マダムJudyの Happy 気楽なSmile Life!

どんなことも、笑って吹き飛ばせ!強くしなやかに、キラキラ生きるためのエッセンス

白血球も低いがテンションも低い(-。-;)

2009-05-21 | 乳がん(がん)について
なにしろ、ここのところ、何もヤル気がしないのだ。

かなりテンション低っ~

きっとこの約半年の癌ライフの中で一番低いと思う・・・

こうゆうときに、自分をなんとか救ってくれるものは、

昨日の母のように、愛する人々との触れ合いだったり(でもこれが反対に辛くなることもある)、

読書と、掃除と、運動。

今週は、ガーデニングに凝っています。

野菜も育ててみることに。

鬱になりそうなときは、何でもいいから、好きなもの(人でもいい)を育ててみると、立ち直れる。



夕方、今日も皇居ラン。

昨日のブログのコメントにあった言葉が浮かんできた。


《何も悪いことしていないのに 何で 癌になってしまったのか!》


走りながら、

涙がボロボロこぼれてきた・・。

ちょっと前までは、どこも不自由なく爽快に楽しく走っていたというのに、

ハゲ坊主を隠すために頭にバンダナを巻き、その上にキャップをかぶって、胸はアンバランスで、

しびれる左腕を前後に振ると、皮がひきつりそうになり、それでも気持ちよく走りたいと、

癌なんか認めず、まるで何もなかったように、普通の人のように走ろうとしている自分に、

突然、無性にイヤになる。

“なんで、こんな身体になっちゃったのよぉーー!!”と、

誰に怒りをぶちまけたらいいのか、

それさえも出来ないことにいらつき、

がむしゃらに走ることで激しい憤りを消化していく。

読んで下さる方、今日は、こんなBlogでごめんなさい。

わたしは、何か起こったとき、最初は、人形のふりをして、何も感じないようにする習性があり、

人ごとのように、処理していくのです。

しかし、そのうち、必ず、とことん自分と向き合わなければならない時がくるのです。

もうその時が来た、と思っている。


しつこいようですが、

『なぜ私が癌?』

これは、昨年11月の告知から幾度となく自然に思い浮かんでしまうことですが、

その都度、

何か悪いことしたのかな、とか、

罰が当たったのかな・・と・・・

今までの人生全てに至る過去をさかのぼり、

あれこれと頭の中がこんがらがりながら考えをめぐらす。

こうゆうときは、ネガティブな視線で自分を見つめてしまうので、

必ず自己否定になったり、自己嫌悪に陥ることにもナル・・。


まったく、身体だけでなく、精神面にまで、莫大なストレスを与えるこの癌とは、一体何者なんじゃい~

癌と仲良く生きていこう、と、よく癌の本に書いてあるが、

この意味が本当に腑に落ちるまで、

あとどのくらい谷を越えていけばいいのだろう、と思うのが正直なところ。

今のJudyにとって、

癌とは、

闇をはいずりまわる悪魔であり、

姿が見えない敵であり、

吐き気がするほどキモいゴキブリ野郎であり、

憎しみであり、怒りであり、悲しみである。


でも、普段は、できるだけ、癌を受け入れよう、仲良くしていこうという素直なJudyもいる

しかし、そんな天使のようなJudyに対して、

超反抗的な、もう一人の大ワルなJudyが悪態をつくことがある

『ハア~?癌になってよかっただって?

ハイハイ、確かに癌になって色々なことに気がついたよねー。

でも、そんなのきれいごとだ。

どう考えたって、癌にならずに、色々なことに気がつけた方がいいに決まっているやろー!

