不良おやじの小言

思いのまま、自分で考え 人の生きる人生を認めた上で 

自由に、のびのびと、たった一度の人生

人間の欲望と戦争とウイルス戦争

2020年03月21日 | ブログ
※統治者の欲望と国家
原始国家が成立する前の人間は家族という単位で個人個人が生きるための糧を得て生活をしていたと思われます。その単位が、増える方が生活の糧を得やすくなる為、家族単位が集まり集団となり糧を獲得するようになります。
人類誕生の頃はマズローが述べた欲求5段階説の内、生きていく為の基本的な生理的欲求(食欲・性欲・睡眠欲等)と安全安心な、暮らしの欲求(病気・事故・暴力等からのリスク回避)は、当然人間の本能ですから当然あったものと思われます。


集団になるとやがてその得た糧の分配方法や力関係が問題になりもっと多く良い糧を得たいと思い始めます。
もっと糧を得る場所を拡大しようとすれば、糧を得ているほかの集団の場所を狙うしかありません。集団同士での縄張り争いが起こります。そして力の強い集団が争いに勝ち弱い者を奴隷にしたりして支配するようになり、弱い集団は吸収されて行きます。
そうして多くの人間が集団で生活するようになると、必ず集団を統治するための大将が必要になってきます。大将がいない集団では、われもわれもと統率が取れずトラブルが絶えなくなります。だから、集団の中で最も強い者が大将となり、集団を統率します。やがてその組織がもっと大きくなると、大将は王様等と呼ばれるようになります。
そしてもっとも原始的な力の強い者が統治する方法である、原始国家が成立し始めます。
原始国家における王様等は、自分より力の強い者が現れ、いつ地位を奪われるかわかりません。
だから王様等は自分の地位をいつまでも維持する為に、絶対的なシンボルとして神様等を置き、シンボルのお告げ等と言って掟のようなものを作り、集団にそれを守らせます。
もしも掟を守らないと見せしめの為リンチや処刑等や刑罰を与え掟を人民に守らせる今のマフィアや暴力団のようなやり方で、集団の構成員を神様等シンボルの名を借りて従わせるのです。


この様にして神様等シンボルを祀り上げる原始宗教が始まります。古代から過去の都市国家が誕生するまでの地球上の世界の政治では、人間の生まれたルーツ(アダムとイブはどっちが先か?等)や天災事変等のように人間が説明出来ないことを、人民を従えるために自分はシンボルである神様等の使いであるとして、神等の名を借りて王様や宗教指導者や力の強い者等が国や民族を統治する手段とする原始的方法が取られました
私は神様の存在は解らないので否定も肯定もしませんが、神を皆が信じる宗教という存在より、それぞれの人間の心にあるものが神なのだ思っています。
例えば自分の命をつないでくれた先祖とかを風習として祀ったり、お参りしたりすることがありますが(日本ではお盆や、お彼岸等)代々の先祖が神になり自分を身近で守ってくれると私が思ったら、それが人それぞれの心の神だと思っています。
要するに誰にも宗教に入ることを強制されず、お金や財産等を寄付したり奪われる等個人の負担も必要のない心の神が、信教の自由というものだと思います。
こういう考えになったのは神様に神社やお寺等お賽銭などを投げ入れ、苦しき時の神だのみをしたことは何度もありますが、そのたびに自分の思いが叶った事や宝くじに当たったことがないからかもしれません!?(神様の言葉―それ自分の欲望が成立しなかったからでしょう、それを神様のせいにされても困りますよね!!)


