ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

天は秋田に味方した ~2022第4節アウェイ・ブラウブリッツ秋田戦~

2022-03-13 17:47:15 | アルビレックス新潟
天は秋田に味方した。

秋田は、第4戦にしてホーム初戦。
それだというのに、気温6℃で時折強い雨も降るし、グラウンドには水が溜まっている、ぐちゃぐちゃな環境。
こんな条件でサッカーはやりたくないだろう、と思うが、チームにとっては、そういうわけではない。
なぜなら、ボールは止まるし、足は滑るし、新潟のような素早いパスを身上とするチームが相手の時には、願ったりかなったりなのだ。
そこで要求されるのは、体力。
もともとボールを奪ったら、前にボールを放り込むサッカー。
足元が濡れていようがいまいが変わらぬ戦術。
新潟と違って、秋田はちっとも困っていなかったのだ。

試合が始まってみると、明らかに新潟は戸惑っていた。
ぐちゃぐちゃな足元に加え、秋田にとっては強い追い風のコンディション。
相手のボールをはね返しても、簡単にまた風を使用して攻め込まれる。
秋田の一方的な時間が続いた。
おまけに開始10分と少しで、イッペイシノズカがけがで途中交代。
いつもボールを支配する新潟が、前半途中まで縦ポンサッカーの秋田にボール支配率で負けていた。
前半の終わりの方になって、ようやく支配率で上回ることができたが、有効なチャンスは少なかった。
前半を終えて、DAZNの集計で、シュート数秋田6本、新潟わずか3本。
コーナーキックは、秋田が8本に対し、新潟は1本。

後半は、風が逆になるし、秋田の攻めに対応できるようになってきていたから、何とかなると思っていた。
案の定、後半は、新潟の方がチャンスは作り始めた。
後半、秋田のシュートはたった1本で、新潟は10本を数えた(DAZN集計)。
ところが、そのたった1本のシュートがゴールに吸い込まれ、決勝点となってしまうのだから、オソロシイ。
DF千葉とGK小島の判断が悪かった。
たった一人で突っ込んでくる相手にかわされてシュートを打たれてしまったのだから。
特に、この3試合、千葉のミスが失点につながっている。

それでも、これまでの試合では先制されても、ドローに追いついてきた。
懸命に攻める新潟だったが、結局、必死にはね返す秋田に屈する結果になってしまった。
秋田1-0新潟。

新潟、開幕4戦勝ちなしの1敗3分けの18位。
明らかにスタートダッシュに失敗だ。

でもね、まだ1敗なのだよ。
まだ4試合しかしていないのだ。
シーズンは長いのだ。

キャンプインと同時に感染症禍に巻き込まれたり、悪天候下の試合が続いたりしているうえに、新潟には運もない。
今日の試合の前半には、ペナルティエリア内で明らかに相手の肘にボールが当たっていたのに、審判に見逃されていた。
J2にはVARは、ない。

だけどね、「禍福は糾える縄の如し」なのだ。
これからいいこともたくさん起こるはず。
今上位にいるチームだって、「楽あれば苦あり」なのだ。
これから、これから。

あと1,2試合うまくいかないこともあるかもしれない。
でも、あせらずにいけば、きっと道は開けると信じて応援していくぞ。

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コメント
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