癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

ホームドクター

2008年07月20日 | 動物医療
写真のとおり元気になりました。
3週間前の状態を考えるとホントに良かったです。

それにしても、病気の判断は難しいものがあります。
家の犬も尿石症の直前に脱毛がひどく、コレステロールが高いので内分泌系の病気ではないのかと思ったことがあります。

いつも接している動物(犬)の変化について、その変化が徐々にであるとき、思わぬ落とし穴があるのかもしれません。

病気のサインを見逃しやすいのです。
動物がなんとなく以前に比べておとなしくなったり、年齢相応に落ち着いてきたりした場合は見極めが難しいものです。

決定的症状がでて初めて病気に気づくのです。
家の犬がそうでした。
何となく、おしっこの「勢い」がなくなってきたのを「年のせい」にしていたのかもしれません。

「疑わしきは疑う」姿勢でないとだめなのでしょうね。
何となく変なだけでは動物病院には行きにくのかもしれませんが、そのためにはやはり何でも聞ける「ホームドクター」の必要性を痛感しました。

家の家族は僕という「ホームドクター」を信用してませんが・・・