ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

前半戦最後の大一番を制し、首位ターン ~2022アウェイ大分戦~

2022-06-12 16:55:51 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第21節、アルビレックス新潟は、アウェイ大分トリニータ戦。

前半戦最後の大一番。
昨季はJ1で戦っていた大分トリニータ。
ここまで首位新潟と勝ち点差11の9位とはいえ、戦いぶりも開幕のころとは違って、ここ2試合は連勝し、調子を上げてきている。
大分には、新潟のユース上がりで2年前には新潟に所属していた渡邉新太がいる。
その渡邉新太は、2試合連続ゴールしているとのこと。
いわゆる「恩返し弾」を食らうことの多い新潟としては、新太の恩返しは、避けたいところ。

新潟のスタメンを見ると、まずFWが谷口ではなく、鈴木だった。
試合ごとに代わる代わる起用するのかな、と思った。
そして、5月の感染症禍以降スタメンを外れていた攻撃的MF高木と守備的MF島田が起用された。
5月のそれまでは、中心的選手として外せなかった2人だったが、他の選手たちのがんばりによって、彼らがいなかった時期もチームは好成績を収めていた。
だから、彼らにすれば、追われる立場から追う方になったともいえるチーム内の状況だ。

その2人がよく活躍した試合だったともいえる。
高木は、この試合の得点すべてである、貴重な2得点を挙げた。
前半のオフサイドぎりぎりのラインからドリブルしての先制ゴール、そして後半開始早々の追加点。
ともに、FW鈴木との連携のうまさを見せてのもので、やはり高木は頼りになる存在だと示すものだった。

ボランチの島田もそうだった。
久しぶりに先発で出ただけではなく、フル出場した。
特に、この試合の後半は大分の攻勢に、新潟は守備に多くの時間を費やされた。
しかし、よく声を出して守り、1点は許したが、大分に2点目は許さなかった。

復活した2人が存在感を見せて勝った試合ではあった。

それにしても、今までの新潟のボールを保持する戦い方は、大分に対しては十分に通用したわけではなかった。
スタッツを見てみると、前半は、1点こそ取ったものの、大分とほぼ五分五分の戦いぶりであった。



ところが、後半は2点のリードになったことや、互いにこの日の主審にファウルをよくとられたりカードを出されたりすることもあってか、防戦一方になってしまった。

だから、試合が終わったときのスタッツを見ると、びっくりする。



ボール支配率は41%にまで落ち、この試合の新潟のコーナーキックはゼロであった。
よく粘って守り切ったのだなあ、と思う。
不本意かもしれないが、今の力を出し切るということができた試合でもあったのかもしれない。



勝って、首位堅持。
そこに喜びを感じずに、松橋監督は戒めている。

われわれはまだ何も成し遂げていない。
2順目は、相手も新潟対策を練ってくるはず。
それを上回るようなプレーをしていかなければいかなければならない。


力強いなあ。
線は細いが、腹はどっしりしている。
いい監督だ。

これで前半戦が終了。
新潟は、12勝6分け3敗の勝ち点42で首位。
今節徳島と引き分けた2位の仙台が12勝4引き分け5敗の勝ち点40。
同じく金沢と引き分けた横浜FCが3位で11勝7引き分け3敗の勝ち点40。

監督も選手もサポーターもよく言うように、
「(シーズン最終日である)10月23日にいるポジションが一番重要」
なのだ。

Visca Albirex !!

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