これは私の勝手な思い込みで普遍的なものではありません。
またもっと宗教等を交えて集団が大きなものになると、一人の王様の力だけでは万民を統治することが難しくなります。そこで人間の集団が生活をしていく上での人を殺してはいけないとか、もしその罪を犯したら死刑にするとか、片方で人を奴隷扱いは禁止するとか、人権を守るとか、経済的にはお金を流通させるとか、色々なルール(憲法や法律)を作り、そのルールを守らせるためのリーダーを中心とした警察等の官僚制度を作り王様等はその上に立ち人民を統治する方法で都市国家が成立して行きます。
つまりマズローの欲求5段階説の残りの3段階のいい言葉で言えば向上心で、人間のプライドを満足させる出世して国家や人を思い通りに動かしたいとか、頭がいいと称賛されたいとか、人に認められたいとかいう本能より高度な人間の欲望ですね。
そして都市国家ができはじめると国家同士がほかの国より自分の国家がいい思いをしたいと領地や生活資源やお金等資産を巡って争いが起きはじめ、国は他の国家から攻め滅ばせられないようにとか他国を侵略征服する為とか、人間としてもっとも愚かな力で人を殺す人殺し軍隊を持つようになります。
このころになると人間の愚かな欲望である、他者を征服する欲望を達成にするために、手っ取り早く神様の地位を奪い、自分を神格化して統治しようとする強欲な思いの人間が生れ始めます。
そして強い武装集団を形成し、自分自身を神格化し軍隊に人殺しを命じ強欲に力で他国を侵略しはじめます。しかし片方でまだ人民による行政方式の考え方が稚拙ですから、征服国が増え統治する人口が増えると、征服国の管理や全体の統率が不安定になり、統治者の地位を虎視眈々と狙う身の回りの強い者だけでなく、征服された国の恨みや敵を多く抱えることになります。
また一方で人民は戦争が長く続くと、神格化されたトップを取り巻く上流階級グループも、命令のまま人殺しをする兵隊達も、良心ある人は自分達と同じ人間を殺すことに、私のやっていることは正しいのかと悩むことが多くなりはじめます。
考えても見てください、一般の社会では人殺しをしたら死刑等何らかの罰を受けますよね。それが戦争は投下爆弾などによって大量に人を殺しても勝てば官軍ですから大量人殺しをしても英雄になるわけです。
どう見ても理論的ではないですよね、それを人民は集団になると集団ヒステリー状態で許すわけです。
相手の国の兵隊だけでなく普通の平穏な暮らしをしている無実の一般人民を大量に殺すわけですよ、また命令によって人殺しをする相手の兵隊も家族があり命令に納得していないのかもしれません。当然悩む人が出てきて当り前です。
暴力を振るう人を思わず命を守るために殺した等の正当防衛にも、戦争は当たらないような気がします。
日本の武士時代の名乗りを上げて決闘するのと同じように、つい最近までの戦争は国同士が宣戦布告して戦争をしていましたからね、これは今の法律で言えば国を一人の人間とみなせば、勝とうが負けようが、私闘と言って禁じられている犯罪です。
戦争は戦争を命じた戦争両国トップの大きな犯罪であることは、間違いありません。
何故そんな簡単なことが、進歩したと言われる現代の人間である政治家トップや軍トップ、人民解放等という似非革命家、テロ武装集団等、は理解できないのでしょうか?
冷酷非情な人殺しを命ずるトップの人間は悩むことはなく、人民を統治する為には犠牲もやむを得ないと今の各国の権力や資源やお金求めて戦争をしているトップ政治家は、同じような考えを持ち、勝てば人民から拍手喝采を浴び歴史的英雄になれると思っているのでしょうか?
マスコミに、報道で勝って官軍的思想に煽られて称賛する、集団ヒステリー人民も、冷静によく考えて欲しいものだと思います。


それら人間同士の無益な争いは、第一次世界大戦等を通じて戦争人殺し等による心の病を、消し去ってくれる麻薬等によって、不安定な精神状態になる軍兵士たちの急増を招きました。
それがフロイトの三つの階層に分かれた個人の前意識、意識、そして無意識という考えの捉え方と、ユングの人間は二つの意識である個人的なものと集合的なものがあるとする考えの捉え方が生まれました。それから個人の深層心理学や集団のヒステリー心理学等の考え方が融合発展し、人間の精神を病気ととらえて人を治療しなければならないという思いが、心理学療法を発展させてきたようです。



