癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

猫の捕獲

2008年02月14日 | Weblog
バレンタインデーですか?
この習慣いつまで続くんでしょうかね?すっかり定着しました。
おじさんには関係ないのですが、かろうじてカミサンからはもらえました。
生チョコで切って食べるみたいです。

今日は札幌近郊が大荒れだったようです。札幌は風が強かったものの雪はほとんど降りませんでした。
来週はいよいよ町内の排雪です。毎年僕はお休みを頂いて出動しています。
これが終わらないと春が来ない気がします。

先日、飼い主のいない猫のアンケートを実施し、猫の被害の実態を調査しましたが、動物管理センターにお聞きしたところ、避妊目的であれば「捕獲」は問題ないそうです。
ただし、捕獲器は貸し出ししないそうですから、何とか自力で用意するしかありません。猫を捕獲したら、協力してくれる動物病院があるのでそこで避妊する予定です。動物管理センターの方によれば、札幌には飼い主のいない猫を避妊して管理してる「団体」はNPOも含めてないそうです。
僕は町内で「猫問題対策委員会」を立ち上げて地域に貢献しようかと企画しています。
アンケートは実施したので次は町内の「コンセンサス」作りです。そののち捕獲し、避妊、餌の管理と清掃できちんと猫を管理して天寿を全うさせれればいいかなと・・・
でも猫を捕まえるのは難しいんだろうなあ。

それにしても、何で猫に興味もったかなあ・・・

イベント3

2008年02月13日 | アニマルセラピー
今夜から明日にかけて道内大荒れのようです。
また、早朝から雪かきです。
まだ、こういう季節が1ヶ月は続くんだなあ。

でも最近、体重がお正月から比べて4kg減りました。
体が楽ですし、何となく前向きになった気がします。
年内にさらに3kg減らしたいですね。

イベントでは他の団体のお力も借りました。
警察犬協会もそうです。内のNPOの会員でも警察犬の方をやっている方も少なからず多いようです。匂い判別や例の腕に噛み付いて「犯人」を逃がさないというデモはやっぱり人気です。


それと、レスキュー犬のデモもよかったです。
犬が見ていない場面で大きな箱に入り、犬が「人気」のある箱を見つけるというものです。実際の訓練では雪山を作ったり、板で瓦礫を模して行うのですが、なるほどこういう方法もあるものだと感心しました。
レスキュー犬は当団体で行っている活動です。

その他、動物関係の専門学校や愛犬団体、協賛企業等様々な団体の協力により、大変盛り上がったイベントになりました。近年動物関係でこれだけ盛り上がったイベントはなかったのでは?と自画自賛したくなります。

次なる仕事は3月末のセラピー犬の適性検査です。

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イベント2

2008年02月12日 | アニマルセラピー
昨日夕方のニュースに僕の模擬適性検査の様子も写されたのでが、見ている人はみているようで、職場でも「見たよ」と声を掛けてくれる人もいました。有難いことです。

イベントを通じて感じたことは、開催する側も思ってもいない状況が起きるということです。
例えば、適性検査の体験はそんなに人は来ないだろうと思い込んでいたのに、実際は殺到しました。
また、家族連れが圧倒的に多いかと考えていましたが、若いカップルも意外と多かったですね。
それと、会場内で同じ犬種同士の「オフ会」状態が見られました。これは副産物としてよかったです。

なんと言ってもこんなに来場者が多いとは考えていませんでした。
ですので、パンフレットも500枚用意すれば十分だと思ってましたが、午前中にはそこをつき、予備の別のものを配布したくらいです。

会のお手伝い100名も驚きました。
すべてがボランティアですから、お手伝いもこんなにくるとは想像してませんでした。

本格的に準備を始めたのはもう12月に入ってからです。
実質2ヶ月くらいで準備したのですが、その割にはよくできたイベントであったと自画自賛しています。
今回のイベントで会の活動の普及に貢献できましたし、入会者が増えることを期待してまた活動して行きたいですね。

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イベント1

2008年02月11日 | アニマルセラピー
開催大成功でしたー!
開会と同時にお客さんがなだれ込んできた感じです。
最終的に1000名以上だったようです。
午後2時で終了ですから、4時間でも入場者としては大満足です。
TVの取材も来ていましたし、高校の放送部も取材していました。

メーンのイベントもうまく行きました。
ただ、模擬適性検査はそんなに希望者がいないと考えていたのでのんびり構えていたら、入場とともに希望者が殺到し、一瞬で定員以上になりました。
こんなことならもっと参加できるよう組めば良かったのですが、嬉しい想定外でした。受けれなかった皆さんごめんなさい。その分本物の検査を受けてください。


ファッションショーも盛り上がってましたね。
総勢で30組近くでたようです。
皆さん凝った服装で大盛り上がりでした。

セラピー犬との触れ合いコーナーも地味な企画でしたが、お子さんも喜んでくれてとてもよかったですね。


無料カフェコーナーもなんとか最後まで切らすことなく提供できたようですし、バザーもかなりの売り上げがでたようでした。

ちなみに、模擬適性検査を担当させていただきましたが、HTBテレビのニュースに私の解説している姿が写っていました。満足!

