言葉の力で会社を盛り上げよう
7/12 遠藤 功さんのお話の要約です。
言葉だけでで会社を変える、という事は難しいかもしれないが、
会社を良くする第一歩として、言葉は非常に有効である。
以前にも私(遠藤さん)が採りあげた『鉄道整備株式会社』という会社は、
東京駅などで新幹線の車両清掃や駅構内の案内業務を業としている。
その時のお話は⇒こちら
遠藤さんの『鉄整』紹介のホームページ⇒http://gemba-sembonknock.com/2011/08/22/0900.html
この会社では、会社や職場の雰囲気を、より良いものにしようと、
『普段の何気ない言葉使いに気をつけよう』という取り組みをしている。
その取り組みの具体例を紹介すると、
この会社では、現場のリーダーである主任以上に2冊の冊子を渡している。
遠藤さんの冊子紹介のホームページ⇒ http://www.isaoendo.com/column/
その一冊は『ノリ語集』で、部下が乗りが良くなるような言葉、
例えば、あ・・・ありがとう、い・・・いいねえ、う・・・うまく行くよ、
などが45ほど書かれている。
こうした言葉を日常的にできるだけ使うようにしようというわけである。
現場の主任さんはたまにこの冊子をめくって、
現場で意識的にこうした言葉を使うように心掛けている。
もう1冊は『ノリません語集』で、
か・・・がっかりだね、き・・・気が付かないね、こ・・・こんなもんかよ、など、
部下のやる気を失くさせる言葉が書かれている。
こういう言葉は、勿論使わないようにしなければならない。
”部下の人たちの乗りが良くなる言葉”を使うことは勿論大切であるが、
その一方で、乗りが悪くなる言葉を意識して使わないようにする事も大切である。
たった一つの言葉で、人間は感情が変わってしまうものである。
これらの冊子の最初の頁には、その、言葉の重要性が書かれている。
あなたの話すその一言、
その一言で励まされ、その一言で夢をもち、
その一言で腹が立ち、その一言でガッカリし、その一言で泣かされる。
ほんのわずかな一言が、不思議な大きな力持つ。
ほんのちょっとの一言で。
一言よく人を生かし、一言よく人を殺す。
会社や組織において、
人と人が結びついて一つの輪になり、大きな力を発揮させるためには、
言葉によってつながって行かないといかない。
些細なことのように思えるが、
一人一人が普段の何気ない言葉使いに気をつけて、工夫するだけで、
職場や会社の雰囲気は間違いなく良いものになる。
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