そしてその戦争等による心の病を解明する為、人間の個人と集団の精神分析が進み、PTSD等軍兵士等の異常な精神状態を治療するような方策が試行錯誤で考えられるようになりました。
また麻薬という薬は、通常の一般人民が参加する、なくならない人殺し戦争によって、軍人たちに人殺し犯罪意識からの悩みや俺は国の為に正しいことをしているのだろうか?等という意識を薬によって消し去ったり、戦地で薬の力によって闘争意欲を無理におこさせたり、心の痛みを癒すために、使用することで広がって行きました。
そして終戦後は戦勝大国等を中心に、受験競争等で睡眠を減らして勉強する為や、販売ノルマ競争等で人をだます心の痛みをいやす為や、スポーツ競技で勝者となる為の競争等の為にコカイン等薬を使用する事につながって行ったのだと思います。
アメリカ。ロシア等の戦勝大国の一般人民に色々な麻薬が蔓延したのは、戦勝大国のこれら競争に打ち勝つための自国第一主義や力で他国を自国の思い通りに従わせようと、限りない人殺し戦争をしてきた事が原因であることは間違いありません。
そしてその麻薬によって本当の悪であるマフィアや暴力団等は戦勝大国一国の予算をも上回るぼろ儲けを今もしています。また麻薬と同じようにライフル協会等軍需産業の武器売買で大儲けしそのお金で行政を動かし、大量の人殺し武器・爆薬等を世界に蔓延させたのも戦勝大国です。その愚かな麻薬戦争や武器・爆薬の戦争は今も続いています。



そして次に王様等たちや宗教等を利用したトップグループだけがいい思いをするのはおかしいと、もっと人間を公平・平等・機会均等な条件で政治を行うべきだとヨーロッパを中心として資本主義や共産主義や社会主義や自由主義や民主主義など色々な人民統治の方法が生れてきました。
しかし世界のその行政方法は名前を変えているだけで多少は進歩しましたが、基本的には21世紀になっても政治だけは進歩せず、民族や国家同士が領地や資源を巡って争い、第一次・二次世界大戦後も、イスラエルとエジプトの戦争や米ソ冷戦や米とイラク・アフガン戦争、今はイラン・イスラエル・中東諸国によるユダヤ教、イスラム教のシーア派・スンニ派・その他派、その他宗教等の複雑な宗教間の紛争、ロシアが後ろ盾でのシリア内戦等、中東が世界戦争のようになり、戦争が終わることはなく、各国とも自国第一主義で勝てば官軍という金と暴力の力で世界を支配しようという戦国時代を脱しきれないでいるのが今の世界の現状です。


つまり一番世界で進歩がなく経済的にも疲弊する、過去と同じようなみっともない金と力と宗教の戦争を繰り返している人間の世界で、一番遅れているのが、各国の戦争や軍事強化ばかりしている行政機関の世界という事です。


そうやって、行政という一番大事な制度を進歩させることがなく、一人の野心家による侵略統一戦争や世界大戦という大量人殺しを幾度も経験し、その反面歴史的には生きる糧の生産技術、文化や科学技術、AI技術や人殺し兵器だけは発展してきました。
今度こそは戦争をなくそうと国際連盟や国際連合を作り戦争を止めようとする行為は幾度もあったのですが、戦勝大国や古代形式の権力を持った王様等のいい思いをしたい大金持の思惑や、戦勝大国の拒否権等で、国際連盟や国際連合の組織運営を実質的に不能にし、戦争を止めることは出来ませんでした。
各国それぞれのトップの世界統治欲とそれにゴマをすり金儲けを狙う政府のスポンサーとなる金持ちや、そのスポンサー金持ちのCM拠出資金に頼っているマスコミや業界団体等の利害集団の煽り等が、集団と個々の人間の欲望を増幅し、世界平和より自国第一主義という自分の国だけが良ければ良いという考えを生み出して行きました。
そして強欲な政党の金持ちスポンサーを守る為の自国第一主義や、軍国主義国家や、国家同士の軍拡競争が今もなくなりません。
その為に、当然その仲間に入れない国家の、金持ちスポンサーを守る軍事大国の軍国主義に抵抗するように、自分もうまい汁を吸い金持ちになりたいとか、スポンサーを探す似非革命武装集団や、手っ取り早く金を手に入れようというIS等テロ行為をするただの人殺し武装集団とかが、なくならないのが今の世界です。



また戦勝大国自身が、自分達が作った国際連合憲章等国際法を、金持ちスポンサーと一緒にいい思いをしたいために拒否権等を発動し、お金や軍の力を誇示し、国際連合憲章や国際法を守りません。
そして21世紀の今でも、世界中で、金持ちスポンサーを守る為の戦勝大国の政府軍隊による、権力闘争や資源獲得競争の人殺し戦争が行われ、世界で戦争が終わらないことにつながっているようです。
そして戦争によって多くの世界難民が未だに生れ続けているのです。



