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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

大雪じゃあ…!

2023-12-22 20:49:47 | 新潟

昨日の午前中は、2℃の気温ながら、積雪ゼロどころか降雪もゼロなので、久々に7kmほど気持ちよく走ってきた。

その後夕方が近づいて、雪が降り始めた。

昨日の夜の天気予報で言っていた。

「新潟は、平野部でも最大60cmの降雪が予想される」と。

まさか、そんなには降るまい。

そう思っていたのだった。

 

ところがどっこい!

降るもんだねえ。

夜の窓に映る雪明りの影にも、しんしんと降り積もるのが見てとれた。

夜中には、雷の音で起こされた。

俗にいう、「雪降らし」の雷であった。

朝起きて見ると、玄関先の風除室の先は、山のような雪が。

30cm物差しを雪に差してみたが、このとおりそれの2倍近くはあろうかという積雪。

なのに、新聞はちゃんと届いていた。

新聞配達の方、こんなに寒く雪の深い中、大変でしたね。

配達ありがとうございました。

長靴をはいても、膝まで埋まる雪の深さ。

さて、ちゃんと積雪量を計ってみよう。

どれどれ。

30cmものさしを2つ重ねた近くまで積もっているということですよ。

積雪55cmと判定。

 

しなりの強いナンテンは、雪をかぶって重くなり、雪の中に倒れていた。

そして、これは、以前にもここでクイズ風に出したことがあったけど、全く何かわからない。

…それは、生ごみ等を入れるコンポストでしたっ!

 

車庫前は、除雪車が通って雪を置いて行った。

だから、完全に車が埋もれて出られないくらいになっていた。

家の玄関までのスペースもすっかり雪で埋まって、通れるのは軒下のわずかな狭いところだけ。

さて、しからば、車庫から車が出られるように、道路から家まで普通に歩いて入れるように除雪しなくてはいけませんな。

ということで、除雪用のスノーダンプを使って、娘と二人で何度も何度も何度も雪を運んで除雪した。

 

車庫前もスッキリ!

疲れてしまったので、家の玄関前は、人が通れるくらいに除雪して、今日はここまで。

 

幸い、除雪中は降雪が大したことがなく、途中から薄日も差したくらいになった。

当地では、夕方になって大雪警報が解除され、大雪注意報に下がった。

だが、冷え込むにつれて、また雪がしんしんと降り始めた。

明日までにまたどのくらい降るのやら…。

昨日まで、積雪ゼロだったのになあ…。

あれ!?
そういえば、この冬は暖冬という予報だったはずだったけど、大雪ってどういうこと…!?

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車で高速を移動しながら、やっぱり秋春制のことを考えていた

2023-12-20 21:25:26 | 新潟

「常春」の埼玉。

隣家では、もうロウバイが咲いていた。

いいなあ。

新潟のわが家では、早くて2月末、普通なら3月に花が咲く。

庭や畑の地面には、びっしりと春に咲く花が葉を出して、陽光を浴びて育ってきていた。

これは、パンジーを小型にしたような花を咲かせる、ビオラ。

春には、足の踏み場もないほど咲いているに違いない。

 

午前中にこんな風景を見た後、午後は新潟に向け、出発。

快晴の青空の下、浅間山、榛名山、赤城山などが、山ひだまでよく見えた。

関越自動車道を、気持ちよいドライブだった。

 

それが、関越トンネルを抜けて、まったく違う風景に変わった。

空はグレーで暗くて雨が降り、道の両側には雪、道の外の風景は白く染められていた。

越後川口SAでは、このくらいの雪が積もっていた。

やがて新潟市に入ると、意外なことに吹雪となった。

新潟市は、県内では雪が少ない地域なのに、今日の運転中で一番ひどく雪が降っていた。

 

…こんなだもんなあ、冬の新潟。

昨日も書いた、サッカーJリーグの秋春制移行決定がうらめしい。

 

なのに、アルビレックス新潟の中野社長のコメントは潔い。

 

Jリーグ理事会におけるシーズン移行決議について

昨日、12月19日(火)に開催されたJリーグ理事会において、「2026‐27シーズンからシーズン移行を実施し、残された課題を継続検討していく」ことが決議されました。本年4月...

