不良おやじの小言

思いのまま、自分で考え 人の生きる人生を認めた上で 

自由に、のびのびと、たった一度の人生

温暖化原因は原子力と戦争が主?

2014年10月12日 | 原子力の人災と温暖化

もちろん化石燃料の大量使用は極力削減努力が必要であるが、
地球温暖化の原因は原子力と戦争が主で
大量使用化石燃料だけではない?

原子力発電については
「ウランの核分裂によって、どのくらいのエネルギーが生まれるかというと、
ウラン235の1グラムで、
石炭3t(トン)、石油2000リットル分のエネルギーを生み出すことができます。
ウラン燃料と化石燃料では、発生する熱エネルギーの量が格段に違います。
原子力は、少量の燃料で大きなエネルギーが取り出せる。」
と一般に言われています。

二酸化炭素(CO₂)が温暖化原因の中心でないとすれば、
ここで私が核発電で疑問に思うことが一つあります。
エネルギーが消費されても
地球を含めた全体の宇宙の質量は同じはずですから、
消費されたエネルギーはどこに行くの?という問題です。
エネルギー (E) = 質量 (m) × 光速度 (c) の 2 乗
というアインシュタインの
質量とエネルギーの等価性は宇宙に存在する物質の質量と
あわせれば、宇宙の全エネルギーはゼロになるという理論が正解であれば、
半減期という問題にも疑問が出ませんか?

宇宙が膨張しようがそれは体積の話
(重量は重力によって変わるが全体の質量は変わらない)ですから、
他の変化の要素は光なので光が宇宙の果てから飛び出すという
理論がなければ、地球を含めた宇宙空間では
(質量×光の2乗)+エネルギーの合計ゼはロのはずですから、
光か質量かエネルギーに変換され、なくなるはずがないのです。
放射性物質が半減するとき
何か、光かエネルギーかが残っているはずなのです。
それが宇宙のどこかになのか、地球に温暖化の熱として残っているのか、
一時的にほかの物質になるのか、地球を含めた宇宙のどこかに、
その分だけ残っているということになるはずですよね?

そして思い出したように中学の理科の問題を調べてみました。
放射性物質が粒子の流れであるアルファ線やベータ線を放出して違う原子に
変わることを放射性壊変(崩壊)という。

①アルファ線を放出した原子は、ヘリウ ム原子核(陽子2個,中性子2個)を
放出するので、質量数は4 減り、原子番号 が 2少ない原子に変わる。

②電子の流れであるベータ線を放出した原子は、中性子 が陽子に
変わるので、質量数は変わらないが原子番号が 1大きい原子に変わる。

③ガンマ線は電磁波(光のなかま)なので、質量数も原子番号も変わらない。

とありました。
そしてインターネットから下記の様な回答を見出しました。

『数字が質量数を表わしますので、ウラン235が核分裂してヨウ素131と
セシウム137ができるのなら、「131+137=268」ですので、
ウランに比べて重すぎます。
実は、ウランが核分裂するときのヨウ素の片割れは、セシウムではありません。
ヨウ素 131の片割れはイットリウム103という物質で、
セシウム137の片割れはルビジウム95という物質です。
このように、同じウラン235でも核分裂によって
生じる物質はそのつど異なるのです。
また、ウラン235は、核分裂するときに中性子1つ(質量数1)を吸収し、
分裂時に中性子を複数個出しますので、
質量計算するときは中性子の質量数も加味する必要があります。

上図をみながら核分裂後の質量数を計算してみると、
左の図では「137+95+1+1+1+1」、右の図では「131+103+1+1」
で、いずれもウランの質量数「235+1」と等しくなりますね。
では、もうひとつの疑問、
セシウムやヨウ素の片割れはなぜ検出されないのでしょうか。
どこへいってしまったのでしょう?
その答えに迫るためには、核分裂によって生じる物質について、
もう少し詳しくみてみる必要があります。上図で示したように、
ウランは分裂すると2つの「核分裂生成物(放射性物質)」になります。
しかし先述したように、いつも同じ物質が生成されるわけではなく、
出てくる物質の可能性はなんと1000種以上もあります。
また、その物質類は大きく2つのグループに分けることができます。
この図をみてください。

横軸は質量数で、放射性物質名の後についている数字のことです。
縦軸は、ウランの核が1つ分裂したときにどれくらいの確率で
その重さの物質が出てくるかを示しています。
核分裂のときは、左の山から1つ、右の山から1つ出てきます。
つまり、ヨウ素131は右の山から、その片割れが左の山から出てきます。
セシウム137も右の山から、その片割れが左の山から出てきます。

