ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

世界卓球団体戦、予選リーグから面白い!

2024-02-17 22:44:25 | スポーツ

韓国・釜山で世界卓球の団体戦が行われている。

大会でベスト8に入れば、パリ五輪の団体に出場する権利が与えられる。

男女ともに、予選リーグでは4チームと戦う。

ここを勝ち抜くと、ベスト16で決勝トーナメントの試合となる。

そこで勝って、準々決勝に進めば、パリ五輪出場権獲得となるわけだ。

 

日本の力をもってすれば、予選リーグ突破は固いだろうと思われているが、世界戦ともなれば予想外のことが起きるものだ。

男子は、初戦でナイジェリアと戦うはずだったが、相手エースが体調不良で欠場し、他のメンバーも入国できていないなど、アクシデントがあって、非常に珍しい不戦勝となった。

だが、体調不良は、日本にもあって、張本とWエースの戸上が発熱して試合出場ができない状態となってしまった。

今日のチェコ戦が実質初戦となったが、戸上抜きでも張本、篠塚、松島が実力を発揮して3-0で勝利した。

明日は、グループ内で最も難敵と言われる台湾が相手。

ここを勝利して、次のラウンドに進むのを確実にしてほしいものだ。

 

女子でも予想外のことが起こった。

絶対的女王の中国が、3-2で中国がインドに勝ったものの、2敗したのだ。

世界ランク1位の孫穎莎が155位の選手に、世界ランク2位の王芸迪が49位の選手に負けるという大波乱があった。

インドの選手たちは、片面のラバーがアンチラバーという回転がかからない特殊のラバーや、ツブ高と呼ばれるラバーで返球しづらいボールを駆使して、中国選手を幻惑していた。

いつも速く強いボールを打つ中国の選手たちが、異質ラバーを使う相手に対して自分の思うようにボールを返せず、いらいらしているのが見てとれた。

 

今日のイラン戦では、日本の女子も危うくその異質ラバーの洗礼にあうところだった。

2番手に出場した平野美宇は世界ランク18位。

堂々たる日本の2番手として、パリ五輪の個人戦の出場資格を得たばかりなのだが、この日の相手は世界ランクなんと709位。

扱いにくい異質ラバーをうまく使って、相手は最初から2ゲームを奪って、平野を窮地に陥れた。

それでも平野はなんとか3ゲーム目を取り、4ゲーム目・5ゲーム目は両方とも相手にマッチポイントを握られるという、絶体絶命のピンチに追い詰められた。

非常に苦しい場面をしのいで709位の選手にゲームオールの13-11で勝利した。

まさかイラン相手に、こんなにきつい試合になるとは思わなかった。

さすが世界戦である。

 

日本女子は、次にエース早田が登場し、同じような変則タイプの選手との試合だったが、そこは第1人者の貫禄を見せ、危なげなくストレートで勝利し、3-0でイランに勝利となった。

意外な苦戦もあったが、順調に予選リーグを突破しそうだ。

【ホッとした顔を見せる、試合後の日本の女子選手たち】

【インタビュアーがよく知っている水谷隼元選手だったため、吹き出しながらのインタビューとなっていて、笑えた】

 

まあ、こんなふうに、昨日から結構ハラハラしながら世界卓球をネット観戦している。

テレビでは、BSテレ東で男子の試合を放映しているが、女子は地上波で放送しているようだ。

だが、新潟では、地上波のテレ東番組は放送されていないのだ。残念。

でも、テレ東のホームページから入っていくと、ネットでライブ中継が見られるのがうれしい。

今日もそうやって見ていたし、明日からも…。

また、他のチームの試合などは、YOUTUBEでよく中継放送をしているから、見ることができる。

卓球好きな私には、とてもうれしい。

とにかく、日本チームの進撃に期待しよう。

 

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