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日本男道記

ある日本男子の生き様

爲政第二 六

2009年08月25日 | 論語を読む

【原文】
孟孟武伯問孝、子曰、父母唯其疾之憂、

【読み下し】
孟武伯、孝を問う。子の曰わく、父母には唯だ其の疾(やまい)をこれ憂えしめよ。

【通釈】
孟武伯が孝のことをたずねた。先生はいわれた、「父母にはただ自分の病気のことだけ心配させるようにしなさい[病気はやむを得ない場合もあるが、そのほかのことでは心配をかけないように。]」

【English】
Mang Wu asked what filial piety was. The Master said, "Parents are anxious lest their children should be sick."

『論語』とは、読んで字の如く「論じ語る」、孔子と弟子達や要人達との間に交された対話録。
『論語』は私たちの生き方の原点を見つめた思索の宝庫であり、人間性を磨く叡智が凝縮した永遠の古典。
読めば読むほど胸に深く沁み込む簡潔な言葉の数々。
『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の一つに数えられる。
全20編(学而第一~堯曰第二十) 構成され、編の名称は各編の最初の二文字を採ったものであり内容上の意味はない。
したがって、学而第一から順に読む必要はなくどこから読んでもかまわない。







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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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いまもそうです。 (地理佐渡..)
2009-08-25 06:58:01
おはようございます。

普遍的意味を語っていますね。
もう良い年になっているのに、
未だに子である私の身を案じる
言葉が出てきます。
そんな両親の方がすっかり弱っ
ているんですが...
返信する
Re:いまもそうです。 (日本男道記)
2009-08-25 07:56:46
おはようございます。

親は何時まで経っても親は親ですね。

出来得る限りの親孝行をしてあげてください。

「親孝行したい時分に親はなし。 さりとて、墓にふとんは掛けられず。」
今の私の心境です。
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