たとえばセシウム137が出てくると、相棒としてルビジウム95も出てきます。
では、なぜルビジウム95が検出されないのでしょうか。

それは、ルビジウム95の寿命が非常に短いからです。
寿命を示す指標に、「半減期」があります。物質が半分の量に減衰するのに
かかる時間のことですが、このルビジウム95の半減期は0.38秒。
つまり生成からわずか0.38秒で、すでにルビジウム95の半分が
ストロンチウム95という別の物質に姿を変えます。
さらに、このストロンチウムも半減期が24分ですから、すぐにイットリウム95
(半減期10分)になり、次にジルコニウム95になります(下図)。


このジルコニウム95が実は問題です。ジルコニウム95の半減期は64日で、
長い間なかなか減ってくれません。ただ、ジルコニウム95は金属なので
燃料棒から出にくく、
燃料棒がよほどの損傷を受けない限りあまり問題になりません。
しかし、チェルノブイリの事故では、燃料棒が火を噴き、
事故後約50~100日目に他の物質に比べ多く検出されました。
ヨウ素131でも同様です。
相棒のイットリウムは、すぐに別の物質に変わっていきます。
このように、核分裂生成物質の半減期の多くは1秒以下で、
半減期の長い物質に落ち着きます。
これが、特定された物質だけが検出される理由です。』
ということだそうです。

ということは半減期を過ぎても安定した物質になるまで変化しながら
エネルギーを発し続けているということになるのですかね?
そのエネルギーは人間が電気とか熱とか消費して
最終的には熱エネルギーとして、
大気中か、宇宙かを漂うということになるのでしょうか?
これらのことを見ていくと、
原子力核分裂で出てくる可能性のある1000種以上の物質の内、
一部の規則性のある核分裂は解っているが、
規則性のないものは不明だというか、
よくわかっていないということのようです。
電力にそんな何が出てくるかわからない危険な原子力核を使うことは、
やはり安全が確認されるまで差し控えた方が良いのではないでしょうか?

そして近年の地球温暖化の原因は人為的な要因によって
放射強制力が変化し、
地球のエネルギー収支の均衡が崩れたのが大きな原因とされる。
とあります

それであれば大気中がオゾンで遮断されていれば、
化石エネルギーであろうが、原子力であろうが宇宙に熱として
放出されるものが増えない限り、
E=MC²ですから、地球が温暖化するのは当たり前ですよね。
この大元のエネルギーの熱は圧倒的に原子力の方が強いはずですね。

1945年から約70年2000回以上(年28回以上)の
◎核実験の膨大なエネルギー、
1945年以降毎年繰り返される戦争で使用されている
◎爆薬・火気・付帯する放射性物質、動力の原油等による
環境汚染や熱エネルギー、
◎工場や原油破壊などによる環境汚染や熱エネルギー、
1945年以降毎年繰り返される各国の軍事訓練による
◎爆薬・火気・付帯する放射性物質、動力の原油等による
環境汚染や熱エネルギー、
これらが一番の温暖化原因の様な気がします。
また地球へ相当のダメージを与えているのも事実ではないでしょうか?

もし熱エネルギーの増加によって海水が蒸発しCO2が増え、
温暖化しているのであれば


温暖化原因の削減の優先順位をつけるとすれば、
まず先にやるべきは順番的には、

1番目に核実験や戦争などの破壊力(原油や設備等)による
圧倒的エネルギー熱をなくし、武器使用による熱エネルギーや
人間の生活環境破壊をまずなくす。

2番目に圧倒的熱エネルギーを発する核発電は
安全を確認できるまで使わない、

3番目はメリットなき環境汚染物質は出さない、

そしてこれらに並行して大量消費生活の結果としての、
化石燃料の使用を少なくし、増え続ける環境汚染物質(CO₂も含め)は
増えないよう削減努力する。

というようにまず核実験や戦争をなくすべきではないのでしょうか?

核実験は公表では今のところ少なくなっているようですが、
何しろ核実験も戦争も環境汚染物質も、世界の人間の生活環境には、
デメリットのみで何のメリットもありませんから。

地球の環境保存の面の問題からも
「戦争をなくす一番いい方法は、世界治安の為の国際連合軍以外、
各国とも武器をもたないこと。そして
人殺しの武器を徹底的に取り締まるのが最善です。」

ということが言えるようです。

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原発推進派が地球温暖化を吹聴?

