この時期、あちこち歩いていると、ところどころの家の庭や公園でバラがきれいに咲いている。
バラの花の美しい時期を迎えたのだなあ、と思う。
バラの咲く時期になると、わが家では加茂市の冬鳥越スキーガーデンのバラ園に出かけ、そこのバラを見に行っている。
ここでは、毎年6月と10月に約150種約2600本ものバラが見頃を迎えるということで、いろいろな種類の、様々な色のバラを見られるので、とても楽しい。
ということで、今年も車で70分ほどかけて冬鳥越まで見に行ってきた。
バラは、期待していたよりも咲いている数が少なかった。
まだこれからなのだろうか?
バラと言えば、やはり赤のイメージだろうか。
赤いバラにもいろいろある。
清楚だなあ、と思うのは、やはり白いバラ。
ピンクのバラも多い。
この色は暖かい感じがするなあ。
今回、着目したのは、オレンジ色のバラ。
がんばれよ、アルビレックス新潟!
という祈りを込めて、オレンジ推し。
ほかにも、紫色は上品な気がした。
黄色は、明るくていいなあ。
種類ごとに素敵な名前がついているのだが、今回は、あえて名前を追わなかった。
名前に関係なく、いいものはいい。
平日とあって、年輩のご夫婦や友人同士で来ている人が多くいた。
赤ちゃんと二人だけで、という若いお母さんもいたなあ。
バラを見て歩く通路に、細々とした、私の好きな雑草の花が。
マツバウンラン。
大きなバラが咲くバラ園で、小さくても咲いているよ、と主張しているようだった。
この冬鳥越スキーガーデンには、先日読んだ「新潟県の廃線を歩く」でも紹介されていた、蒲原鉄道を走っていた木造電車「モハ」の車両が展示されている。
立入自由なので、車両内に入ってレトロな列車の雰囲気を楽しんだ。
バラに電車に、ゆっくりじっくり、冬鳥越スキーガーデンにはいい時間が流れている気がしたね。