アルビレックス新潟 公式サイト|ALBIREX NIIGATA OFFICIAL WEBSITE

 

本日さっそくクラブの社長名で「Jリーグ理事会におけるシーズン移行決議について」というコメントが出されていた。

「シーズン移行をすることが決まりましたが、この決定はJリーグとリーグに所属する60クラブの検討結果に基づいて行われたものです。アルビレックス新潟は、59クラブの意見と議論の結果を尊重して、この決議を受け止めます。

シーズンの移行には、さまざまな厳しさや課題が伴います。また、移行するために解決するべき課題は数多く残されています。当クラブは、ホームタウン新潟の歴史と文化、自然を理解しながら、ご支援いただくすべての皆様と共にそれらと向き合っていきます。」

 

Jリーグで反対の票を投じたのは、新潟の中野社長だけだったのだが、先日行われたサポーターカンファレンスでも、秋春制について、一貫して反対してきたその理由を丁寧に説明していた。

中野幸夫社長は、「この移行をどう良い方向に結び付けるかを、(地域の)皆さんと必死に考えていくことになる」と取材記者に語っていたが、さっそくファン、サポーターに向けてメッセージを出した。

そのことに、どこかの国の首相とは違う「丁寧な説明」で「真摯に向き合う」姿を見た思いがする。

 

雪の風景を見ながら、帰ってきた新潟でやっぱり秋春制が気になっていた。

その新潟、明日以降寒波が襲来し、大雪の恐れがあるとニュースで繰り返されている。

昨年の12月のようなドカ雪にならないといいが…。

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夏の甲子園、東京学館新潟 惜敗

2023-08-09 20:41:22 | 新潟

夏の甲子園。

惜しかったな、新潟県代表、初出場の東京学館新潟。

地元新潟県代表の上、先発したバッテリーの出身中学校が私と同じだったので、なお一層ガンバレと思って応援していたのだけどね。

最終的には、1点差で負けたけど、2死2,3塁で一打逆転サヨナラという場面まで作ったものなあ。

試合前半、3回までで1-5と大差を付けられたときには、大敗を覚悟したのに、よく追い上げた。

そして、県予選を思い出してみると、東京学館は、中越との決勝戦だって、前半で4点くらいリードされても、終盤追い上げてサヨナラ勝ちしたのだった。

あきらめが悪いというか粘り強いというか、そういう戦い方ができるチームなのだ。

そういうチームでないと、この10年間、日本文理と中越の2校しか優勝していない新潟県の代表にはなれなかった。

その2校を接戦の末に破って県代表をつかんだ東京学館らしい戦いを、甲子園でも見ることができた。

この試合も、中盤で2点を取って追い上げ、最後まで試合をわからなくした。

十分によく健闘した、と言える戦いぶりであった。

 

だが、ここのところ、新潟県の高校は、春の選抜大会に出場できていないし、夏の大会も、勝ち進んでいない。

初出場の高校ゆえ、今回の敗戦は仕方ないと見る向きもあるかもしれない。

けれども、今後、東京学館が全国で勝ち進むことを目標にするようなチームを目指すなら、健闘で満足していてはいけないのだ。

今回の経験をもとにして、全国に名がとどろく強豪となってほしい。

選手の中には、負けて涙を流す選手たちもいた。

その姿を、後輩たちも覚えていて、今年のチーム以上に強くなってほしいな。

 

東京学館新潟の選手たちや関係者の皆さん、お疲れさまでした。

胸を張って堂々と帰ってきてください。

 

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年に一度の、新潟でのNPBプロ野球開催

2023-05-09 21:32:32 | 新潟

新潟市には、HARD OFF ECOスタジアム新潟(ハードオフエコスタジアムにいがた)という野球場がある。

県内に誘致できるような立派なスタジアムがないから、県内でプロ野球を見ることができないとよく言われた。

だが、2009年にこのスタジアムができて、もっとNPBの野球を見ることができるようになるだろう、と思っていた。

 