イベントについては何回かに分けて書かせていただきます。
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ホスピス

2008年02月10日 | アニマルセラピー
いよいよ明日はイベントです。
天気も悪くなさそうですし、楽しみです。
お手伝いだけで総勢100名以上の大?イベントです。

そんな中、本来の仕事である活動をしてきました。
本日はH病院でホスピスの全国的にも先駆け的にターミナルケアに取り組んできた病院です。
実は僕は病院の方とお話するために訪れたことは数回あるのですが、活動に参加するのは初めてでした。

注意事項はただ一つ。「またね!」は言わないこと。

活動は「個室」訪問組と「会場組」に別れて活動です。
最初、許可をとって個室訪問に同行させていただきました。
病室の方はまだ僕とそうは変わらない男性でした。点滴を受けてベットで上半身を起こした状態でした。
ご家族か親類の方か分かりませんが、付き添いで寝泊りしているようです。
抱っこしたいようでしたが、点滴の管が邪魔でなかなかうまく行きませんが、軽くスキンシップはできました。声にはまだ力があり何かホットした気分です。しきりにかわいいとか眠いのかい?と話しかけ笑顔を絶やしませんでした。

次に会場に行くとそこは患者さんで一杯でした。
全部で52名の参加だったそうです。
今回の参加犬は5頭でしたからとても足りない状態でしたが、笑い声が聞こえ大変いい活動でした。
体はしんどいのですが、笑顔がでることに感動を覚えました。
おばあちゃんとそのお子さん、お孫さんが並んで犬を中心に笑顔で談笑したことは一生の思い出になるはずです。

また、犬に会えるよう頑張りたいと1月後の再開に意欲を持たれる方がいるそうです。

もともとはホスピス団体に講演を頼まれたので、ホスピスの活動をもう少し知る目的で参加したのですが、大変いい経験をさせていただきました。
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題名には注意ですね

2008年02月09日 | Weblog
昨日のブログの題は「肛門」でしたが、なぜかアクセス数が異様に多かったです。
まさか変な趣味の方々のキーワードでヒットしたのでは?
題名には配慮が必要ですね。少し品格に欠けたというか。

それにしても、家の犬はやはり「ウ○チ」だすのに苦労しているようです。病気の方はかなり良くなったのですが。
それで、散歩の前に少し「浣腸」をしておきましたところ、出るは出るは
・・・。こっちまですっきりしました。

(写真は先日大学付属動物病院に行ったときいた馬です)

イベントまで僅か。今日は皆さんで試供品の袋詰めをしてきました。
とりあえず500袋作りましたが、足りなくても対応できるように予備も用意しています。
バザー用品も相当数集まっているようです。一部は僕も運ぶことにしました。

何せ、スタッフだけで100名を超えるイベントは経験したことがありません。

僕は「模擬適性検査」を担当していますが、セラピー犬の検査がどんなのものなのかを知ってもらう企画です。当初説明役の方が別にいたのですが、不幸があって急遽僕が説明を担当することに・・・
しゃべるのは余り得意ではないのですが、何とかやるしかないでしょう。

明日はホスピスの活動に参加させていただきます。

肛門

2008年02月08日 | 動物医療
いよいよ、連休最終日は「イベント」ですが、明日は試供品の袋詰め作業を行います。500個は用意する予定なので結構大変そうです。
11日は8時30分集合で10時の会場に向けて大忙し。翌日の仕事が大変そう・・・

先日、家のワンコが排便できなくなりました。
肛門嚢の炎症と思い抗生剤等で投薬して何とか快方に向かっていると思っていたのですが、その日は肛門が突出していました。触ると痛がるし、これはもう病院に行って処置してもらうしかないと判断し、最近開業した元先輩同僚の病院に電話して向かいました。
外まで出迎えてくれて、招き入れてくれましたが何となく照れくさい。元先輩同僚ですから。

すぐに、肛門に表面麻酔をかけて、浣腸して直腸にあった「ウ○チ」を掻き出しましたが、出血してました。肛門嚢の部分は赤く腫れあがってましたが、破裂はしていないようです。しかし、まだ、肛門嚢に液が溜まっていて炎症を起している状態です。これを出してくれて、嚢内を洗浄し、直腸内も洗浄しました。