2014年10月01日 | 原子力の人災と温暖化
世界でもっとも地震が多く、軍をアメリカに支配され、資金面からも主に、
米軍事力支援のために購入した米国債はアメリカの金庫に保管
されている現状の日本に、 原子力は本当に必要なのでしょうか?

核爆弾所有国である、アメリカは上記グラフのように原子力発電は
電力全体の19%しかありません、約50%は石炭発電に頼っています。

同じく中国はわずか2%しかありません。ロシアも15%です。戦勝国では
地震もほとんどないフランスだけはダントツに77%となっています。
世界でも原子力発電は13%しかありません。

東京工業大学大学院丸山教授「地球温暖化論に騙されるな!」という、
本では下記の様な事を述べています。
「地球が温暖化していることは事実なのですが、
地球の温暖化がすべて二酸化炭素が原因なのか、
※二酸化炭素が原因で温暖化しているのか?
※温暖化のために二酸化炭素炭素が増えているのか?
本当は温暖化のために地球の7割が占める海の中に溶け込んでいるCO₂が
空中に放出されているのではないでしょうか。
スーパーコンピュタのシュミレーションでは
水蒸気からできる雲の存在を無視し一定で計算しています。
雲の量が1%増えれば温度は1%下がります。
磁場が弱くなれば宇宙線が増え雲が増えます。
これらの科学的に証明されている事実等を計算に入れていません。

多分温暖化すると二酸化炭素が増えるのでしょう。
地球の温暖化は色々な要素を分析しないとはっきりしません。
地球大気中の主成分の割合は、(単位質量比:%)
窒素(N₂)75.35、酸素(O₂)23.07、オゾン(O₃)0.00064、アルゴン(Ar)1.283、
水蒸気(H₂O)0.330、二酸化炭素0.054です。
体積比で換算しても0.04%にしかなりません。

二酸化炭素はここ百年増えているのは事実なのですが、それは
PPMで表現すると現在二酸化炭素は毎年1ppm増えています。
100万個の分子の中で1個毎年増えているそれで、
二酸化炭素が急激に温暖化を進めることにはつながらないでしょう。
 


科学者の世界は民主主義ではなく、政府もメディアも温暖化が、
二酸化炭素犯人説へ動いたら、流れに逆らえば、村八分に遭い、
研究費も得られないし、死活問題になってしまうのです。
この二酸化炭素犯人説は導いたマスコミに多大の責任があります。

科学者は今まで一方的に細分化した歴史があります。今からは気象学、
地質学、物理学、天文学等研究者を融合して研究することが必要です。
地球温暖化の問題もそんなプロジェクトで研究した結果、
地球は寒冷化に向かっています。これは歴史が証明してくれるでしょう。

2035年頃まで寒冷化が続き、その後また緩やかに温度上昇に向かう。
参考 南極は寒冷化?

地球の寒冷化のための対策がもっと必要で重要です。
発電については、今の発電方法では私たちの生活をすべて賄うことは
できず、化石燃料に変わる方法は、原子核分裂ではなく核融合がはるかに
安全で、エネルギーとして考えらますが、技術的に難しい。」
と述べています。

また温暖化の問題と、大気汚染等環境汚染の問題は別のことのようです。
水や食料危機、大気汚染の問題は事実だし、汚染原因を削減する努力も、
しなければならないということは皆同じ考えのようです。

むしろ私の考えと違い、技術系の科学者特有の合理性・理論や科学的証明
を重んじすぎ、非常に将来を心配する真面目な学者の方のようで、
人口の増加は危険で30億〜40億の人間しか地球は食べさせられない、
殺し合いは人が生きていくうえで歴史的には必然的なもので、
これからは人口調整が必要と述べています。

そして「人口の減少は国力低下につながる、少子化対策をといっているが、
国力とはいったい何でしょう、経済上の働き手であり、戦争が起きれば
兵隊になる数でしょう、そうした国益を考えている場合ではない」
とも述べています。

でも人間はマルサスの人口論や、マキュアベリの君主論の通りなることは
ありませんでした。人間はそれを乗り越えてきました。人口が増加したら、
たそかに教授の言うように地球のキャパシティーには、限界があり
自然に勝てないのは事実だと思います。

しかし、私の様な勉強もせずに、高校までは、理科系、大学は文科系
という中途半端なノンポリシーの楽観人間からすれば、
核実験や戦争をなくして、文科系技・術系問わず皆で考えれば、
もう少し違う方向が見えるのではないかと思うのです。