たしかに、できたころは、3試合くらい見ることができたのだが、近年は、毎年1試合だけ。

それも、DeNAに関わる試合だけ。

ちょっと物足りない感じだ。

今年の試合も1試合だけ。

それが、今日のDeNA対巨人の試合。

 

阪神戦ではないし、あまり見に行きたい気持ちにもならず、BS-TBSの中継放送で観戦することにした。

 

試合の先発、DeNAはバウアー。

2020年のMLBで最高のサイ・ヤング賞を受賞した、話題の投手だ。

対するに、巨人は戸郷。

WBCでも日本代表の投手として活躍した、今や巨人のエースだ。

これは面白い投手戦になるぞ、と期待した。

 

最初に打たれたのは、巨人の戸郷。

DeNAの佐野に、先頭打者ホームランを食らった。

さすが、首位を走る絶好調のDeNA打線だ。

今日は何点取るだろう、と大きな期待をもった。

 

ところが、何点も入ったのは、巨人の方だった。

バウアー投手を打ち込み、ホームラン攻勢。

岡本が2回表にソロホームランを放ち、同点に追いつく。

6回表には、大城が2ランを放つと、新人の門脇にも 1号2ランが生まれ、巨人を突き放した。

 

結果、9-2で巨人の勝ち。

戸郷は、完投での勝利だった。

途中でもっと点が入る展開になれば、佐渡から巨人に入って今一軍に帯同している菊地投手の出番もあるのではないかと期待したが、それはなかった。

でも、今でも巨人ファンが多い新潟県。

それだけに、今日の試合は、戸郷の完投やホームランを何本も見られるなど、満足して帰った人も多かったのではないかな?

 

ただね、やっぱりもっと多くのNPBのプロ野球の試合が見られるようであってほしいな、と思うよ。

いつも、サッカーの試合を見に行くとき、この球場のそばを通るのだけど、立派な球場が「休場」になっているようで、もったいないよなあ…。

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別府大分毎日マラソン、新潟県出身の青学大横田俊吾選手の快走に拍手!!!

2023-02-05 20:33:22 | 新潟

先月は、箱根駅伝で岸本大紀選手、都道府県対抗駅伝では女子の小海遥選手、男子の山本唯翔選手が、それぞれ快走を見せてくれた。

新潟県出身選手のロードでの活躍はうれしいと思っていたが、今日の別府大分毎日マラソンでも、またすばらしい走りを見ることができた。

その走りを披露した選手は、青山学院大4年の横田俊吾選手。

別大マラソンでは、順位が日本人選手2位、全体でも4位という好成績だったが、それ以上に素晴らしかったのが、記録。

フルマラソンを、2時間7分47秒でゴールし、学生のマラソンの日本最高記録をたたき出した。

従来の記録が2時間8分12秒であり、それは2003年3月のびわ湖毎日マラソンで中大4年の藤原正和(現中央大監督)が打ち立てたものだった。

この20年間破ることができなかった記録を、横田選手が破ったのだ。

 

横田選手の出身中学校は、五泉市の山王中学校。

丘の上にある中学校だったが、その後旧村松町にあった2校(山王中学校と愛宕中学校)が統合となり、村松桜中学校となっている。

ただ、現在の村松桜中は横田選手が通った山王中の場所ではなく、かつて愛宕中学校があった場所にある。

そこは、私が昨年11月に走ったごせん紅葉マラソンの主会場となった村松公園の隣に位置している。

そんな縁があって、五泉市出身の横田選手に肩入れして応援したい気満々だったのである。

 

横田選手は、1年前の別大マラソンでもフルマラソンを走り、2時間12分41秒で16位。

初マラソンとしては、実に立派な成績だった。

ところが、そんな彼なのに、今年4年生になるまで箱根駅伝を走ったことはなかったのである。

ようやく走った今年の箱根駅伝は、3区を担当し、青学大の3位はキープしたものの、区間8位と目立った成績はおさめられなかった。

 