アホとちゃう?』

とか、言う。あまりにもひどいヤツだ


世の中に、癌になって嬉しい人は一人もいないだろう。

誰だって、必ず、落胆し、怒り、悲しみ、悩む苦しむはずだ。


もう一人のワルなJudyは、更なる暴言を吐く。

『谷底まで、とことん悩み苦しめ!!』と。


しかし、その意味がよくわかる。

底まで落ちることができれば、人は必ず上を見て這い上がりたくなるものだ。

そのときに、やっと、癌という与えられたものの意味が、腹の底の落ち着き場所にきちんと収まるのだろう。

そのときに、心から癌をポジティブに受け入れられるのではないだろうか。

その時が来ると信じたい。いや、信じております



コメントにもありましたが、癌になる人は、『試練に耐えられる人』ということを私も聞いたことがあります。

これは、言い方を変えれば、『チャレンジが好きな人』であり、『乗り越えられる人』でもあると思っております

そうであるのなら、確実にわたしは、そんな人であると、自負しております

今まで、どんなことにも勇ましく挑み、乗り越えてきたんだもの

そうだ!そうだ!

今までは、《愛らしさ》がJudyさまの取り柄だったけれど、(すいません、言わせてやって下さい

これからは、《果敢にチャレンジし何事も乗り越えられる知恵とパワー》を何よりもの取り柄にしよう!!

これこそ、本当の人間の美しさちゅうものでございます~


ね?


追伸:

今日、ミッドタウンのエレベーターで、Judyが12歳から18歳まで大ファンだった三浦友和に会った。
ようやく、実物を見ることができたーーー!!!!!

最近、『赤い疑惑』の幸子(山口百恵)の真似をよくしていたばかり。

*山口百恵が白血病で突然フラッと倒れると、三浦友和がお姫様だっこをするシーン・・

(これを30代の友達にやると、ほんとわかんないから・・やめて!、と冷めた視線で見られ、昭和の人とバカにされるのだが・・)

もう少しJudyに勇気があったら、「光夫さん・・」と言いながら、目の前でクラッと倒れてみたかった。

三浦友和は、どうしただろう・・・


Judyの妄想は続く・・・










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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
本心 (ニル)
2009-05-22 08:18:36
こころさんの叔母様は 幸せ過ぎて病気になったと言われたようですが、口では そういって自分に言い聞かせては いても内心は やはり どうして?と お辛いと思いますよ。 私も そうですが、 なかなか 自分に降り懸かったことを 完全には 納得できないですよね。 再建中の私でさえも 健側の不安と、健康なら この 固いエクスパンダーを入れなくてもいいのに 大変な手術をまたしなくていいのに、 手術の費用で 海外旅行に行けるのにな~とか いろいろ思います。 でも現実は 自分に降り懸かったことに 立ち向かわないと 駄目なので 明るく考えるように しています。 そのため まわりの人からは 癌患者に見えないね~と言われます。 でも手術前は、洋服を 買うのにも 胸の開き具合いを気にしたり もうこんな服は 着れないんだからと 落ち込んでいました。 自分しか 分からない 辛いことが 沢山ありますね。 ごめんなさい~暗くなってしまいました。 Judyさんの テンションの低さは 副作用ですか? 私達 癌経験者は 癌になってない人より Judyさんの 心の中は よ~く分かります!戦友みたいなものですね! なってない人が いくら 大丈夫 がんばって と言ってくれても それは それで嬉しいのですが、本心は 理解できないくらい
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続き (ニル)
2009-05-22 08:22:18
辛いことなのですよね。 今の私の心境は 仕方がない 前に進むしかない、 が本音です。 このまま 立ち止まっては いられないのですから!
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Unknown (Judy)
2009-05-22 09:04:35
ニルさん、ありがとう。
そっか、、副作用かもね~
その方が気が楽だ!!(笑)

まあ、最近思うことは、ネガティブな思いも自然発生するのは、致し方ないことで、その気持ちも受け入れて向き合うことも大事と思っています。

とにかく、生きて行かなくてはならないし、前に進むしかないんだもの。
とにかく、辛いときは、色々な仕掛けを積極的に自分にかけて、毎日必ず、笑いだけは失わないようにしています

アホなことばかりですが・・・

それが、私の生きるコツかな~!

お互い、たくましく生きていきましょう。ありがとう。
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