ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

楽しかったのは天然杉だけでなく、もちろん山野草も!

2012-09-17 22:08:17 | 草木花
天然杉だけ見て満足,
はできない。

40人も集まると、同じような考えの人はいるものだ。
何かというと、「デジカメを持ってきたのは、人を撮るためではなく、野草の花を撮るため」という人。
その人と、野草の名や見かけた花などの情報を交換しながら、天然杉を見るだけでなく、花を探しては撮って歩いた。

秋の野に鮮やかに目立って咲いていたのは、この

ヤマトリカブト。
毒をもつことで有名。
青紫の花が美しかった。

白かったのは、ブラシ状に咲いていた、

サラシナショウマ!
「ショウマ」という名前の子は、最近結構いる。
そのせいか、知っているその名の男の子を想像してニヤニヤしている人もいた。

実では、マイヅルソウに似た実ながら、もっと大きい。

これは、ユキザサの実。

えっ?ツル状に咲いているようなこの星形は、何?

こんな丸いのもあった。

これで花かなあ?
不思議に思っていたら、釣鐘状の花が近くに見つかった。

それでわかった。
ツルニンジンだ!!?
おもしろい!
咲いた後、こんな形になっていくのか。

こんなふうに咲いているのは、

今は、何なのか、わかる。
ツクバネソウだ。

きれいな花を咲かせていただけではなく、

まさにその名の通り、「羽根つき羽子板」の羽根そのもの。
なぜ、「ツクバネソウ」なのかが、この姿を見ると、一瞬で理解できる。

そして、最後に名称不明なものも発見。

ぼやけてしまい、うまく写真が撮れなくて残念。
でも、こんな白い花は、初めて見たのだ。
一緒に花を探していた人も、これは知らないと言う。

楽しかった。
秋の花探し。
800m~900mの高さにある天然杉の遊歩道歩き。
私には、天然杉と合わせ、2倍楽しいものになったのであった。
コメント
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