若者が兵隊になり、せっかく生まれてきたのに、
馬鹿な政治家や革命家の国益とか人民解放とかの屁理屈で、
戦争の為に精神論だけで洗脳徴兵され、
貴重な命をなくすのはおかしいと思っているのです。


例えば先進国では、コンビニやスーパーでは、賞味期限切れで、
膨大な食料を捨てています。それを寒冷化から温暖化するまで、
もっと長持ちさせるとか、保存させるとか、
考えればまだまだ改善することは一杯あるのだと思うのです。

そして最も問題なのは、教授の言うように、真実を曲げてしまう報道や、
情報操作で人民を操作しようとするプロパンガンダ報道等、マスコミの
報道姿勢の問題なのではなのではないでしょうか?
真実を曲げられてしまうと、優劣関係なく、どんな人間でも
正常な判断はできなくなってしまいます。

教授の本を読み地球寒冷化を納得すると、むしろ、勘ぐれば、
もしかしたら多大な利益をもくろむ原子力推進派が、
原発をなくさないように世界人民を洗脳するために、
地球温暖化論を展開しているのではないかという思いがします。

今の段階では世界の平和のためには原子力による発電は、
なるべく少なくした方がいいことは紛れもない事実でしょう。
それに日本は原子力があってもなくても
海外に頼るエネルギ-輸入依存度はあまり変わりありません。

それに火力発電でCO₂を出さない研究は各段に進歩しています。
化石エネルギがなくなるころには、色々な安全な代換えエネルギーが
開発されているでしょう。


米国が国内の原子力による危険をなるべく避け、敗戦国である、
日本に危険な原子力核のエネルギーの基地になってもらいたい
意図がありありと伺えます。

そしてそうなってくると、環境破壊の問題は、何度も何度も戦勝国中心で
行われた(公表されただけで2000回)原子力を利用した
地上・地下の原爆実験や水爆実験等、
全世界に放射能をばらまいたことが
環境汚染と環境破壊の大きな原因となっているのは
間違いないことではないでしょうか?
その破壊エネルギーはCO₂等に、くらべものにならないはずです。
地下実験による爆風等も相当なダメージを地球に与えているはずです


この原子力が一番の温暖化犯人ということはCO₂より、もっと信憑性が
あるようですね。何しろ世界の優秀な科学者の頭脳が寄り集まっても、
解決できない、解らないことだらけですからね。温暖化も
核実験による爆風・放射能等の影響が大きいのではないでしょうか?
南太平洋の水没島も付近で、米国の核実験が原因ではないでしょうか?

その次は環境破壊原因は戦争ということになります。
大量人殺しと、人間の生活環境の破壊ですから、
これは誰が見ても環境破壊の原因であることは間違いありません。
この原子力を利用した核実験等と戦争の二つが、
一番の環境破壊原因で、温暖化犯人ということではないでしょうか?

だから原子力は安全が確認されるまで使わない、戦争はなくすという
二つのことが人類の存続には欠かせないことだと思うのです。

※戦争をなくすには
集団安全保障の意味は、国連憲章では武力威嚇、武力行使、平和の破壊、
及び侵略を禁止しているわけですからそれに違反した国があった時は
国連加盟国が一致団結して違反国に対抗するという意味です。

国際連合加盟国193か国は、各国の軍の脅しや暴力に基づく暴走・横暴
から世界人民を守る必要があります。
特に戦勝5大国の国際政治家は勇気をもって、
国益や思想を超え、各国の軍の脅しや暴力に基づく暴走・横暴から
世界人民を守る施策を考えるべきだと思います。

それには一番いい方法は世界治安の為の国際連合軍以外、
各国とも武器をもたないことです。そして
人殺しの武器を徹底的に取り締まるのが最善です。


また世界の人民も聖書やコーランは神の発言されたことではなく、
伝導師である人間が勝手に神のお告げとして
まとめただけのことという事を理解したうえで
信仰しないといけないと思います。

つまりいくらでも人間という伝道師が都合のいいようにまとめ、
自分に 利があるよう作ることが出来るということです。
普遍的なものではないということです。

だから人間でも教祖様になり、それを信じてもらえば、
寄付金等たくさんの富が教祖に集まりお金儲けができるだけの話です。
教祖が人を救えるわけがありません。

ですからジハードや自爆テロで罪もない人を殺しておいて
天国に行けるわけがありません。
最近のイスラム国もただの自分がいい思いをしたいだけの、
人殺しの集まりにすぎません。 そんな人たちは、
殺人はいいよ!とウソを言った伝道師とともに、血の海地獄で舌を抜かれ、
永久にその海を溺れさまようかもしれませんよ!

