昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第1戦~第5戦('77ジャイアントS)

2012年03月10日 19時50分17秒 | '77全日本プロレス

開幕戦 10月1日(土)茨城・古河市体育館 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
鶴田&羽田(2-1)マクダニエル&ヤングブラッド
①鶴田(10分50秒回転エビ固め)ヤングブラッド
②マクダニエル(7分17秒体固め)羽田
③羽田(6分56秒回転エビ固め)ヤングブラッド

タッグマッチ45分1本勝負
ブラジル&パテラ(1-0)馬場&天龍
①パテラ(12分56秒体固め)天龍
スイング・フルネルソンからエルボー・ドロップでフォール。

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(15分54秒4の字固め)ロッキー・タマヨ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(0-0)高千穂&クツワダ
①時間切れ

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(14分56秒エビ固め)百田光雄
ミスター林(10分34秒体固め)肥後宗典

15分1本勝負
伊藤正男(12分16秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録(生中継)

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第2戦 10月2日(日)東京・後楽園ホール 観衆2400人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブラジル&マクダニエル
①マクダニエル(13分44秒体固め)鶴田
②日本組(4分20秒リングアウト)外人組
③鶴田(2分39秒片エビ固め)マクダニエル

30分1本勝負
ケン・パテラ(11分21秒カナディアン・バックブリーカー)ロッキー羽田
ザ・デストロイヤー(13分20秒4の字固め)ジェイ・ヤングブラッド
サムソン・クツワダ(11分55秒片エビ固め)ロッキー・タマヨ

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&高千穂(0-0)小鹿&大熊
①時間切れ

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(10分5秒首固め)伊藤正男
百田光雄(9分29秒エビ固め)ミスター林

15分1本勝負
肥後宗典(9分30秒逆エビ固め)園田一治

(試合開始13時)

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第3戦 10月3日(月)名古屋・愛知県体育館 観衆4100人
UNヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(2-1)ワフー・マクダニエル
①鶴田(17分49秒体固め)
マクダニエルがロープの反動をつけてチョップを決め、再度ロープの反動をつけ攻撃してきたところへ、鶴田がフライング・ボディアタックを決めフォール。
②マクダニエル(8分10秒体固め)
トマホークチョップからブレーンバスターでフォール。
③鶴田(1分14秒回転エビ固め)
マクダニエルは場外に落ちた鶴田をエプロンで捕まえてロープ越しのブレーンバスター。フォールをカウント2で返されると、再度ブレーンバスターを狙うが、鶴田は空中で切り返して背後に降り立ち、ロープへ押し込んで後方回転エビを決めフォール。
※鶴田がタイトル4度目の防衛に成功。
鶴田のコメント
「あのワーフが最初からクリーンファイトでやってきたのにはびっくりした。多少面食らったが、先制点を取って余裕が出てきた。調子は最高だ。」
マクダニエルのコメント
「技の数では俺が圧倒していたが、最後にしくじった。しかし、あのカウントは早すぎる。こんなバカな事があるか。チャンスがあったらどんなタイトルにでも挑戦したい。」

タッグマッチ45分1本勝負
ブラジル&パテラ(1-0)馬場&デストロイヤー
①ブラジル(17分42秒体固め)馬場
パテラのコーナーポストからのニードロップに続き、ブラジルがジャンピング・ココバットを決め馬場をフォール。

30分1本勝負
高千穂明久(13分50秒片エビ固め)ジェイ・ヤングブラッド

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&羽田(1-0)小鹿&大熊
①天龍組(20分46秒反則勝ち)小鹿組

30分1本勝負
サムソン・クツワダ(11分48秒片エビ固め)ロッキー・タマヨ

20分1本勝負
ミスター林(10分17秒片エビ固め)肥後宗典
ミツ・ヒライ(12分50秒首固め)伊藤正男

15分1本勝負
百田光雄(11分3秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第4戦 10月5日(水)大阪府立体育会館 観衆7500人
PWFヘビー級&アジア・ヘビー級選手権 60分1本勝負
ジャイアント馬場(0-0)大木金太郎
①(17分37秒両者リングアウト)
両者額から流血の試合となり、度重なる急所攻撃に怒った馬場が、チョップ、ストンピング、16文キックで反撃すると大木は場外へ。リングへ戻ろうとする大木へ馬場がストンピング・チョップ攻撃で場外に落とし、追いかけて場外戦となりドロー。
試合結果に納得がいかない馬場が、試合後大木の控室に乗り込みあわや乱闘となる場面もあり、日本プロレスの長谷川代表が大木の意思を確認し、今シリーズ中に時間無制限1本勝負での再戦が決定的となった。
※馬場がPWF王座36度目、大木がアジア王座の防衛に成功。
馬場のコメント
「今すぐでもこの場でやりたいぐらいだ。このまま黙って引き下がるわけにいかんし、向こうが急所打ちで来るなら、時間無制限1本勝負でやってもいい。両者リングアウトというルールではなく、はっきりと決着をつける試合でなくてはダメだ。」
大木のコメント
「レフリーが悪い。これじゃ試合にならない。一度韓国に帰り、トレーニングを積んでまたやってくる。デスマッチでも何でもやってやる。」

タッグマッチ45分1本勝負
ブラジル&パテラ(1-0)鶴田&羽田
①ブラジル(16分25秒体固め)羽田

タッグマッチ30分1本勝負
デストロイヤー&天龍(1-0)マクダニエル&ヤングブラッド
①天龍(12分30秒揺りイス固め)ヤングブラッド

30分1本勝負
高千穂明久(11分48秒体固め)ロッキー・タマヨ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)クツワダ&伊藤
①大熊(23分53秒体固め)伊藤

20分1本勝負
百田光雄(13分47秒逆さ押さえ込み)ミツ・ヒライ
肥後宗典(11分55秒逆エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第5戦 10月6日(木)岡山・津山市総合体育館 観衆2000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブラジル&マクダニエル
①(9分43秒両軍リングアウト)
②鶴田(2分8秒片エビ固め)マクダニエル

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(18分25秒4の字固め)ロッキー・タマヨ
ケン・パテラ(10分22秒片エビ固め)サムソン・クツワダ

タッグマッチ30分1本勝負
天龍&羽田(0-0)小鹿&大熊
①時間切れ

30分1本勝負
高千穂明久(15分55秒片エビ固め)ジェイ・ヤングブラッド

20分1本勝負
伊藤正男(12分29秒コブラツイスト)ミツ・ヒライ
百田光雄(11分50秒回転エビ固め)肥後宗典

15分1本勝負
大仁田厚(13分2秒エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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