癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

ホスピス

2008年02月10日 | アニマルセラピー
いよいよ明日はイベントです。
天気も悪くなさそうですし、楽しみです。
お手伝いだけで総勢100名以上の大?イベントです。

そんな中、本来の仕事である活動をしてきました。
本日はH病院でホスピスの全国的にも先駆け的にターミナルケアに取り組んできた病院です。
実は僕は病院の方とお話するために訪れたことは数回あるのですが、活動に参加するのは初めてでした。

注意事項はただ一つ。「またね!」は言わないこと。

活動は「個室」訪問組と「会場組」に別れて活動です。
最初、許可をとって個室訪問に同行させていただきました。
病室の方はまだ僕とそうは変わらない男性でした。点滴を受けてベットで上半身を起こした状態でした。
ご家族か親類の方か分かりませんが、付き添いで寝泊りしているようです。
抱っこしたいようでしたが、点滴の管が邪魔でなかなかうまく行きませんが、軽くスキンシップはできました。声にはまだ力があり何かホットした気分です。しきりにかわいいとか眠いのかい?と話しかけ笑顔を絶やしませんでした。

次に会場に行くとそこは患者さんで一杯でした。
全部で52名の参加だったそうです。
今回の参加犬は5頭でしたからとても足りない状態でしたが、笑い声が聞こえ大変いい活動でした。
体はしんどいのですが、笑顔がでることに感動を覚えました。
おばあちゃんとそのお子さん、お孫さんが並んで犬を中心に笑顔で談笑したことは一生の思い出になるはずです。

また、犬に会えるよう頑張りたいと1月後の再開に意欲を持たれる方がいるそうです。

もともとはホスピス団体に講演を頼まれたので、ホスピスの活動をもう少し知る目的で参加したのですが、大変いい経験をさせていただきました。
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