彼が走っているときの右腕の振りは、卓球のフォアハンドの素振りによく似ているのだ。

それで「よこたっきゅう」と名付けられた特徴のあるフォームの走りは、卓球もRUNも好きな私にとって、とても魅力的なのであった。

その彼が、今日のマラソンでどんな走りを見せてくれるのか、とても楽しみだった。

 

スタートから先頭集団に付けていた横田選手の走りは、とても冷静に見えた。

いつもどおりの特徴的なランニングフォームで、大集団の中でも、無理をせずよい位置を取っているように見えた。

名のある社会人の選手が一人一人脱落していく中でも、彼はちゃんと先頭集団の中位についていた。

30kmでペースメーカーが離れ、先頭の2名の外国人選手が抜け出した時も、決して無理をしないで日本人選手の集団に入って後を追った。

やがて、社会人の日本人選手が3名、彼よりも先にスパートして3位争いを始め先行していったが、冷静にあきらめずに追っていった。

やがて、残りの距離が5kmより少なくなって行った辺りで、3位集団を追い始め、やがて残り1kmあたりで追いついたようだ。

前の3人のうちの1人は抜けなかったが、2人を抜いて、堂々の4位となった。

記録は、2時間7分47秒という立派なもの。

前回大会の優勝記録と同じタイムであった。

かつて、北京マラソンで児玉泰輔選手が、2時間7分35秒が一時期ながらく日本記録だった時があったが、それに近いタイムで走れるなんて、すごいじゃないか。

その快走に、拍手

 

同じ新潟県出身ながら、青学大で同級生だった岸本大紀選手の後塵を拝してきたように思えた横田俊吾選手だったが、4年生の最後のレースで見事な走りを披露した。

大学を卒業後、岸本選手はGMOインターネットで、横田選手はJR東日本で、それぞれ競技を続けると聞いている。

2人とも、駅伝やマラソンでこのような活躍を見せてきた。

競い合って、これからのさらなる活躍をしてくれることだろう。

新潟県人として、それが楽しみでしようがない。

 

横田選手、大学生としてのマラソン、歴代最高記録、本当におめでとうございます

今後も、大活躍を期待しています!!

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冬、ぎんがをかけて遊んだものだった

2023-01-28 20:52:50 | 新潟

ぎんがをかける。

 

こんなことを言うと、なんだかスペースオペラみたいだね。

漢字を入れると、

「銀河を翔ける」みたいで、なんだかすごくかっこいい感じがする。

 

でも、この「ぎんがをかける」という言葉は、私にとって子どものころの懐かしい冬の遊び方のことなのだ。

小学校の頃、雪が降ると、雪国独特の遊び方があった。

雪玉を固めてぶつけ合って硬さを競う遊び「ダマ」のことは、以前ここに書いたことがあった。

 

 

昔、冬の雪遊び「ダマ」 - ON  MY  WAY

すっかりの雪景色となって2週間近くになる。会う人会う人との話は、天候の話が多いものだが、新潟だとどうしても雪の話になる。昨日も、職場に年輩の方の来客があり、そんな...

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(おお、書いてからもう7年も前になるのか…!)

 

その遊びは、勝ち負けを競うからもっぱら男子の遊びだった。

 

では、女子が楽しんでいた冬の遊びは、というと、その1つが「ぎんが」だったのだ。

 

「銀河」は、夏の夜に空にかかっていたものだった。

では、ここでいう「ぎんが」はというと、冬の地面に関係する。

雪が固まった地面はつるつる滑る。

陽射しを反射してぴかぴか光ったりもする。

その、雪が地面で固くなって滑りやすくなっている状態のことを「ぎんが」と言うのだ。

そして、雪面をつるつる滑る状態にすることを、「ぎんがをかける」と言ったのだ。

 

今日の午前中のように気温が低くて粉雪のような雪が積もって晴れた日は、ぎんがを作って遊ぶのにとても適した日だった。

「休み時間に、ぎんがかけて遊ぼで(遊ぼう)!」

子どもの間では、そんな声がよく上がったものだった。

 