人間は生産技術や科学技術は進歩したようですが、
世界人民を不幸に陥れる、世界人民にとって最も必要のない旧態依然とした人殺し軍隊とか、革命テロ組織とかスパイ組織が存在し、
人殺しの戦争の世界ではミサイルとか武器・爆弾・弾薬とかの人殺しの手段だけが進歩して、未だに古代から争いによる最もおぞましい人殺しという一番人間としてやってはいけない事を止めることは出来ないでいます。
それはどんな国のトップ政治家も、古代より変わらず愚かで進歩がないからのようです。



自由民主主義は自由主義と民主主義とが融合し直接でも間接でも成人の人民が全員参加して、個人の自由平等や権利や機会均等などを尊重し議会制民主主義で、協議し基本的な国の憲法や法律を定め、国の統治運営を行うという方法と一般的には言われています。
しかし未だに前記のような世界の状況ですから、実現している国は世界に一つもありません。
また今の資本主義の産物であるお金の力を極端に強くした、金融を含めた株式会社制度も、一党独裁の共産主義も自由民主主義とは程遠いものがあります。

それは上記の様な自由民主主義制度は形式的にはあっても、実態は前記のような人民同士の人殺しという最も簡単な事さえ各国行政は止めることが出来ず、地球人類全体の世界が公正、公平、平等、機会均等に人間を扱っていないのですから、自由民主主義が世界各国で実行できるわけがないのです

※コロナウイルスについて
前記の様な世界政治の状況をあざ笑うようにコロナウイルスは世界各国で猛威を振るっています。
ある感染症の歴史の本を書いた環境学者の発言を要約すると『コロナウイルスが最初に発見されたのは 60 年ほど前のことで、遺伝子の変異から先祖を探ると、共通祖先は紀元前 8000 年ごろに出現していたようです。以来、姿を変えてコウモリや鳥などさまざまな動物の体に潜りこんで、子孫を残してきました。コロナウイルスの仲間による感染症は、ヒトに感染してカゼの症状を引き起こす 4 種類と、新型コロナウイルスのように動物を経由して重症肺炎の原因になる 2 種類の計 6 種が知られています。感染者を死に至らしめる可能性のあるコロナウイルスはこれまでに 3 回出現し、パンデミック(世界的流行)引き起こしています。最初は 2003 年のSARS(重症急性呼吸器症候群)、次が 2012 年のMERS(中東呼吸器症候群)、そして今回です。ウイルスの目的もウイルスが世代交代を繰り返しているうちに、突然変異が蓄積して重篤な症状を起こすように変異したのでしょう。人類の歴史は 20 万年ですが、微生物は 40 億年を生き抜いてきた強者です。多くのウイルスは、野生動物、家畜、人体に潜んでいます。例えばオオコウモリからは58種類のウイルスが発見されています。全体の数は明らかになっていませんが、既知の脊椎動物 6 万 2000 種がこれぐらいのウイルスをもっていると仮定すると、少なくとも 360 万種ものウイルスがいることになります。
ヒトとウイルスの戦いは、まさに「軍拡競争」と同じです。
ヒト側がワクチン、新薬などを繰り出せばウイルス側は変幻自在に変異して、せっかく獲得したヒトの免疫をかいくぐり、薬剤に耐性をもつウイルスで攻めてきます。
今回のウイルスの致死率は数%ほどと見られています。大流行を引き起こしたほかの感染症に比べれば毒性は低めです。ただ低いだけに、感染力は強力です。感染しても発症せず、本人が気づかないまま広げていることも考えられます。中国では生きた野生動物を買って食べる、という食文化があります。先ほど申し上げたように、動物の中には膨大な未知のウイルスがいます。
しかし色々感染力の強い感染症はだれでも怖いです。過剰反応を起こして偏見や差別をばらまいたり、愉快犯的に怪情報を流す人が出てくるのは避けられません。ダイヤモンド・プリンセス号の対応のように、政府対策はふらついて後手後手に回っています。これでは疑心暗鬼に拍車をかけてしまいます。  さらに今はSNSがあります。これは便利な反面、デマを流す凶器ともいえます。周りをたしなめ、無責任な情報が来たら自分の段階でシャットアウトすることが最低限のモラルでしょう。
夏前にはピークを迎え、徐々に落ち着くのでは、という期待があります。オリンピックまでには何とかしてほしい、というのが多くの国民の願いでしょうか。』と述べています。


