日本男道記

ある日本男子の生き様

公治長第五17

2011年04月19日 | 論語を読む

【原文】
子曰、晏平仲善與人交、久而人敬之、

【読み下し】
子の曰わく、晏平仲、善く人と交わる。久しくしてこれを敬す。

【通釈】
先生がいわれた、「晏平仲は立派に人と交際され、昔なじみになっても[変わりなく]相手を尊敬された」

【English】
The Master said, "Yen P'ing knew well how to maintain friendly intercourse. The acquaintance might be long, but he showed the same respect as at first."

『論語』とは、読んで字の如く「論じ語る」、孔子と弟子達や要人達との間に交された対話録。
『論語』は私たちの生き方の原点を見つめた思索の宝庫であり、人間性を磨く叡智が凝縮した永遠の古典。
読めば読むほど胸に深く沁み込む簡潔な言葉の数々。
『孟子』『大学』『中庸』と併せて儒教における「四書」の一つに数えられる。
全20編(学而第一~堯曰第二十) 構成され、編の名称は各編の最初の二文字を採ったものであり内容上の意味はない。
したがって、学而第一から順に読む必要はなくどこから読んでもかまわない。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
久しくしてこれを敬す。 (地理佐渡..)
2011-04-19 06:16:11
おはようございます。

親しき仲にも礼儀あり。
まさにこれという感じがしました。
日常の中に礼節。自分に言い聞か
せたいものです。
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Re:久しくしてこれを敬す (日本男道記)
2011-04-19 07:29:22
おはようございます。

礼儀はすべての基本ですね。
しかし、齢六十にしてまだ身に付かず。
悲しいかな!!

身に付いてないのは礼儀だけではありませんが・・・。
嗚呼!
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