滑りやすくするために使う靴は、校内履きの運動靴だった。

あの当時の校内履きの運動靴は、靴裏の模様も深くなく、それで雪を固め靴裏に力を入れてゴシゴシこすると、雪面が固くなりつるつるになるのだった。

これが長靴だと、靴裏が雪で滑らないように加工してあるので、つるつるの地面は作れなかったのだ。

ぎんがをかけた後は、その上をみんなでキャアキャア言いながら滑って遊ぶのだ。

女子にとっては、男子みたいに雪玉を作って割り合うようなことよりも、みんなでつるつるに滑る道を作って、一気に滑って遊ぶことが楽しいことだったようだ。

 

時々、男子もぎんがをかけて遊んでいた。

ただ、ワルの奴は、いたずらに使っていた。

作った後にほかの奴を呼んで、気付かれないようにしながら、ぎんがの上を通らせ、滑って転ぶのを見て喜ぶのである。

私も、ひっかかったことがある。(くそ~!)

ひっくり返って転ぶと、転んだ下は固められたぎんがゆえ、固い地面と変わらない。

とても痛い目にあったのであった。(>_<)

子ども時代の「ぎんが」。

今日午前の晴れ間に、道路の雪がカチカチになって滑りやすくなっていたから思い出した。

今の子どもたちには見ない、懐かしき冬の遊びであった。

 

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都道府県対抗男子駅伝、゛山の妖精”山本唯翔選手の活躍で、新潟県チーム、23位に食い込む

2023-01-22 21:46:30 | 新潟

今日の日中楽しみにしていたのは、全国都道府県対抗男子駅伝。

女子の都道府県対抗駅伝は京都で行われるが、男子は広島での開催。

3年ぶりの開催となったが、新潟県チームがどれだけやれるかに注目していた。

 

女子は、1区で第一生命の小海遥選手が区間賞をとる活躍を見せ、最終的に28位と、目標だった20位台を達成した。

では、男子の目標や期待する選手は?

2日前の新潟日報には、「20位台前半を狙う」と本県の目標が出ていた。

 

 

期待は、本来は青学大の岸本選手だったのだが、残念なことにけがで欠場になってしまったとのこと。

それでも、あの箱根駅伝で5区を走り、区間新で区間賞を獲得した城西大の山本唯翔選手が走ると聞き、そこに期待することにした。

 

新潟県チームは、1区の高校生が意欲を見せてくらいついていこうとしていたが、41位となって出遅れてしまった。

しかし、2区の中学2年生小海楽空選手が区間25位と健闘し、順位を4つ上げ37位。

3区、社会人・日立物流の横山徹選手は、区間18位と好走。

さらに順位を4つ上げて、33位でたすきをつないでいった。

4区の高校生で36位、5区の高校生で35位と、少々停滞した。

 

だが、6区の中学3年生安達駿選手がよかった。

区間8位の好タイムで、順位を32位と3つ上げて、7区最終走者の山本唯翔選手にタスキを渡した。

 

これなら、20位台前半は無理でも、20位台には上がれるかもしれない、と期待を抱いた。

はたして、山本選手は、その期待に応えられるか!?

そう思って、通過順位の速報を見ていた。

13kmの区間で、5.2㎞地点では3人を抜いて29位に上がっていた。

そして、9㎞地点では、さらに2人を抜いて27位になっていた。

おお、すごい。

23位の選手とは24秒も差があるから、そこまでは難しいが、24位の選手なら2秒差しかない。

これなら、47都道府県の真ん中の24位に行けるかもしれない。

そう思いワクワクしてテレビを見ながら、新潟県チームのゴールを待った。

来た。ゼッケン16番、新潟県のナンバーだ。

山本選手が、前の選手を追いかけてスピードを上げて勢いよくゴール。

山本選手は、前の選手を抜けなかったことで非常に悔しそうな表情をしていた。

だが、新潟県チームの順位は、23位。

おおすばらしい。

半分より1つ上の23位だ。

ということは、チームの目標達成ではないか!

