まるでくしの歯がボロボロと抜け落ちるように、アルビレックス新潟、主力級の流出が止まらない。
昨日は岡山に宮本、今日は湘南に太田。
決して格上のチームへの移籍ではないのに、出ていってしまう。。
宮本の移籍には驚きつつも、仕方がないかな、と思えた。
だけど、今日の太田のコメントには驚きを隠せなかった。
移籍に当たっての彼のコメントにあった言葉だ。
今回の移籍にあたって、寺川強化部長は僕を引き留めてくれましたが、僕自身で決断しました。
引き留めてもらったけど、自分で決断って、どういうこと?
これって、
「大事な戦力だから、よそへ行かないでJ1残留を目指すチームのためにがんばってくれないか」
という願いに対して、
「いえ、僕はこのチームにいたくないので出ていきます」
ってことだよなあ。
そう考えて、寒くなった。
それほどまでに新潟に対するチーム愛がなくなったか、と思ってしまった。
まあ、コメントのその次の文章には、何行にもわたって、ファン・サポーターはじめ、パートナー企業やホームタウン関係者、フロントスタッフ、強化部、監督・コーチングスタッフ、マネージャー・エキップ・ランドリーや清掃にあたるスタッフ、オレンジカフェの人々、広報部、メディカルスタッフ、チームメイトと、お世話になった人をいちいち細かくあげて、「本当にありがとうございました」と言ってくれてはいる。
でもね、その「ありがとう」も、結局は見捨てて出ていくんだろ?…と思ってしまうと、軽いあいさつに見えてきて仕方がない。。
これが、シーズン終了後なら、拍手で送ってあげられるのだけど、今はチームが一番苦しい時だからねえ…。
素直に拍手で送りだせない自分がいる。
でも、いつも言っているように、
「別れたら、次の人。別れたら、別の人。」
「去っていく選手には感謝を。残ってくれる、あるいは来てくれる選手には激励と応援を。」
なのだ。
サヨナラ、太田修介。
今までありがとう。
あなたの、娘の得意ポーズだという、独特なあの仕草、私は好きだった。
J1再昇格1年目、開幕当初の豪快なシュートシーンは忘れられない。
あの荒々しさの復活をずっと願って応援していたけど、それも今日でおしまい。
あとは、アルビに残ってがんばる選手たちを応援する。
他チームに移籍した選手を応援する余力は、特に今季は残っていないから。
太田の移籍が発表された今日だけど、きっと聖籠の練習見学一般公開には、今日もたくさんのアルビを応援する人たちが駆けつけたのだろうなあ。
残る選手たちよ、がんばって!
ずっと活躍を願っている。
そして、勝利を祈っている。
Visca Albirex !!
なお、当ブログ「ON MY WAY」は、次のところに引っ越し作業を終えました。
https://s50foxonmyway.hatenablog.com/
当分の間、ここと同じ記事を載せています。