神宮花火大会

今日は、朝から汗だくな一日でございました。明日から、Judyの愛する小さな恋人がニューヨークのサマーキャンプへおでかけになってしまいます。3日前に日本でのサマーキャンプから戻ったばかりなので、さすがにJudyかあさんも、この数日間は、息子と遊んであげたいというか、遊んでもらいたいというか、出来るだけ一緒に過ごしたかったので、片手に原稿を考えながら、大変な数日間でございました。本日は、共に過ごせる最後の日だったので、朝からテニス、戻って仕事して、午後から、かくれんぼしたり、チェスをしたり、そして、夕方から、花火大会へ参りました。
自宅から神宮まで往復歩きました。かなりのカロリーを消費できたことでしょう。しかし、何よりも、幸せを感じたことは、生意気な年頃になったけれど、ずっと手をつないで、歩き、花火を見て、色々なお話が出来たこと。そして、混雑した会場の中で、いつも私を心配してくれるのです。しみじみと、子供の存在のありがたさを感じました。よくここまで育ってくれたことにも、今更ながら感謝できました。ついつい、子供に理想を追い求めてしまいがちなのでございますが、どんな職業につこうと、健康で元気に強く生きていってくれれば、それだけでいいんじゃないかと。

花火を見ていると、無心になっていきます。大昔、人々が火に守られて、そしてその火を見つめていたことの記憶を呼び覚まされるような、どこか懐かしい気持ちにもなります。夜空に散る花火と生命が重なる。そんなことを考えながら空を仰いでいると、ふっと子供が私の腕に頬を寄せて、「おかあさま、花火きれいだね。」とつぶやきます。そのキラキラした表情に、涙が出そうになるほど、感動しました。この場面を一生忘れないでしょう。そして、きっと、この時のJudyおかあさまのお顔もとても美しかったことでしょう。はい