私の趣味の一つに寺社めぐりがありますが、これまでに回った中から秩父三十四ヶ所観音霊場を順次ご紹介します。
埼玉県秩父市を中心に秩父三十四ヶ所観音霊場は、西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所とともに、日本百観音霊場に数えられます。
当初三十三ケ所であったものを、後に一寺加えて三十四ヶ寺とし、これにより百観音が成立したとのことです。
一番から三十四番まで、秩父盆地の中、秩父市内の土蔵造りの民家や商家の中を歩き、谷を渡り、山道を登り、桑畑や野菜畑、田んぼのひろがるのどかな野原を歩く一巡約100kmほどの秩父路は美しい自然の風光とともにやすらぎを与えてくれます。
・番号 第三十四番
・寺院名 日沢山 水潜寺(にったくさん すいせんじ)
・宗派 曹洞宗
・ご本尊 千手観世音菩薩
・所在地 埼玉県秩父郡皆野町大字下日野沢3522 地図
・参拝日 1996(平成8年)/12/07
・コメント
札所の三十四番は、百観音の大悲を一寺に集め御利益を得体との願いにより、西国坂東秩父各三十三の札所に一ケ寺を加え水潜寺が日本百観音結願寺になったと伝承されている。観音堂前には百観音宝前のお砂なを納めたお砂踏みがありこの上で拝めば百観音巡礼の功徳が得られると信じられています。結願したら「みずくぐり」の岩屋で身を清めてから俗界へ帰るのが習わしになっている。
駐車場からわずかに登る参道には三十三観音がずらりと並んでいる。また西国、坂東、秩父の百霊場の砂を1ヶ所に集めた場所がある。そこには足型があり、それを踏んで拝むと百霊場の功徳が得られるとか。この上から拝むと、改めて百霊場の功徳が得られるという。
ここ水潜寺で、秩父札所三十四ヵ所の巡礼も、ひとまず完了を迎える。数々の難所を歩きつくし、全ての札所を巡礼した経験は、必ずや巡礼者各自の心の強さとなり、より良い方向へ導いてくれることだろう。この思いを1人でも多くの人々と分ち合うことが出来れば、これ幸いである。
水潜寺の境内には、胎内くぐりの洞窟があり、はいつくばって通り抜けることができる。内部は清水が滴り落ちており、「みずくぐり」といわれている。結願した巡礼は、この洞窟を通ることによって、聖なる世界から俗なる日常の世界へと戻っていく。
・近くの観光スポット
「秩父市観光協会」
今回の水潜寺で平成8年(1966)4月に始めた「秩父三十四ヶ所観音霊場」めぐりも8ヶ月で無事結願。(=けちがん 全てのお寺を巡礼し終えること。満願とも言う)
この間、単身赴任の気ままさに任せて何度秩父と東京を往復したことだろう。
機会があれば是非もう一度回ってみたい。下の写真は結願記念に買ったメダル。
埼玉県秩父市を中心に秩父三十四ヶ所観音霊場は、西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所とともに、日本百観音霊場に数えられます。
当初三十三ケ所であったものを、後に一寺加えて三十四ヶ寺とし、これにより百観音が成立したとのことです。
一番から三十四番まで、秩父盆地の中、秩父市内の土蔵造りの民家や商家の中を歩き、谷を渡り、山道を登り、桑畑や野菜畑、田んぼのひろがるのどかな野原を歩く一巡約100kmほどの秩父路は美しい自然の風光とともにやすらぎを与えてくれます。
・番号 第三十四番
・寺院名 日沢山 水潜寺(にったくさん すいせんじ)
・宗派 曹洞宗
・ご本尊 千手観世音菩薩
・所在地 埼玉県秩父郡皆野町大字下日野沢3522 地図
・参拝日 1996(平成8年)/12/07
・コメント
札所の三十四番は、百観音の大悲を一寺に集め御利益を得体との願いにより、西国坂東秩父各三十三の札所に一ケ寺を加え水潜寺が日本百観音結願寺になったと伝承されている。観音堂前には百観音宝前のお砂なを納めたお砂踏みがありこの上で拝めば百観音巡礼の功徳が得られると信じられています。結願したら「みずくぐり」の岩屋で身を清めてから俗界へ帰るのが習わしになっている。
駐車場からわずかに登る参道には三十三観音がずらりと並んでいる。また西国、坂東、秩父の百霊場の砂を1ヶ所に集めた場所がある。そこには足型があり、それを踏んで拝むと百霊場の功徳が得られるとか。この上から拝むと、改めて百霊場の功徳が得られるという。
ここ水潜寺で、秩父札所三十四ヵ所の巡礼も、ひとまず完了を迎える。数々の難所を歩きつくし、全ての札所を巡礼した経験は、必ずや巡礼者各自の心の強さとなり、より良い方向へ導いてくれることだろう。この思いを1人でも多くの人々と分ち合うことが出来れば、これ幸いである。
水潜寺の境内には、胎内くぐりの洞窟があり、はいつくばって通り抜けることができる。内部は清水が滴り落ちており、「みずくぐり」といわれている。結願した巡礼は、この洞窟を通ることによって、聖なる世界から俗なる日常の世界へと戻っていく。
・近くの観光スポット
「秩父市観光協会」
今回の水潜寺で平成8年(1966)4月に始めた「秩父三十四ヶ所観音霊場」めぐりも8ヶ月で無事結願。(=けちがん 全てのお寺を巡礼し終えること。満願とも言う)
この間、単身赴任の気ままさに任せて何度秩父と東京を往復したことだろう。
機会があれば是非もう一度回ってみたい。下の写真は結願記念に買ったメダル。