昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第25戦~第30戦('78ジャイアントS)

2012年06月09日 19時35分32秒 | '78全日本プロレス

第25戦 11月3日(金・祝)東京・後楽園ホール 観衆2500人
スーパーヘビー級バトルロイヤル(14人参加)
参加選手=ジャイアント馬場、アブドーラ・ザ・ブッチャー、ジャンボ鶴田、大木金太郎、キラー・トーア・カマタ、ザ・デストロイヤー、ボボ・ブラジル、キム・ドク、グレート小鹿、ディック・ブラッド、大熊元司、ビッグ・レッド、ロッキー羽田、アイザック・ロザリオ
決勝、大熊(10分31秒逆片エビ固め)ドク
①コーナー2段目に乗ったロザリオをデストロイヤーがデッドリードライブ。すかさず鶴田らが押さえ込み、ロザリオ退場。
②小鹿のチョップで倒れたレッドを馬場が踏みつけ大勢で押さえ込み、レッド退場。
③ブッチャーがフォールされたレッドに声をかけ振り向いたところへ、鶴田がジャンピング・ニーパット。倒れたところを大勢で押さえ込み、ブッチャー退場。
④ブラジルのギロチン・ドロップをかわしデストロイヤーが4の字を決めたところを大勢に押さえ込まれ、デストロイヤーとブラジル同時退場。
⑤馬場が羽交い絞めしたカマタへ、羽田・ブラッド・ドクらが代わるがわるキック攻撃。さらに失格になったデストロイヤーがドロップキックを決め倒れたところを大勢で押さえ込み、カマタ退場。
⑥馬場が大木へ逆エビを決めようとしたところで小鹿が大木を押さえ、ドクのチョップで倒れた馬場も一緒に大勢で押さえ込み、馬場と大木同時退場。
⑦ドクのブレーンバスターでフォールされ、羽田退場。
⑧小鹿の首投げを鶴田が切り返して逆さ押さえ込みを決め、小鹿退場。
⑨鶴田が小鹿をフォールした瞬間、残っていた選手に体をひっくり返されて押さえ込まれ、鶴田退場。
⑩ドクがショルダー・バスターでフォールし、ブラッド退場。
(決勝)ドクがフォールした瞬間、大熊がドクの右足を抱えて逆片エビ固め。小鹿のアシストもあり、ドクはギブアップ。
※大熊が優勝し、賞金とトロフィーを獲得。

60分1本勝負
ジャンボ鶴田(1-0)アブドーラ・ザ・ブッチャー
①鶴田(15分25秒反則勝ち)
ブッチャーのヘッドバットをくい鶴田が場外転落し場外戦に。鶴田を本部席に叩きつけリングに戻ろうとしたブッチャーの足を鶴田が押さえていたところへ、カマタが乱入しイスで攻撃した為、ブッチャーの反則負け。

タッグマッチ45分1本勝負
馬場&デストロイヤー(1-0)ブラジル&カマタ
①デストロイヤー(10分33秒体固め)カマタ
カマタを捕まえ場外から馬場がサードロープに右足を固定。そこへデストロイヤーがロープの反動をつけてレッグドロップ。しかし繰り返すうちに、エプロンのブラジルにつかまりヘッドバットでダウン。そこへカマタがロープの反動をつけて攻撃しようとしたが、リング下から馬場に足をひかれて倒れたところをデストロイヤーが押さえ込み勝利。

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)小鹿&大熊
①大木(16分28秒体固め)大熊
大木はセカンドロープに足をかけジャンプしてのヘッドバット、一本足頭突き、正面からの頭突きと連続して決め大熊をフォール。

30分1本勝負
ロッキー羽田(6分52秒体固め)ビッグ・レッド
伊藤正男(12分18秒首固め)アイザック・ロザリオ
ディック・ブラッド(16分52秒片エビ固め)淵正信

20分1本勝負
ミスター林(13分45秒反則勝ち)肥後宗典
百田光雄(12分38秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第26戦 11月4日(土)香川・高松市民文化センター 観衆3400人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(1-1)ブラジル&カマタ
①ブラジル(12分10秒体固め)デストロイヤー
②デストロイヤー(3分15秒体固め)ブラジル
③(5分29秒両軍リングアウト)

45分1本勝負
アブドーラ・ザ・ブッチャー(4分59秒体固め)グレート小鹿

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)鶴田&羽田
①大木(21分23秒エビ固め)羽田

30分1本勝負
大熊元司(7分54秒体固め)ビッグ・レッド
ディック・ブラッド(10分8秒片エビ固め)伊藤正男
アイザック・ロザリオ(12分33秒片エビ固め)肥後宗典

20分1本勝負
ミスター林(12分48秒体固め)大仁田厚
百田光雄(13分35秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第27戦 11月5日(日)徳島・脇町役場北しのび木広場 観衆5500人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田&羽田(1-1)ブッチャー&ブラジル&カマタ
①カマタ(8分17秒体固め)羽田
②鶴田(2分5秒体固め)カマタ
③(8分30秒両軍リングアウト)

45分1本勝負
大木金太郎(3分15秒体固め)ビッグ・レッド

バトルロイヤル(?人参加)
決勝、園田一治(13分35秒体固め)大仁田厚

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(8分23秒4の字固め)アイザック・ロザリオ
キム・ドク(17分35秒体固め)ディック・ブラッド
大熊元司(11分20秒首固め)伊藤正男

20分1本勝負
百田光雄(13分43秒反則勝ち)ミスター林
淵正信(13分38秒首固め)園田一治

(試合開始13時)

