癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

カルテは誰のもの?

2006年04月24日 | 動物一般
昨日は町内会の総会がありましたが、終了後少し時間があったので、北海高校まで自転車で野球部の練習を見に行きました。自転車でブラブラするのが大好きです。自転車で30分くらいかりますので、ちょうどいい運動です。練習ではノックの嵐でした。がんばれ。

先日、ある人から「カルテ」の開示について聞かれました。最近人間の医学会でもカルテ開示の問題が論議されていて、動物の世界でも開示を求められることがあります。どうしたらいいのか?
獣医師法には特別カルテの所有権はどこにあるのかということは記載されていませんが、法律の原則からすればカルテの所有権は獣医師にあるといわざるを得ません。獣医師にはカルテの記載義務もありますし。
ただし、裁判所から裁判上提出命令がでればこれは拒否できません。しかし、警察から「見せなさい」程度では拒否もできるらしいですね。

そうはいってもこのご時世、飼い主からカルテ内容についてインフォームドコンセントの観点から内容について情報開示する努力は求められてくるでしょうね。
皆様のコメントお待ちしてます。

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