昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第12戦~第16戦('76ブラックパワーS)

2011年11月19日 19時30分20秒 | '76全日本プロレス

第12戦 8月28日(土)東京・日大講堂 観衆7200人
覆面世界一決定十番勝負・第10戦(最終戦)
覆面剥ぎマッチ・東京スポーツ賞争奪戦
USヘビー級選手権 60分3本勝負
ザ・デストロイヤー(2-1)スーパー・デストロイヤー
①スーパー(17分35秒体固め)
場外戦から先にリングへ戻ったスーパーはコーナー最上段に上り、リングに戻ってきたデストロイヤーの頭部へエルボードロップ。さらに倒れたデストロイヤーへコーナー最上段からのフライング・ニードロップを決めフォール。
②デストロイヤー(2分50秒体固め)
スーパーはヘッドロックにきたデストロイヤーをロープに振り、自分も別のロープに走り交差し合うが、突然スーパーはリング中央で伏せロープから戻ってくるデストロイヤーを待ち構える形となったが、デストロイヤーはスーパーへ飛びつきフライング・ボディシザースドロップを決めフォール。
③デストロイヤー(8分2秒4の字固め)
デストロイヤーは、スーパーのフライング・ニードロップをかわして自爆させ、目つぶしからローキックを連発して倒し、場外に出てエプロンの角に足を打ち付けた後、ボディスラムから4の字固めを決め勝利。
敗れたスーパー・デストロイヤーは、覆面を取らずに逃げようとしたもののセコンド陣に捕まり、デストロイヤーによって覆面を取られた。正体は、ザ・スポイラーとしてもおなじみのドン・ジャーデン。
※デストロイヤーは、覆面世界一決定十番勝負を13戦11勝1分1無効試合で勝ち抜き覆面世界一に認定され、東京スポーツ賞(賞金300万円)を獲得。
デストロイヤーがタイトル3度目の防衛に成功。
デストロイヤーのコメント
「私の22年間のプロレス生活で、今日ほどうれしい日はない。覆面十番勝負の中では今日の試合が一番苦しかった。左ヒザの負傷もあったし、4の字固めが決まったにもかかわらず、あいつがなかなかギブアップしないので焦った。本当に勝ててよかった、どうもありがとうございました。」

UNヘビー級王座決定戦 60分3本勝負
ジャンボ鶴田(2-1)ジャック・ブリスコ
①鶴田(11分9秒片エビ固め)
鶴田はブリスコをロープに振ってドロップキック。さらにブリスコが立ち上がったところへドロップキックを決めてからのフロント・スープレックスでフォール。
②ブリスコ(6分19秒4の字固め)
ブリスコは鶴田の左足へ攻撃を集中した後、ヘッドロックにきた鶴田を持ち上げてのニークラッシャーから4の字固め。鶴田は何とかロープに逃げようとしたものの約40秒ほど経過したところでギブアップ。
③鶴田(5分34秒首固め)
鶴田はブリスコが4の字を決めようと前かがみになった瞬間、首を取って回転し首固めを決めフォール。
※鶴田がタイトルを獲得。
鶴田のコメント
「本当にうれしい。レスラーになってよかったなぁ、そんな気持ちでいっぱいです。実はテリー対ブリスコ戦のフィルムを日本テレビで見せてもらった。その時じっくりブリスコの動きや技を研究した。」

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&高千穂(1-0)ブラジル&デビアス
①馬場(10分26秒片エビ固め)デビアス

30分1本勝負
タンク・パットン(9分56秒片エビ固め)サムソン・クツワダ
グレート小鹿(7分14秒逆エビ固め)ザ・ウルフマン
大熊元司(6分16秒エビ固め)ビッグ・レッド

タッグマッチ20分1本勝負
林&ヒライ(1-0)桜田&伊藤
①林(15分48秒体固め)伊藤

20分1本勝負
百田光雄(11分4秒片エビ固め)園田一治

15分1本勝負
肥後宗典(8分14秒逆エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録(生中継)

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第13戦 8月29日(日)新潟・加茂市民体育館 観衆3000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-0)ブラジル&Sデストロイヤー
①日本組(14分59秒反則勝ち)外人組
②馬場(7分38秒片エビ固め)スーパー

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(13分片エビ固め)テッド・デビアス
タンク・パットン(12分18秒エビ固め)高千穂明久
グレート小鹿(13分33秒エビ固め)ビッグ・レッド
大熊元司(12分57秒片エビ固め)ザ・ウルフマン

タッグマッチ20分1本勝負
林&ヒライ(0-0)クツワダ&伊藤
①時間切れ

20分1本勝負
桜田一男(12分18秒片エビ固め)肥後宗典
百田光雄(8分5秒片エビ固め)園田一治

15分1本勝負
大仁田厚(10分38秒逆さ押さえ込み)淵正信

(試合開始18時30分)

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第14戦 8月31日(火)東京・府中警察署横広場 観衆2200人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-0)ブラジル&パットン
①日本組(11分21秒反則勝ち)外人組
②鶴田(7分27秒体固め)パットン

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(23分38秒4の字固め)テッド・デビアス
グレート小鹿(12分57秒逆エビ固め)ザ・ウルフマン
大熊元司(9分21秒エビ固め)ビッグ・レッド
スーパー・デストロイヤー(6分55秒体固め)サムソン・クツワダ

タッグマッチ20分1本勝負
林&ヒライ(1-0)高千穂&淵
①林(12分38秒体固め)淵

20分1本勝負
伊藤正男(10分36秒片エビ固め)桜田一男
肥後宗典(9分25秒片エビ固め)大仁田厚

15分1本勝負
百田光雄(10分50秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第15戦 9月1日(水)鹿児島県立体育館 観衆3700人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&小鹿(2-0)ブラジル&ウルフマン
①日本組(12分31秒反則勝ち)外人組
②馬場(3分33秒片エビ固め)ウルフマン

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(10分50秒体固め)ビッグ・レッド
ザ・デストロイヤー(11分14秒体固め)タンク・パットン
サムソン・クツワダ(15分58秒片エビ固め)テッド・デビアス

バトルロイヤル(10人参加)
決勝、伊藤正男(9分35秒片エビ固め)百田光雄

タッグマッチ20分1本勝負
高千穂&ヒライ(0-0)大熊&林
①時間切れ

20分1本勝負
桜田一男(10分15秒体固め)伊藤正男
百田光雄(12分13秒片エビ固め)淵正信

15分1本勝負
肥後宗典(6分22秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第16戦 9月3日(金)長崎国際体育館 観衆5500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&クツワダ(2-1)ブラジル&デビアス
①デビアス(14分50秒体固め)クツワダ
②クツワダ(2分5秒リングアウト)デビアス
③クツワダ(4分19秒片エビ固め)デビアス

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(10分16秒片エビ固め)タンク・パットン
ザ・デストロイヤー(11分10秒4の字固め)ザ・ウルフマン
高千穂明久(9分23秒エビ固め)ビッグ・レッド

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)林&ヒライ
①大熊(18分56秒片エビ固め)林

20分1本勝負
肥後宗典(17分55秒片エビ固め)桜田一男
百田光雄(9分32秒回転エビ固め)伊藤正男

15分1本勝負
大仁田厚(12分30秒エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)

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