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第28戦 11月7日(火)大阪・東大阪市中央体育館 観衆3500人
PWFヘビー級選手権 60分3本勝負
アブドーラ・ザ・ブッチャー(1-1)ジャイアント馬場
①馬場(4分38秒体固め)
ブッチャーが馬場をロープに振り体当たりにきたところへ、馬場はフライング・ボディシザースドロップを決めフォール。
②ブッチャー(3分28秒体固め)
ブッチャーは馬場へヘッドバット6連発、さらにサードロープに足を乗せてのヘッドバットで倒れた馬場へジャンピング・エルボードロップを決めフォール。
③(7分5秒両者リングアウト)
ブッチャーは馬場を場外に落とし、追いかけて机に頭を打ち付けマイクのコードで首絞め、馬場もマイクで殴るなど反撃に出たが、両者組みあったままリングへ戻れずドロー。
※ブッチャーがタイトル初防衛に成功。
ブッチャーのコメント
「馬場に一度だけという約束でチャンスをやった。もう日本では馬場の挑戦は受けない。もう一度挑戦したかったらアメリカへ来い。」
馬場のコメント
「リングアウトドローの可能性は考えていた。だからリング内で勝負をつけようと考えていたんだが、まんまとブッチャーの作戦にはまってしまった。」

45分1本勝負
大木金太郎(12分17秒両者リングアウト)ボボ・ブラジル
大木のチョップでブラジルが場外転落。大木もブラジルに足を引っ張られ場外に落ち、場外でヘッドバットの打ち合いを続けドロー。

タッグマッチ30分1本勝負
鶴田&デストロイヤー(1-0)カマタ&ブラッド
①鶴田(14分25秒片エビ固め)ブラッド
鶴田はブラッドのアトミックドロップを足を突っ張る様に着地してかわし、すかさずバックに回りバックドロップを決めフォール。

30分1本勝負
キム・ドク(5分44秒体固め)ビッグ・レッド
ロッキー羽田(9分49秒片エビ固め)アイザック・ロザリオ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)伊藤&肥後
①大熊(23分26秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミスター林(17分37秒片エビ固め)淵正信
百田光雄(14分48秒首固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第29戦 11月8日(水)三重・亀山市体育館 観衆2400人
6人タッグマッチ60分3本勝負
ブッチャー&ブラジル&カマタ(2-1)馬場&鶴田&大熊
①(15分23秒両軍リングアウト)
②ブッチャー(4分58秒体固め)大熊

45分1本勝負
ザ・デストロイヤー(17分25秒4の字固め)ディック・ブラッド

30分1本勝負
大木金太郎(8分27秒逆さ押さえ込み)ビッグ・レッド
キム・ドク(9分13秒体固め)アイザック・ロザリオ
グレート小鹿(13分5秒首固め)伊藤正男
ロッキー羽田(15分27秒体固め)肥後宗典

20分1本勝負
ミスター林(12分13秒体固め)大仁田厚
百田光雄(14分15秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第30戦(最終戦) 11月9日(木)愛知・豊橋市体育館 観衆2000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)ブッチャー&カマタ
①鶴田(12分45秒体固め)カマタ
②(7分56秒両軍リングアウト)

45分1本勝負
ボボ・ブラジル(8分8秒体固め)ロッキー羽田

30分1本勝負
ザ・デストロイヤー(5分40秒体固め)ビッグ・レッド

タッグマッチ30分1本勝負
大木&ドク(1-0)小鹿&大熊
①大木(16分33秒体固め)大熊

バトルロイヤル(9人参加)
参加選手=ミスター林、百田光雄、肥後宗典、伊藤正男、大仁田厚、淵正信、園田一治、百田義浩、越中詩郎
決勝、園田一治(11分55秒片エビ固め)伊藤正男

30分1本勝負
ディック・ブラッド(12分55秒エビ固め)淵正信

20分1本勝負
伊藤正男(10分41秒首固め)アイザック・ロザリオ
ミスター林(12分20秒エビ固め)肥後宗典
百田光雄(9分5秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時)

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韓国遠征
伊藤正男とジョー樋口レフリーは、キラー・トーア・カマタ、ディック・ブラッドと共に韓国入りし、11月10日から12日まで試合を行った。

11月10日奨忠体育館 
タッグマッチ60分3本勝負
大木&ドク(2-1)カマタ&ブラッド
①ブラッド(19分40秒回転エビ固め)ドク
②ドク(7分13秒エビ固め=回転エビを切り返して)ブラッド
③大木(3分50秒体固め=アトミック・ドロップ)ブラッド

60分3本勝負
南海山(2-1)伊藤正男
①伊藤(11分10秒体固め)
②南海山(3分45秒体固め)
③南海山(4分20秒反則勝ち)

30分1本勝負
呉大均(10分20秒体固め)任大洙
梁鎮五(12分15秒体固め)金載浩

20分1本勝負
金光植(18分20秒体固め)李王杓

15分1本勝負
金桂庸(時間切れ)金道裕

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11月11日全州市体育館
インターナショナル・ヘビー級選手権 60分3本勝負
大木金太郎(2-0)キラー・トーア・カマタ
①大木(10分34秒反則勝ち)
カマタがチョーク攻撃。制止するレフリーに暴行し反則負け。
②大木(4分12秒リングアウト)
場外戦となり、大木はカマタへヘッドバット攻撃。カマタは場外でダウンしリングへ戻れず。
※大木がタイトル防衛に成功。

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