3104丁目の哀愁と感傷の記録

日々生きてます。自分なりに。感じた事を徒然に書きます。素直に。そんな人間の記録。
since 2008.4.4

20時間の日

2008-06-03 19:33:01 | 徒然
火曜日の事。

この日はなんと朝の8時からお仕事であった。
って言っても14時までだが。

それでも7時半には池袋に居なければならない。

当然遅刻…

なんてしない。余裕。

そして8時からぶっ通しで肉体労働。
重機と格闘すること6時間。
なんと9時以前の労働には特別手当と呼ばれるものがつき、
7千円を手に入れた。

その後駅前のドトールに移動し、
勉強しようと思ったが、
あまりの疲労と眠気でぼーっと二時間を過してしまった。

隣の大学生らしき二人組みの会話が非常に面白く、
英語史の教科書片手に耳は聴き入っていた。

彼らは話からすると、
現在大学4年のようだ。

二人組みで、一人は就職が決まり、
もう一人のほうはまだ決まっていない様子。

サークルの話、
バイトの話、
卒業旅行の話など、
非常に俺にとって懐かしい話ばかりだった。

あの頃に戻りたい。
そんな気持ちは今は一切ない。
今必死に自分のやるべき事をやらなくてはいけないような今は、
自分の糧となると信じているので、
この時間は大事だ。

だが、唯一つ、気になる事がある。

俺が普通に大学を卒業した後、
就職していたらどうなっていただろう。

実は俺は大学四年次の時、
何社からか内定を頂いていた。

当時は教職志望だから、
就職をしなくていいねなんて言われるのが悔しくてたまらなかったのと、
自分自身、就職活動というものを経験してみたかった
という理由から、結構真剣に行っていた。

内定を頂き、企業で働くのも悪くないかも

そう思った時期も確かにあった。

だが、その直後に教育実習があったことが決定打となり、
やはり、自分のやりたい事は教職なんじゃないかと思い、
この道を歩く事になった。

結果としては留年したので、
内定はもうどうでもいい感じになってしまったのだが、

ただ、もしあそこで卒業して、
企業で働いていたならもう二年目だ。
どんな人間になっていただろう。

ifの世界を考えるほど暇な事もないだろうが、
それは少し思う。

なぜなのか。

俺は自分の人生に引け目を感じているのであろうか。
社会的立場を気にしているのであろうか。
それとも周りが必死に働く中、
自分はまだ、大学生とフリーターの中間的存在である事を
気にしているのであろうか。

まあ、考えてどうこうなる事ではないので、
今やるべき事をやるのみ、っていう当然の結論に落ち着く。

この選択が良かったのか、悪かったのか。
それは現時点では判らない。
将来の自分のみぞ知る事であろう。
いや、将来の自分だって判断しかねるだろう。

人には多くの人生の分岐点がある。
どっちを選ぶかでその人の人生が作られていく。

けど俺にはこれからも多くの分岐点が在るんだろう。
その分岐点に来たとき、
後悔しないような選択が出来るよう、
今のうちに精一杯蓄えを増やして置かなきゃなとは思う。




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