やったね!!

 

なお、山本唯翔選手の記録は、一気に9人を抜いて、区間4位タイの37分42秒という立派なものだった。

さすが、“山の妖精”だ。

この愛称について、箱根駅伝後、城西大の櫛部監督は、「白い帽子をかぶって、木々の中をすいすい走る山本選手の姿が妖精みたいだ」というところから来たと明かしていた。

「キャラ的にも山本はそういうキャラ。本人も神なんて恐れ多いという謙虚なタイプなので、『じゃあ妖精でいいんじゃないか』」

とその命名について秘話を打ち明けていたのだそうだ。

“山の妖精”山本選手は、平地でも強いというところを見せた。

 

都道府県対抗駅伝で、女子は小海遥選手、男子は山本唯翔選手が、将来性を感じる活躍を見せてくれたことは、頼もしい。

新潟県人として、うれしいことだった。

これからのさらなる活躍を楽しみにしたいなあ。

 

あともう一つうれしかったのは、長野のアンカーが立教大の監督を務める上野裕一郎選手だったこと。

高校生たちが作ったリードをきちんと守って、区間12位のクレバーな走りで、優勝のゴールテープを切った。

さすが現役選手兼監督。

立派な存在感を見せてくれたよ。

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都道府県対抗女子駅伝、新潟県チーム、小海遥選手の快走に心躍る!

2023-01-15 20:27:36 | 新潟
今日は、第41回全国都道府県対抗女子駅伝が行われた。
テレビで、その放送を見ながら、当然のごとく新潟県チームを応援した。
2日前の地元紙新潟日報には、こんな記事が載っていた。



「本県、20位台狙う」…かあ。
もうちょっと、景気のいい順位を言えないのかと思ったが、過去5年間を調べてみると、
2022年 42位
2021年 開催中止
2020年 36位
2019年 37位
2018年 27位
…なるほど、景気のいいことは言えない順位。
これでは2018年以来の20位台を狙う、というのもうなずける。

だから、過度な期待はしないで応援することにした。

新潟は、後列からのスタートで、開始当初は40位ぐらいの位置にいた。
ところが、するするすると、次第に中位にそして上位にとその位置を上げてきた。

この新潟の選手、なかなかやるじゃないか、と思って見ていたら、第一生命グループの小海遥(こかい・はるか)という選手だとのこと。
先ほどの新聞記事だと、
「昨年11月の全日本実業団対抗女子駅伝で、エースが集う3区で区間4位と好走した実力者」
だということだ。
そうか、がんばってほしいな。
と思いつつレース展開を見守った。

その小海選手は、さらに前に進み、上位4チームに混じった。
そこから1チーム遅れていったが、小海選手は首位グループ4選手の中に入ったままだ。
すごい、やるじゃん、小海選手。

がんばってついて行け!
…と思っていたら、なんと残り1㎞になってスパート。
それを仕掛けたのは、小海選手だった。
仕掛けが早過ぎるのでは、と思ったが、小海選手はそのまま1位で2区のランナーにタスキを渡した。



記録は、1区6km19分06秒。
2位に10秒の差をつけての区間賞は、実に立派。
新潟県のチームが1区で区間賞をとるのは、41回目にして初めてのことだった。
すばらしい快挙を成し遂げた小海選手だった。

小海選手の快走があって、新潟は最終的に28位。
その後の選手たちも粘って、最終区にタスキを渡した時点では18位だったとはいえ、最後には狙っていた20位台をつかむことができた。
駅伝は、出だしが大事なのだが、それを裏付ける今回の結果だった。

ヒロインの小海遥選手について知りたくなって、ちょっと調べてみたら、今19歳なのだが、2年前に仙台育英高校を卒業している。
そして、その仙台育英では、2年時に1区を走り見事に区間賞を獲得していたのである。
仙台育英が勝ったのは知っていても、まさか彼女が新潟県出身の選手だとは思わなかった。

