優勝していない。
去年の第100回大会は、秋田県の金足農が準優勝しているが、決勝で負けてしまった。
第1回でも秋田県代表秋田中が準優勝だった、と昨夏は話題になったのだった。
今年、東北勢は、宮城県代表の仙台育英がベスト8に進んだものの、星稜に敗れ、そこで東北勢初優勝の夢は消えた。

ところで、東北勢同様になかなか勝てていないのが、先日も書いて応援していた日本海沿岸各県である。
特に、本州で考えていくと、面している海は日本海に限られている、という都道府県で優勝したのは、たった1つしかない。

そこが、どこか、お分かりになりますか?


…正解は、…

京都府!

第1回の京都二中はじめ、平安高校などで何度か優勝している。
また、その隣の兵庫県も日本海に面していて、優勝回数では京都の4回をしのぐ7回優勝している。
だが、兵庫県は瀬戸内海にも面している。

同様に、山口県も一度優勝があるが、日本海と瀬戸内海に面している。


そんなわけで、今日の決勝は、がんばれ日本海沿岸!
ということで、石川県の星稜を応援していた。
だが、好投手奥川をもってしても優勝はかなわなかった。
見ていて、春のリベンジに燃える履正社の執念が星稜を上回ったように思えた。
得点となったのは、奥川の高めに来たボールを叩いた安打が本塁打やタイムリーになった。

星稜も力のあるチームだっただけに、好機に1本の安打が出なかったことが残念だった。
でも、今回の健闘を称えたい。
次の決勝の機会こそ、優勝を果たしてほしい。

日本海沿岸各県は、どうしても秋は時雨れることが多いし、冬場には降雪や積雪で土の上での練習量が少なくなる。
そんなハンデを負っているからこそ、応援したくなる。

ちなみに、北信越地区では、長野県が夏の甲子園では一度優勝したことがある。
それは1928年のことで、投手が後にプロ野球初の三冠王となる中島治康だった松本商であった。

さて、高校野球は、これからも優勝経験が少ない県を応援していこう。
がんばれ、新潟県。
がんばれ、北信越地区・東北地区。
がんばれ、日本海沿岸各県。

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