ウイルスでも過去の事例がある事はある程度予想できる話ですが、しかし何故突然変異するのかのメカニズがはっきりしない限りは、新型ウイルスはそう簡単に防げないようです。
PCR簡易検査を多くの人にすればいいというものでもなさそうです。それは検査の信頼度の問題です。

日本の医師は慎重なようで、有病率が低い時点で多くのPCR簡易検査をすると誤診が起きる可能性が大きい事を心配している人が多いようです。
ある医師はこう言っています(要約)
検査は病気や検査の方法を問わず、病歴や診察から事前に有病率(病気があるだろう、という割合予測)を見積もってから検査をしなければ意味がありません。そういう意味では、新型コロナウイルスCOVID-19の有病率が低い現時点では濃厚接触者などに絞って検査をおこなうことが効果的です。
やってほしい人、全員にやりたいというのは気持ちはわからないでもないのですが、
新型コロナウイルスCOVID-19に関してはPCRの検査精度が公表されていません。(僕の不勉強かもしれませんが)
検査手段はPCRでなくてもなんでもいいのですが仮に感度99%、特異度99%の検査であると仮定します。
感度とは、ある検査が、病気のある人を「陽性」と正しく判定する割合です。
特異度とはある検査が、病気のない人を「陰性」と正しく判定する割合です。
両方とも高いほど正確(機械も正確)、と考えてもらってかまいません。
ところが。各地の診療所や検査できる病院へ長引く発熱、気道症状を有して受診する患者さんが100人集まってきたとしましょう。各地でいろいろなグループがいるわけです。
①グループは100人中1人が新型コロナウイルスCOVID-19です。このグループの状態を有病率1%と表現します。
②グループは100人中10人が新型コロナウイルスCOVID-19です。このグループの状態を有病率10%と表現します。
➂のグループは100人中50人が本当の新型コロナウイルスCOVID-19です。このグループの状態を有病率50%と表現します。

全例にこの検査を行った場合
有病率が1%の①グループ だと、陽性適中率(検査で陽性とでているけど、その信憑性の割合)は50%です。検査結果は陽性だけど半分は間違っている!

有病率が10%の②グループだと、陽性適中率(検査で陽性とでているけど、その信憑性の割合)は90%です。検査結果は陽性だけど、10人に一人は間違って陽性。
有病率が50%のグループなら、陽性適中率(検査で陽性とでているけど、その信憑性の割合)は99%です。検査結果は陽性だけど、100人に一人は間違って陽性。
間違って検査結果が陽性とでてしまうことを、偽陽性といいます。
新型コロナウイルスCOVID-19で偽陽性の場合、表面的には陽性の判定ですから、周囲への影響は非常に大きくなります。
隔離されたり、家族や職場が不安におののいたり、その不安な人がさらに検査を受けようとしたり。ますます不安の波がひろがっていきます。
そこで医療の我々は、少なくとも陽性的中率があがるように、病歴、身体初見、重症度などから検査前確率を上げていきます。しぼりこみして検査するグループの有病率が高くなるようにフィルターをかけています。
これは新型コロナウイルスCOVID-19に限らず、すべての検査では当たり前のことです。
たとえばインフルエンザの迅速検査でも幼稚園や学校、家族で発病している人がいるかいないか。診察して、インフルエンザらしい症状がでているか、でてないか。
検査をすると決める事前の絞り込みが、検査結果の信憑性に大きく影響します
新型コロナウイルスCOVID-19に限って言えば、濃厚接触者などに絞って検査を行わなければ、せっかく行った検査でも低い信ぴょう性だったら、本当は病気でもない人を病気陽性の判定してしまうことになります。
ツイッターなどでは、自分が不安なのに検査してもらえなかった、という不安の声もありますが、たぶん検査しないと判断されたのには、判断しただけの理由があるからなのです。
不安だからという理由だけで検査すると、病気のない人まで間違って病気と判断されてしまう場合があるのです。』と述べています。ここでは機械の制度を99%として計算していますが、簡易キットでは通常のPCR検査より精度が落ちるでしょうから誤診も多くなるという事だと思います。