彼女は、新潟県の妙高市立新井中学校卒で、中学校時代にも2年続けて都道府県対抗女子駅伝に出場していた。
2年生時に区間17位で、3年生時には区間6位。
なかなかの成績を残していたのだった。

そして、社会人となってからも順調に力を伸ばしている。
18歳のプリンセス駅伝で1区を走り区間2位。
クイーンズ駅伝では、4区の区間15位。
19歳の今季、プリンセス駅伝で3区区間賞。
クイーンズ駅伝では、3区4位となり、第一生命チームの8位入賞に大きな貢献をしていたのであった。

そして、今日の活躍。
試合後には、
「最初の入りのペースから少し早いと感じていたので、足が動いたら先頭に着いていこうと思って走りました」
「区間賞を目標とはしていませんでした」
「新潟の中学生、高校生に上のほうの順位でレースを走ってもらいたい気持ちがありました。上位で持ってこれたのでうれしかったです」
と、笑顔を浮かべてコメントしていた。

箱根駅伝では、城西大の山本選手や青山学院大の岸本選手など新潟県人選手が活躍して非常にうれしかった。
そして、県人の女子選手は最近パッとしないと思っていたが、今日の小海遥選手の活躍で、明るい希望の灯が見えた気がした。

今月まもなく20歳の誕生日を迎える小海選手のこれからの活躍が、とても楽しみだ。
新潟県のためにありがとう、小海選手。
そして、これからのますますの活躍を期待しています!!

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開志国際高校、ウインターカップ初優勝!2つのリベンジ果たす

2022-12-29 18:21:19 | 新潟
ついにやった!
高校バスケ・ウインターカップ、開志国際初優勝! 

インターハイで敗れた、福岡第一とのリベンジマッチ。
対戦相手の福岡第一は、ここまでインターハイを制し、新設されたU-18トップリーグも制していたから、このウインターカップに3冠をかけていた。
時には接戦もあったが、ここまで順調に決勝まで勝ち上がってきたチーム。
準決勝で藤枝明誠と2点差の大接戦を演じた開志国際には、きつい連戦。
夏の雪辱に燃えるといえども、簡単にはいかずに返り討ちにあうのではないかと懸念した。

試合が始まると、出足はよかった開志国際だが、福岡第一の3ポイントがよく決まり、逆転されたまま第1クォーターを22-27で終えた。

だが、第2クォーターで、昨日の試合で不振だった平良選手が4本も3ポイントシュートを決めて逆転すると、開志が波に乗ってきた。



守りがよく、福岡ゴールでのリバウンドをよく奪い続けると、相手はさらに焦ってきたようだった。



途中から福岡は守備のやり方を変えて、オールコートで開志にプレッシャーを与えようとした。
しかし、それも、いくらか効果はあったが限定的。
インターハイのときとは違って、開志国際はあわてなかった。
相手のファウルを誘って、5ファウルからのシュートで着実に加点していった。



結果的に、その後は相手のペースにはまらず、あぶなげなく試合を進めた開志国際は、88-71で、初優勝を決めた。
開志国際は、見事に夏のリベンジを果たし、福岡第一の3冠を阻止した。

2年前は、悔しい出来事があった。
3回戦は、その年に優勝した仙台大明成との試合を行うはずだったのに、無理やり棄権を強いられた。
その年の1回戦で対戦した相手チームの関係者からCOVID-19感染症の陽性反応者が出たからだ。
今後の感染している可能性があるからと、試合を辞退するように促されたのだ。
優勝するくらいの実力があったのにと、本当に無念だったはずだ。

2回戦で、仙台大明成を破り、決勝で福岡第一に勝利した。
リベンジを2つ果たしたことになる。

中心となって活躍した介川主将も、「楽しかった」と、うれしそうだった。



わが家娘や息子がまだ中学生だった時、その中学校に、現在開志国際高校のバスケット部を指導する富樫ヘッドコーチが、勤めていた。
そんなこともあり、テレビに向かって、娘は「トガシ」と呼び捨てにして、今日の試合を応援していた。
全国中学校大会でチームを優勝させ、高校バスケでも開志国際でインターハイ、そしてウインターカップと優勝を果たした。
すごい指導力だ。



新潟駅では開志国際の優勝を載せた新潟日報の号外が配られていたと言って、息子が1部もらってきた。
新潟県勢のウインターカップ優勝は、初めてだった。
5年連続5回目の出場で初優勝を飾った、開志国際、そして富樫監督、本当におめでとうございます!





