ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

GOOD-BYE MY MOST FAVORITE RUNNINGSHOES

2022-11-26 20:17:15 | RUN
子どものころから苦手だったのが、物の片付け、整理。
特に、物を捨てるのがなかなかできない。
その物に対する深い思い出があったりすると、簡単に捨てることができずにいることはよくあった。



このランニングシューズも、その一つだった。
4年前の新潟シティマラソンでは、このシューズをはいて一度も歩かずにゴールし、自己最高のタイムを記録したのだった。
もちろん、給水のときだけは立ち止まったけどね。
それ以降も、このシューズをはいて、新潟ハーフマラソン大会ではハーフの自己記録をマークした。
村上市元旦マラソン大会10kmでは、60歳代の部で3位となってメダルをもらったり、2年連続の入賞を果たしたりと、自分としてはとても誇らしい成績を残すことができた。
そんな思い出の、履き心地のよいシューズだった。

別なシューズを買ってからは、下駄箱の中にしまっておいた。
だが、昨年の1月には、2年ぶりの勤務しかも自分が思うに重責、という職場に就くとき、このシューズを内履きに使うことに決めた。
一度も歩かずにゴール、自己ベストの成績の連続、ということから、自分を勇気づけてくれるシューズだと思ったのだ。
そこで、よく洗ったうえ、靴には何か所か穴が空いたり生地が薄くなったりしてしまったところがあったのだが、シューズと同じ黒やグレーの色のものを使ってかけはぎをした。



そうやって、2か月余りの間使ったのだった。
勇気の出るシューズのおかげで(?)、2か月もの間、がんばって勤務することができた。

それからまた下駄箱の肥やしとなって、1年8か月近くもたってしまった。
もうこのシューズをはくこともない。
残しておくことにも、私にとって以外特別意味がないので、サヨナラすることにした。
「ありがとう」とつぶやいて、指定の処理袋に入れた。

GOOD-BYE MY MOST FAVORITE RUNNING SHOES!

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