またある医師のグループは
『PCRで陰性と診断されても、実は新型コロナウイルスに感染している場合もありますし、当然、陽性と診断されても感染していない場合も出てきます。しかし、PCR普及促進の考えにとらわれた集団は、民間の検査会社であれば、新型コロナウイルスのPCR検査は今より膨大な検体を処理できる、との話になっていきました。民間の検査会社は営利企業ですから、当然新型コロナウイルスのPCRを大量に処理できる検査機器を導入するでしょう。でも、その場合、膨大な数の偽陽性者と偽陰性者が出てきてしまうことを、どのように判断しているのか不思議で仕方ありません』と述べています。
それに真陽性と判定されても今回の新型コロナウイルスは、ある場所は一時的なのかどうかはわからないのですが収束したり、イタリアのように突然爆発的に広がったり、まだまだはっきりしない不明なことが多すぎる状態のようです。
その上まだ治療方法は確立されていないのですから、感染症拡大後の入院等の病床数等イタリアのような医療崩壊も心配になります。
ドイツのホームドクター制度のように、病院に行く前の軽症、重症などを医学専門家が判定仕訳をして、隔離入院する人と自宅療養の人をコントロールするような制度が必要なようです。
いずれにしろ私たちが不安を解消できるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
いま中国とアメリカの戦勝大国同士で新型コロナウイルスの発生源を巡ってまた争いを起こしていますが、
今後も中国だけではなくウイルスが突然変異する可能性は、衛生上の問題もあるのでしょうが、衛生がしっかりしているところでも、動物の中に潜んでいるウイルスが突然変異し、感染症を引き起こすのですから全世界に発生する可能性はあるはずです。
共産主義一党独裁やロシア独裁政権の政治体制では、行政に都合の悪い事は極力隠すという情報公開が余り望めないという事は世界中で解っていることですが、今の民主主義が不完全な金融自由放任主義の国々でも都合の悪いことは極力情報を隠そうとします。しかし偽情報も多く流れますが、真実の情報を力で統制して隠す独裁政権程でもありません。
中国のコロナウイルス発生原因の究明調査や経過状況等の真実の情報は世界人類にとって今後貴重かつ重要な情報になるでしょうから、アメリカ軍が原因でも何でもいいですから、都合の悪い事は秘密にするのではなく、科学的根拠のある真実をすべて正直に情報公開してもらいたいものです。
進歩しているAI技術等情報関連頭脳集団も、ダーウインの突然変異説から始まる人間と、人間以上に変幻自在に突然変異するウイルス(微生物)の戦いでは、人間の知能段階ではとてもウイルスに太刀打ちできず今のところお手上げで状態のようですね!?


いま全世界でコロナウイルスを何とかしようと世界の政治家達が躍起になっているようですが、それよりコロナウイルスと比較にならないひどい大量の人殺し戦争を繰り返している政治家トップの人達が果たして、顕微鏡でしか目に見えない突然変異のコロナウイルスを退治できるのでしょうか?
因みに人間がウイルスを完全に抑えられたのは天然痘ぐらいで、他は皆今もいるエイズやエボラやインフルエンザウイルス等と仕方なしに共存して戦っているわけです。
その歴史的戦いの結果は前述の環境学者によるとウイルス(微生物)が9勝1敗で人間に大勝しているそうです。
人間と微生物の戦いは、なくならない人間の国家同士の利害や革命やテロの権力闘争である人殺し戦争を巡っての鼬ごっこ軍拡競争と大変似ているような気がします。

※ハワイにみるリゾートの光と闇
世に生まれて75年を過ぎた隠居のおいぼれ爺さんがお金もないのに何を血迷ったのか、10年ほど前から息子と私達老夫婦3人がお金を出し合い共同会員になってハワイ・オアフ島ホノルルの会員制リゾートを利用して毎年訪れています。管理費は年々上がっているようですが、隠居だから収入がないと言って、息子に親孝行を強制し、管理費を全額負担させているいい加減な父親です。
ハワイはアジア人が40%、白人が20%、その他をヒスパニックや原住民や混血が占めています。
ハワイ・オアフ島は観光客は日本人やアジア人が多く押し寄せ、米国住民にも有名な、リゾート地です。
アラモアナ近郊やワイキキ周辺やディズニーリゾート等がある西海岸は観光客用にどんどんホテルや施設が建替えられたり、拡張されたりしています。
オアフ島では鉄道がありませんので、移動手段は車かバスでしたが2020年一部の区間、高架鉄道が開業する予定です。
2020年に開業される部分の路線は、オアフ島の中でも観光客にはあまり馴染みのない地域ですが、いまディズニーリゾート地域や開発が進んでいるオアフ島西側リゾート地域に便がいいようです。


