ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

勝利を喜ぶも、この楽しいサッカーが、もう今年は見られないのかと残念に思う ~2022ホーム町田戦~

2022-10-23 21:10:42 | アルビレックス新潟


あ~、終わってしまったなあ。
この楽しいサッカーが、もう今年は見られないのか。
そんな気分になってしまった。

第42節の今日はホーム最終戦であり、今シーズンの最終戦。



すでに、J1昇格も、J2優勝も決めていたアルビレックス新潟。
今日の勝敗は、大きな意味は持たない。
だからといって、負けてシーズンオフを迎えるのはいやだ。

今日勝てば、J2通算200勝になる。
また、勝ち点84になり、試合数の42×2という立派な勝者の勝ち点になる。
やっぱり勝って終わりたい。
勝ってほしいと思って、試合を見守っていたのだった。

町田には、去年今年と、ここのところ3連敗だったから、多少は苦手意識があるのではないかとも考えていた。
いくら新潟が首位で昇格と優勝を決めているからといって、あなどれない相手だった。

試合が始まると、町田が前から積極的に攻めてきた。
新潟は、それに対応してしのいでいたが、危ない場面もあった。

しかし、そこはJ2首位の新潟。
13分、初めて迎えたチャンスで、三戸→伊藤→三戸と渡り、俊足と機敏さを生かした三戸が見事なシュートを決めてみせた。



残念なことに、前半のうちに同点に追いつかれてしまった。
後半は、かなり一方的に新潟が攻めまくった。
町田にもチャンスがなかったわけではないが、新潟はしっかり守っていた。
結局ドキドキしながら見守っていた83分、またしても三戸劇場開演。
交代出場していた鈴木と見事なワンツーから、最後は、キーパーの頭上を越えるループシュートを決めてみせた。

今日のMVPは、やっぱり三戸。



弱冠20歳の若武者と呼ぶには子どものような小柄な身ながら、忍者のような動き。
相手はつかまえられないし、動きは素早く足元の技術も巧みだ。
本間至恩の跡を埋めて、十分すぎる活躍をした今季。
来年は、J1の舞台でもっと大暴れすしてくれるはずだ。
それよりも早く海外へ…なんてことがあっても不思議はないな、と思った。



新潟は、最終戦を、三戸の2ゴールで見事に勝利を飾った。
ただ、三戸だけがすごいのではない。
出場している選手たちすべてが、自分の持ち味を出し、他の選手の持ち味を引き出す。
だから、試合での個々の選手のプレーが見ていて本当に楽しい。
どうやって、得点を挙げるのだろう、といつもワクワクしながら試合を見ることができる。
ああ、そんな試合をしばらく見ることができないのか。
残念だ。

去年は、感染症禍の影響で、シーズンが12月下旬まであったけれど、今季はW杯のために、それよりも2か月も早くシーズンオフを迎える。
きっとチームでまだ練習は続けていくだろうとは思うが、来季を見据えてチーム戦術や個々の技量を高めていってほしいと思う。



今日は、最終戦の勝利の喜びとシーズン終了の残念さがあったことを書くにとどめておこう。
まだいろいろ書きたいことはあるのだけれど、それは後日。

Visca Albirex !!



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クサギの実は、やっぱり美しい | トップ | 最終戦なんだから、何でもか... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アルビレックス新潟」カテゴリの最新記事