国連人権宣言のすべての人間は、生まれながらにして自由であり、
かつ、尊厳と権利とについて平等である。と言いています。
武器を捨て、国連憲章の武力威嚇や武力行使禁止の条項を必ず守れば、
世界平和も夢ではないような気がします

あとせいぜい40億〜50億年の地球の寿命、皆争いをやめて
平和に暮らせるよう努力しませんか??

と言っても、世界の武力紛争にまきこまれる世界人民の願いは
今の各国の利害関係中心の自分の国さえよければよいという
国益偏重で、軍事力優位で核爆弾さえ持っていれば、
世界での国家として優位に立てるという、人権など無視の、
自己中心の浅はかな知恵の戦勝国 を中心とした
国際政治家等には無理なお願いかもしれませんが!?


第2次世界大戦の戦死者数。ヨーロッパ戦線では3,644万4千人が、
アジア・太平洋戦線では2,390 万9 千人が戦争 で命を失っています。
第2次世界大戦では、
総計 6,035万 3 千人という多く の人間が殺戮されています。
第1次 世界大戦(1914~18)の死者2,600万人を優に 超えています。

国際連盟は第1次世界大戦中、国際的な平和維持を目的に設立されました。
日本も当初から常任理事国として参加していましたが、満州事変によって
建国した満州国が調査の結果認められず、日本は脱退してしまいます。
国際連盟は、武力制裁などができないなど、国際紛争を解決することが
できず、ドイツ、イタリアなどの脱退も相次ぎ、力を失っていきました。

そして第2次世界大戦終結の1945年に、
戦勝国となる米、ソ連、イギリス、フランス、中華民国を中心に、

第2次世界大戦の反省を踏まえて、国際連合が設立されました。
同時に国際連盟は解散となり、
国際司法裁判所などの一部機能は国際連合に引き継がれました。

しかし16世紀から第1次世界大戦前までの300年で
武力紛争の犠牲者数は世界の総 計で1,500 万2 千人でしたが、

第2次世界 大戦が終結した1945年〜2000年の55年間に世界で
第二次世界大戦に匹敵する、5104万人が武力紛争で死亡しています。

そして、終戦後戦死者は、権力闘争などに関係のない
民間人が殆どであると言っても過言ではありません。

国際連合の意図と違って、戦後武力紛争は全然減っていなく
むしろエスカレートしているのです。
そして問題は民間の死者の比率が大きくなっていることです。

この原因は
①陸海空の武装設備やコンピュータを使った大陸間弾道ミサイル等の
兵器が格段に進歩し、大幅に殺傷能力が上がったこと。

②空爆や航空ロボット兵器等で、戦争で女・子供や一般市民が
殺傷されることが多くなり、神の意志や信仰心とは関係なく、
主に中東等で戦勝国軍に家族を殺された恨みが、
イスラム等の宗教を教える伝導者に
復讐を正当化する中身にすり替えられていったこと。

③欧米、日本、中国等が石油等の資源確保のために、
経済力(金銭)だけで、買い上げ
民主制とは程遠い、独裁政権や王族政権を許してしまったこと。

④国際連合が意図した武装紛争の抑制のための戦勝国拒否権が
有効に機能せず共産主義・資本主義の冷戦の為、
かえって武力紛争をエスカレートさせたこと。
等が大きな原因と思います。

しかし武力威嚇や武力紛争のもっとも大きな原因は、
近代化された陸海空の武装設備・兵器もありますが
何と言っても原子力開発に伴って進化してきた核爆弾の存在です。

この原子力という得体のしれない物質は、世界の人民の生命を脅かし、
なおかつ使用済み核燃料を処分できるかどうかも解っていません。
そして何万年も地中深く埋める原始的方法でしか処理できません。
そのコストもトータルすると膨大なものになります。

この原子力処分の問題はどんなに優秀な頭脳でも、開発から
80年以上たった今でも、少しも進歩も解決もできていません。

では何故原子力開発に世界の政治家は固執するのでしょう。
それは戦勝国国際政治家等が、原子力利用から生まれる核爆弾は
国家が優位な立場に立てる有力な武器となるからです。