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バスケ・ウインターカップ2022男子、新潟県代表開志国際決勝へ勝ち進む

2022-12-28 20:36:23 | 新潟
手に汗にぎった。
開志国際、よく競り勝った。
高校バスケットボールウインターカップ2022。

男子準決勝の試合の一つは、新潟県第1代表の開志国際高校と静岡県代表の藤枝明誠高校の対戦だった。
静岡県というと、サッカーや野球が強いイメージがあるが、どっこい高校バスケの藤枝明誠も強い。
夏のインターハイでは、準決勝で、優勝した福岡第一高校に78-84の接戦で敗れていたチームである。
そして、今大会でも勝ち進み、準々決勝ではやはり優勝候補の福岡大大濠高校を78-64で勝ち上がってきた。

そんな勢いのある藤枝明誠相手に、われらが新潟県第1代表の開志国際がどんな戦いを見せるか、注目の一戦だった。

さて、試合開始から、藤枝明誠は3ポイントシュートが好調。
要所で3ポイントが決まり、第1クォーターは、21-15と開志国際から6点リードを奪って終わった。
だが、このままずるすると負けるわけはないだろうと思って、パソコン画面のライブ中継に目を凝らした。

ところが、試合は藤枝明誠のリードで進んだ。
開志が迫ると、藤枝が引き離すという展開が続いた。
第2クォーターは、藤枝5点リードの35-30で、試合の折り返しとなった。

だが、このまま負けるような開志国際ではない。
第3クォーターでは、5ファウルに乗じて得点チャンスを生み、開志が逆転に成功した。
59-54と、逆に5点差をつけて、最終第4クォーターに入った。
さすが開志国際、底力が違う、と判官びいきの私は思ったのであった。

ところが、さすが藤枝明誠、このまま引き下がりはしない。
なんと、藤枝は71-69と逆転すると、その直後には3ポイントシュートを決め、逆に5点差をつけた。
開志国際がそこでタイムアウトを取って再開すると、3ポイントを入れ返し、2点差とした。
この後は、試合終了残り2分1秒に、開志が2点のリードを奪うことに成功した。
だが、藤枝明誠も食い下がる。
2本のフリースローで同点に追いつく。
本当に白熱した試合となった。

しかし、最後に、開志のキャプテン介川が、シュートを決めて勝ち越した。
残り時間は、5秒。
とはいえ、この試合好調な藤枝の3ポイントシュートが決まれば、絶望の逆転負けだ。

夏のインターハイでは、開志は、リードして優勝まであと5秒というところで3点シュートを決められて福岡第一高校に優勝をさらわれたという苦い思い出があった。

はたして、守り切れるか。
相手にシュートを打たせるな。
必死の守りが、最後の相手シュートを3点シュートではなく、2点シュートにさせた。
そして、そのボールは、リングに弾かれて外れた。

78-76。
よく勝ち切ったぞ、開志国際。

インターハイでは、優勝・準優勝各1回の戦歴があるが、ウインターカップで決勝に進むのは、初めてだ。
明日の決勝では、インターハイの決勝で敗れた福岡第一高校と対戦する。
夏の大会のリベンジマッチとなる。
福岡第一は、準々決勝で新潟県第2代表の帝京長岡高校に勝っている。
去年の冬の帝京長岡、今夏の開志国際と、新潟県代表のチームは、決勝まで進むがいずれも接戦で敗れている。
今大会こそ、新潟県代表の開志国際に優勝してほしいと願う。

行け、開志国際!!
勝利に向かって!!!
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