不良おやじの小言

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利息は人々の活動価値を奪う

2012年05月08日 | 金融の経済問題
ドイツ等の調査によると現在の金融関係の金利というものが
原価コストの三分の一近くを占めるまでになっているようです。
これでは金融というものは経済を円滑に流通させ、
経済を活性化するものではなくむしろ阻害しているものではないでしょうか?

それは先進国の債務問題に現れており、
ヨーローッパのギリシャ問題に端を発した国のデフォルト問題にも発展しました。
もともと私は金利というものの存在に疑問を持っています、
この上げ下げによって経済をコントロールするといっていますが、
むしろ混乱させているのではないかと思います。

この金融の金利というものをなるべく変動させないほうが、
企業や個人の返済計画も先が見え経済的には破産や倒産が少なくなり、
むしろ経済が活性化するのではないでしょうか?

つまりすべてとは言いませんが破産や倒産の原因は生産・消費活動には直接携わっていない
金融機関グループが自分たちだけの利益のため金融市場というお金の運用だけの特殊市場を、
世界の生産・消費活動のように錯覚させているのではないでしょうか。

そしてその勝手な市場は生産活動や消費活動において、利息は価値を生むものではなく、
むしろ人々の活動価値を奪い、減少させているのではないでしょうか。

利息が価値を奪うものだ思われる金融の問題は日本に限らず、
資本主義でも、共産社会主義でも、宗教の世界でも、すべての世界で、
過去・現代までの歴史上に数限りなくありました。
(利息は人々の活動価値を奪う)


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