全日本プロレス出場選手
ジャンボ鶴田(197cm115kg山梨出身)
グレート小鹿(183cm100kg北海道出身)
大熊元司(176cm130kg埼玉出身)
サムソン・クツワダ(190cm121kg北海道出身)
ミツ・ヒライ(179cm104kg兵庫出身)
百田光雄(173cm100kg東京出身)
桜田一男(185cm120kg北海道出身)
肥後宗典(184cm102kg熊本出身)
伊藤正男(178cm120kg北海道出身)
大仁田厚(178cm98kg長崎出身)
淵正信(183cm90kg福岡出身)
園田一治(178cm85kg宮崎出身)
国際プロレス出場選手
ラッシャー木村(185cm125kg北海道出身)
グレート草津(193cm118kg熊本出身)
マイティ井上(175cm108kg大阪出身)
アニマル浜口(175cm108kg島根出身)
寺西勇(177cm97kg富山出身)
田中忠治(176cm105kg山口出身)
大位山勝三(179cm120kg兵庫出身)
稲妻二郎(177cm105kgフランス出身)
鶴見五郎(176cm105kg神奈川出身)
ミスター・ヨト(173cm100kg兵庫出身)
米村勉(176cm105kg秋田出身)
スネーク奄美(174cm92kg鹿児島出身)
(レフリー) ジョー樋口、ジェリー・マードック、阿部修、前溝隆男
(特別レフリー) 芳の里
(対抗戦ルール) PWFルール、ただし場外カウントのみ20カウント。
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3月28日(日)東京・蔵前国技館 観衆9800人
アジア・タッグ&IWA世界タッグ・ダブル選手権 60分3本勝負
小鹿&大熊(1-1)草津&井上
①井上(9分42秒体固め)大熊
井上は大熊へフライング・ショルダーアタック2連発、倒れたところへサンセット・フリップ2連発、さらにバックドロップと続けフォール。
②大熊(7分52秒体固め)井上
井上へ大熊がフライング・ヘッドバット、小鹿がコーナーポストからのダイビング・キックと続け、倒れたところへ大熊がダイビング・ヘッドバットを決めフォール。
③(5分15秒両軍リングアウト)
井上のドロップキックで小鹿が場外に落ちた事をきっかけに、4選手入り乱れての場外戦となりドロー。
※小鹿・大熊組がアジア王座初防衛、井上・草津組がIWA王座の防衛に成功。
30分1本勝負
サムソン・クツワダ(17分7秒体固め)寺西勇
寺西がコーナー最上段からダイビング・ボディアタックを決めたもののレフリーも巻き込まれカウントされず、逆にクツワダはネックブリーカー・ドロップからブレーンバスターを決めてフォール。
ジャンボ鶴田・試練の十番勝負第2戦 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(1-1)ラッシャー木村
①木村(13分27秒片エビ固め)
鶴田をロープに振りカウンターのクロスチョップからブレーンバスターでフォール。
②鶴田(6分34秒体固め)
鶴田はショートレンジからのドロップキックからダブルアーム・スープレックスでフォールし勝ちをアピール。しかしレフリーがカウント2と宣言した為、木村に襲い掛かりシュミット流バックブリーカーから再びダブルアーム・スープレックスを決めフォール。
③(4分53秒両者ダブルフォール)
鶴田が原爆固めを決めようとした瞬間、木村がロープを蹴った為、形が崩れたものの鶴田は木村の体を離さず強引にブリッジ。芳の里レフリーは、両者の肩がマットに付いているとみて、両者に対しカウント3。
※鶴田試練の十番勝負2戦2分。
鶴田のコメント
「気ばかり焦って思うようなファイトができなかった。いずれにしても決着をつける意味で、再選はやらんといかんね。チャンスがあればいつだっていいですよ。」
木村のコメント
「俺は鶴田のブリッジが全然効いてなかったので、逆に余計に体を預けてしまった。まさかあのカウントがこっちも数えられていたとは考えもしなかった。」
芳の里レフリーのコメント
「ダブルフォールは信念をもってやった。二人とも完全に両肩がついていたので3カウント取ったのであって、文句をつけられる筋合いは全くない。鶴田も木村もガンガン戦ったし、いい試合だったよ。」
鶴田-木村戦の試合前リングに上がった大木金太郎は、この試合の勝者とアジア・ヘビー級王座をかけて戦ってもいいと挨拶。
30分1本勝負
アニマル浜口(8分25秒カナディアン・バックブリーカー)肥後宗典
浜口は肥後のジャンピング・エルボードロップをかわしカナディアン・バックブリーカー。一度リングに落とし、再度カナディアン・バックブリーカーを決め勝利。
タッグマッチ30分1本勝負
ヒライ&桜田(1-0)田中&大位山
①桜田(11分34秒体固め)田中
田中が桜田へボディスラムを決めようと持ち上げたところへ、ヒライがドロップキック。田中が押し倒される形となりフォール負け。
20分1本勝負
稲妻二郎(5分35秒片エビ固め)園田一治
稲妻は園田のドロップキックをかわし、ジャンピング・ヘッドバットを決めフォール。
鶴見五郎(5分39秒片エビ固め)大仁田厚
鶴見は大仁田をショルダースルーからネックブリーカー・ドロップで叩きつけフォール。
伊藤正男(10分8秒片エビ固め)米村勉
平手打ちの応酬に打ち勝った伊藤が米村を抱え上げてコーナーポストへ叩きつけた後、アバランシュホールドを決めフォール。
百田光雄(7分2秒反則勝ち)ミスター・ヨト
百田がヨトの反則攻撃に怒り反撃に出たところで、ヨトがタイツに隠し持っていた塩を百田の顔面に投げつけ反則負け。
スネーク奄美(9分50秒体固め)淵正信
奄美は淵へドロップキックからボディスラムで叩きつけ、コーナー最上段からダイビング・ボディプレスを決めフォール。
両軍選手入場式
(試合開始18時)「全日本プロレス中継」「国際プロレスアワー」収録
対抗戦結果10戦4勝4敗2分で引き分け。
馬場全日代表のコメント
「第1戦からなかなか力の入った試合ばかりだった。あまりにもファンがエキサイトするので、選手もつられてカッカしたようだ。どの選手も正々堂々戦ったし、機会があればまたやりたい。」
吉原国際代表のコメント
「疲れたよ。全員実によくやってくれた。木村と鶴田の試合は最後納得できなかったが、レフリーのジャッジに文句を言う筋合いはない。IWAをかけたタッグマッチは、再試合をしなければ草津と井上も納得しないだろう。近日中に馬場君と話し合って、はっきり方針を打ち出したい。」
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