オアフ島イノウエ空港から終点アラモアナセンターへは2025年に開業する予定だそうです。アラモアナからインターナショナルマーケットプレイスやワイキキへはJCBカードを見せれば乗れる無料バス等があり、またアラモアナからワイキキ迄3㎞位なのでハイキング気分で歩いてもそう遠くありません。
ただその先東のダイヤモンドヘッドやココヘッド地域やマカプー岬やそしてサーフィンで有名な北方面のノースショア等、有名な観光地には2025年後もオアフ島の市内バス、ザ・バスやレンタカー等まだ車が必要なようです。
一方リゾート地特有のそこへ住んで働いている人達と観光客との格差問題はハワイでも同じで、ホノルル中心街を一歩外れるチャイナタウンやダウンタウン街等やアラワイ運河沿いは昔のままのようで夜になるとホームレスが集まってきたり、街娼が出たりと危険度が増してきます。ここにも先進国特有の貧富の差が表れているように見えます。
ホノルル・スターアドバタイザー紙の報道によると、州のホームレス支援機関が実施したオアフ島のホームレスの実態に関する調査で、2019年の1年間に州当局の支援を受けたホームレスの数は推定で14,870人に達し、うち2019年に新たにホームレスとなり、支援サービスを受けた人の数は全体の47%にあたる6,924人と報告されているそうです。
2015年頃から何故急にホームレスが増えてきたのかの理由はもう一つアメリカの政治によるようです。それはアメリカ本土のホームレスがハワイに押し寄せてきているらしいのです。例えばアメリカ西海岸ではホームレスが増えていることは知られていますが、そのホームレスの人が、気候がよく住みやすいハワイへ、航空機が安い時期になると、約300ドルほどで本国の西海岸発の航空券が買えるため、移住してきているのも急増の原因になっているようです。
最近ではハワイに住んで働いている人の生活費は、米国平均の1.5倍から1.7倍で、全米で最高レベルに近く、最低賃金は現在、時給9.25ドル(約1020円)。最低賃金で働く人が、無理なく平均的な2ベッドルームの部屋を借りるには、週に180時間も働く必要がある計算になるというそうです。日本の日に8時間週五日で40時間労働などというのは夢の世界のようです。
ハワイでは多くの人が仕事をいくつも掛け持ちして、ドラッグ等を使い睡眠を削り、ギリギリの生活をしながら生きていく人達がいて、片方ではアメリカ本土のホームレス等が気候温暖なハワイに、精神が暴力的になったり、睡眠を削る、薬等も一緒に持ち込み押し寄せている
というのが現状のようです。
アメリカ全体の光と闇を表しているのかもしれません。


どこのリゾート地も宿命ですが、そこに集まる人は、世界の高所得者層や所得の少ない人でもお金をためてたまにはハネを伸ばすためという事で、訪れるのが高級リゾート地と呼ばれる所だと思います。
基幹産業がない観光中心の国というのも、どこの国でも今回のコロナウイルスのようにお客がいなくなれば収入がなくなり経済が不安定になるようです。
資本主義自由放任経済というものは貨幣の流通が始まった時から、能力には関係がなく、人殺し軍の力と、お金たくさん持つ者との力が結びつき人を支配するという時代から脱することが出来ないでいることを証明しているようです。
今の世界の戦勝大国等の経済的富裕層グループだけが甘い利を貪り幅を利かせている状態では、自由と民主主義が結びつくことは実現しそうにもないようです。
経済的にはいっそ世界人民のすべての成人又は世帯に最低限の生活費を配ることにしたらどうでしょう?



でも強欲な世界のマフィアや軍や経済界の金持ち富裕層グループに猛反対され成立不可能ですかね!?

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