ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

相次ぐイベント中止の発表に思う

2020-02-20 20:45:33 | 生き方
マラソン大会の中止が発表されたのは、いわきサンシャインマラソンだけではない。
次の日曜日に開催が予定されていたマラソン大会では、続々と中止が決まっている。

ふかやシティハーフマラソン(埼玉県)、追浜マラソン(神奈川県)、FMヨコハマ マラソン(神奈川県)、読売犬山ハーフマラソン(愛知県)、びわ湖レイクサイドマラソン(滋賀県)、宇治川マラソン(京都府)、寝屋川ハーフマラソン(大阪府)、世界遺産姫路城マラソン(兵庫県)、南紀田辺UMEロードマラソン(和歌山県)、玉名いだてんマラソン/横島いちごマラソン(熊本県)、ロードレースin百済の里(宮崎県)、石垣島オーシャンビュートレイル(沖縄県)
…などとほとんどが中止だ。

逆に開催を発表した、そうじゃ吉備路マラソン(岡山県)は、テレビでも珍しい存在として紹介されていた。
それ以外に、来月の東京マラソン(東京都)は、一般参加を取りやめ、エリート選手のみで開催することを決めた。
女性ランナー憧れの、名古屋ウィメンズマラソン(愛知県)も、エリートの部のみ開催で、一般選手参加できないことになった。
マラソン大会受難の日々である。

私の次の参加予定の大会は、新潟ハーフマラソン大会(3月15日)だが、これも怪しい雲行きだ。
というのも、今日「にいがた酒の陣」の中止が発表されたからだ。
にいがた酒の陣は、3月14、15日に開催予定だった。
新潟ハーフマラソンのホームページには、この酒の陣とのコラボを考えていたところもあったのだ。
それが、中止決定となれば、新潟ハーフマラソンの開催も怪しいものだと思う。
日本での新型コロナウイルスの感染拡大のピークがまだ見えないから、やむを得ないと思う。

ただ、懸念するのは、この感染症のせいで、産業や観光に大きな影響を与えているということ。
経済的な損失が大きいことによって、生活が厳しくなる人が大勢出てくるはずだ。
その計り知れないマイナスの影響が怖い。

経済的な部分はもちろんだが、それによって、感染症予防・治療の関係者や弱者に対しての変な攻撃やデマという、人間関係を損ねるマイナスが出なければいいがな、と思うのである。
人間、苦しいときには、悪者探しや誤った標的の設定を行ってしまうことがよくある。
今、そうなりそうなSNSや報道等に、大きな懸念を感じている。

つらく、不安なのは十分わかるが、非難していても状況は改善しないはず。
辛さの矛先がそういう人たちに向かわないようにしていくことにも気をつけていきたい。
大切なのは、この危機的な状況を、みんなでどうやって乗り越えていくか、ということなのだから。
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