人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

勿忘草と忘勿石

2022年06月08日 | 日記

六月上旬、北海道でも勿忘草の咲く季節となりました。

ワスレナグサの名前の由来は、英名 forget  me  not  の直訳、中世ドイツの悲恋物語。

それにしても「勿忘草」をワスレナグサと読むためにはレ点(返り点)を付けなければ読めない。

明治時代の命名であるから、漢文の影響が有ったのだろう。

 

十年以上前の写真になりますが、西表島南風見田の浜近くに有る忘勿石の碑です。

 

「忘勿石 ハテルマ シキナ」と岩に刻まれた文字が今でも残っています。

1945年子供達への追悼文ですから、日本語読みで書かれています。

 

蛇足ですが、忘勿石とは・・・・・です。

 

西表島南風見田の浜から見た水平線の向こうの波照間島です。


フウロソウ科 ヒメフウロ

2022年06月06日 | 野の花山の花

昨日裏山をほっつき歩いていたら、こんな植物を見つけた。

初めて見る植物、名前がわからない、そこでグーグルレンズの出番。

フウロソウ科ヒメフウロ(姫風露)、別名塩焼草、北海道では園芸種が野生化したもの。

葉の形はセリ科のミヤマセンキュウに似ている、フウロソウ科の植物とは思えない。


手稲山に今時咲く野の花山の花

2022年06月05日 | 野の花山の花

霧立ち込める森の中に咲くオオカメノキ、今がちょうど見頃を迎える。

 

シラネアオイもまだまだ咲いています。

 

手稲山のツバメオモトは花が小さいのが残念。

 

ナナカマドの花はそろそろ終わり、夏になるとホザキナナカマドが咲き始める。

 

日の射さない霧の中ではニリンソウも半開き。

 

手稲山に多い花、ハクサンチドリが咲き始めた。

 

ミネザクラも葉桜になってしまった。

 

昨年までは白花のミヤマオダマキが有ったんだが。

 

ミヤマハンノキの雌花と雄花、私は花粉症、ハックション!

 

山の中腹でちょうど見頃を迎えたムラサキヤシオツツジ。


雲海とフイリミヤマスミレ

2022年06月04日 | 野歩き山歩き

先日から北海道の上空に寒波が入り込んで寒いです、今朝は思わずストーブを付けてしまった。

こんな天候の時は山に雲が掛かりますが、上空は晴れていることが有るので行ってみた。

 

森を抜け中腹に差し掛かりますが依然として霧の中です。

ほとんど先の見えない濃霧、熊鈴を付けてゆきました、人よけのためです。

 

頂上に着きました、南の方は晴れています、石狩湾からキリが流れ込みます。

 

頂上から石狩湾方面、厚い雲に覆われ何も見えません、一面の雲海です。

 

石狩湾から石狩平野、こちらも雲海に覆われ何も見えません。

 

札幌市街地上空だけがかろうじて雲が切れていた。

 

誰も居ない頂上でオニギリ食って帰ってきた、年寄りの昼飯は簡単で安上がり。

 

道端にフイリミヤマスミレが咲いていた、これからは山野草の花が一斉に咲きだします。


6月1日の夕空

2022年06月01日 | 自然観察

6月1日は日没後の西の空に月齢2.0の細い月が見えます。

ただしこれは昨年6月12日の写真なので金星が宵の明星となって写っています。

今日の月の入りは午後8時30分ごろなので晴れていればこの様な月が見えるでしょう。