癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

講座概要

2008年07月04日 | アニマルセラピー
今日も大変暖かい日でした。
札幌市内は警察官で溢れています。
しかも、北海道警察だけでなく、鳥取県や長野県、群馬県警のかたも警備にあたっています。ヘリコプターも始終飛んでます。
サミットが近いことを肌で感じます。

ワンコの経過はいいようです。
出血も大分納まりましたし、尿も「ろう」からちゃんと出ていますし、ごく僅かですが本来の場所からもでているように思います。
尿道ろう造成術は術後の「感染予防」と「疼痛管理」がポイントですね。

先日(5月17日)の「市民と共に創るホスピスケアの会さん」の講演を短くまとめよ、と当会の事務局から指示がありましたので、30分くらいで書きました。
今日はそれをご紹介して終わります(手抜きですね)。

市民と共に創るホスピスケアの会」での講演
                     T.S
 札幌市で活動しているNPO法人「市民と共に創るホスピスケアの会」から依頼を受けて、月に1回程度開催されている講座を担当させていだきました。
 平成20年5月16日に第176回講座としてカデル2・7でセラピー犬4頭(Iさん、Nさん、Oさん、Oさん)も参加して「アニマルセラピーの目指すもの」として実施しました。
 セラピー犬(リトモ ハピー、ヌーピー、ムーン)を紹介してから、アニマルセラピーの概要や効果、それとホスピスケアに与える影響について東札幌病院の活動を例に述べさせていただきました。
 犬が人間を自然に回帰させる一助になり、そのことが人間が癒される起因の一つであることや、アニマルセラピーは犬と人間の関係でなく、犬を通じて人との繋がりを目指すべきであると述べました。
 また、ホスピスを終末医療の場ばかりでなく、「生きる場所」として位置づけ、そのための一助として「アニマルセラピー」は有効であると説明しました。
 講演に続いて、犬連れで参加した当会の4名の方から、活動を通じて感じたことや体験したことを語ってもらい、参加者の共感を得ることができました。
 参加者は有料に拘わらず約60名の参加者がいましたので、アニマルセラピーに関する関心が高いと感じましたし、当会としてもアニマルセラピー活動の啓蒙になったものと思われます。

以上

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