処置が終わり、抗生剤の全身投与をする頃には腫れもかなり改善していました。
K先生曰く、「この子の肛門嚢の開口部はやや内側に向いていて、通常の絞り方だと不十分」とか。なるほど、診るとそのように見えます。
面目なし。カミサンも同行したので、冷たい視線で見られました。

それにしても、K先生はいままで全く小動物とは縁のない世界で仕事していたのに、スムーズで的確な診断と処置をされた。
適性が元々あったのかもしれませんが、驚きました。全くの別人に見えました。

曰く、「場数を踏んで、真剣にやればできるよ」。
見直しました!

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同期会 2

2008年02月08日 | Weblog
雪祭りも開催しましたが、今朝も寒いです。でも、中間点は過ぎたかな?

同期会が終わってから、すぐに出張したので更新が滞りました。
根室方面に行ってましたが、やはり向こうは雪が少なかったですね。
でも、陽の光はなぜか春のようでした。なんとなく、うっすら春を感じました。

2月3日に同期会の親睦会を開催し、翌日は母校で茶話会と学内見学をいたしました。
大学は丁度「入試」で恩師の多くは入試で東京等の別会場に出張中でお会いできず、残念でした。
学内見学では昔学んだ、獣医学科1号館の講堂を見ましたが(写真)、懐かしい・・・。僕はいつも悪友と中段よりやや後方にいたんだよなあ。
また、数年前に建築した大学付属病院を見学したのですが、その設備の良さに驚きでした。二次診療が中心ということになるのでしょうが、CTはもちろん、MRIもあります。脳手術も行っているとか。
後輩がてきぱきと設備等について説明してくれましたが、その子も4月にはアメリカの某有名大学に留学とか。これが特に珍しいことではないようです。僕らの時代との差を感じました。こりゃお金がかかる。我が同期生の師弟も今回の入試で合格者がでるのでしょうけど。
大動物の施設も見させていただきましたが、ここも以前の施設から考えると格段の進歩でした。

いづれにせよ、僕らの時代とはちがうなあ・・・・
でも本当に楽しかったです。
次は5年後か。

同期会 1

2008年02月04日 | Weblog
4、5日と大学の同期会を開催しました。
幹事でしたが、今回は本州の雪でやや遅れて来た人もいました。
羽田で5cmも降雪したら、もう大変でしょう。
それでも何とか最小限の影響で済んだようです。

お世話になった先生、親しい友人など50名以上の参加でした。家族で来られたり、病院の職員旅行を兼ねてきている一行もありました。
まあ、どこでもそうなのでしょうが、やはりしばらく会っていなくてもすぐに昔に戻るところがいいですね。正直お互い年を重ね、一瞬誰だか分からないこともあるのですが・・・

大学の先生も相当昔に卒業した僕らですが暖かく迎えていただき大変嬉しかったです。でも僕らが習った先生も現役でいられる方はもう僅かです。

遅くまでいろいろなことが話しできて良かったのですが、さすがに言うことが若い時代と比べると「悟り」みたいなものがあります。
それでもまだみんなバリバリ世代に見えて、こちらも元気をもらいました!

でも、やっぱり幹事は疲れる!気を使うし。
皆に言われました、「○○君(僕のこと)性格変わったんでない?」と。うう、そうかも・・・
司会でめちゃくちゃ乗ってましたから。

ペットのPET

2008年02月02日 | 動物医療
何だか、週末が忙しい。

今日は夕方からNPO北海道ボランティアドッグの会で開催する「イベント」の打ち合わせ会があ

ります。

そんでもって、明日は大学の同窓会です。全国から札幌に集まるのですが、いつも

ながらの「幹事」です。まあ、腰が軽くて、忙しくもないので適任ということで。

僕も嫌いじゃないのかなあ、幹事・・・・・

さらに、来週末はいよいよイベントですから週末はすべて準備に費やされます。

何とか乗り切らなければ


今日の夕刊にペットの「PET」(ポジトロンCT(陽電子放出断層撮影、

Positron Emission Tomographyの頭文字をとってPETと略します)が容認されるそ

うです。

なんか、しゃれみたいですけど。相当高価な機械ですから、料金も1回10万円程

度かかるそうです。

認可されれば、大学病院を中心に一斉に導入されるでしょう。PETに使われるの

は放射性同位元素なので使用には獣医界が慎重だったのですが、人間と同様の医療

を求める声に応えた形でしょうね。

それにしても人間でも受けたことあるのはそうはませんよね。

動物医療はどこまでいくのか?


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