今日は、暖かい一日でしたね
お昼から夕方まで、ホームで母と一緒に過ごしました。
途中、2時間くらい、目の前にある有栖川公園へお散歩へ出かける。
紅葉が一番美しいときです
外へ出たとたん、不安なのか、
ママは私の手をギュッとつかんで離さない。
いつのまにか小さくなってしまった、冷たいひんやりした手。
子供の頃、私の手が冷たいと、いつも熱いほどあたたかい母の手で何度も包んでもらったのに。。。
今は、私がママの役目だね。
私があっためてあげるね、って、
その心配そうな手を大きく包んであげました。
ゆっくりと一緒に歩く時間。
私が、濃厚な幸せ、もらっています
あの赤い葉っぱ、きれいだね、
この黄色い葉っぱ、ステキだね、
このお花、いい匂いだね、
あの小さい子、かわいいね、
・・・・
と、話しかける度に、
ただただ嬉しそうに笑う母。
たまに、小さな声で、
「いいね」とか、「かわいい」とポツリと言ってくれる。
そんな会話だけれど、私は、心がホカホカしてくるほど嬉しいんだ。
今日は、母のホームの人たちに、ドーナツをたくさん、差し入れしました。
3時のおやつは、お紅茶とドーナツで、みんなで頂く。
ドーナツを一口づつ、ちぎって口に入れてあげる。
美味しそうに食べてくれる。
思わず、山口百恵の秋桜が頭の中を奏でてしまい、突然ウルウルしてしまう。
あれこれと思い出をたどったら
いつの日もひとりではなかったと・・・
・・・こんな小春日和の穏やかな日は、
もう少し、
あなたの子供でいさせて下さい・・・
夜は父とフグを食べに行き、一緒にひれ酒を飲み、母の話をして、共に涙ぐんだり、思い出話に大笑したり・・・
小春日和のステキな日曜日でありました
感謝