また、武力威嚇等で国家として優位な立場に立てるだけでなく、
その原子力開発に伴う武器輸出等でも大儲けできる為、
原子力技術を捨て去る勇気がないのです。

ですから今でも平和利用目的としての大義名分で、大変危険で、
コストが最終処分まで膨大になるにも関わらず、平和利用という
根拠のない大義名分で、原子力利用電力に固執するのです。

もう一度言いますが
戦争をなくす一番いい方法は、世界治安の為の国際連合軍以外、
各国とも武器をもたないこと。そして
人殺しの武器を徹底的に取り締まるのが最善です。
そうすればロシアや中国やイスラエルやハマスやイスラム国
や欧米諸国やタリバンやマフィア・その他暴力組織の、
最も能力がなく、知恵もなく、戦争の大義名分・責任の
なすり合いを続ける戦争好きなトップたちは、
すべていなくなります。強欲で馬鹿なトップがいなくなれば、
世界人民はすべて、とりあえず平和になります。
そして安全が確認されるで迄、原子力は使わない。


でもいくら叫んでも、
国際のトップ政治家は、人間性より利害の国益中心で、
そんな方向に向かう、人材が育たず皆無で、とても無理なようです。
平和など夢幻!! 

学生AとBの会話

A「左派とか右派とかどういう意味?」

B「左派・右派という言葉が初めて出てきたのはフランス革命の頃だよ。
当時、保守派が議場の右側に、革命派が議場の左側に座っていたこと
からきたようだ。つまり、右派=保守的・左派=改革的ということに
なったようだ。共産圏では日本と左右逆になるだけの話だね。
どちらも余りにその思想に偏りすぎると過激化し、
テロリズムや暴力化する。」

A「何で?」

B「日本においては極右翼は極端に国粋主義になり国を守るため、
極左翼は極端に人民を守るため、その思想以外の者を排除する傾向に
なり、平行線をたどり絶対かみ合わない。どの国でも、この対立は
歴史上エスカレートし、テロリズムや暴力化し最終的には何度も戦争
(大量人殺し)に発展している。だから極左や極右思想だけは、
人間の存続のためには絶対許してはいけないと思う。」

A「それで普通の左派と右派と、どっちがいいの?」

B「左右穏健であっても、いずれの政治主張も自分の生活を良くしたい
という想い、個人的欲望がベースにあることは間違いない。その為
今の資本主義や共産主義ではどちらも欠陥がある。
利己的なものが加わるから、どちらも完全な民主主義ではないので、
どちらがよいのかというのは一概にはいえないと思う。」

A「どうしてよ?」

B「例えば、日本の過去民営化された国鉄や郵便局では、国が管理
しているときは法律の原則では業者に勝手に発注したり
できなかったが、民営になると、法律的な縛りがなくなるから、
抑制がきかない、代表者等実質権力者の好きなように出来る。
道徳的問題に目をつぶれば汚職もリベートも取り放題だよね!
今がそうだといっているのではないが企業は秘密を持って良い、
だから、市民には誰にも内情はわからない。
そんなもの民主主義でも何でもないよね。独裁と変わりない。
権力トップのやりたい放題出来るってことだよ、あほらしい!
共産党は1党独裁だからもっと共産党トップのやりたい放題だよ!」

A「ところで、左(赤)派、右(青)派あんたはどっち?」

B「おれ、俺は黄色派」

A「おいおい信号機じゃないんだから、」

B「そういう思想には染まらない、自己マイペース派、
政策に是々非々で、特徴がないノンポリシーのどっちつかずだから、
あまり人々からの支持もないはず。」

A「それは、どうして?」

B「人間はどちらかにしてもらった方が解りやすいから、左右対立した
構図の方を好む、だから投票もマスコミを巻き込んで情報合戦をする
し投票のためにたくさんのお金が流れる。今度のスコットランドの
選挙も相当、裏で、うまい話の提示や買収が行われただろうね?
でも人民はがんばった方だと思う、だから今の選挙制度は必ずしも、
本当の人の心を反映しているとは限らない。生活のためとか、お金に
目がくらむ。だから私自身は余り選挙制度を信じたことはない。
人間はお金で買収されやすい動物なんだと思う。」

A「じゃ、それを是正するために、自分で立候補すればいいじゃないか?」

B「私みたいに謙虚で控えめで質素な人間は、
権力志向で目立ちたがり屋が好む選挙などに立候補しないもの。」

A「嘘つけ、お前が一番目立ちたがり屋のくせに!」 
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