昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第18戦~第22戦('76サマーアクションS)

2011年11月12日 19時20分07秒 | '76全日本プロレス
第18戦 7月22日(木)相模原市役所横広場 観衆2800人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー(2-0)アベンジャー&マドリル
①馬場(13分8秒体固め)マドリル
②デストロイヤー(4分3秒4の字固め)アベンジャー

30分1本勝負
ビル・ロビンソン(18分13秒体固め)高千穂明久
ジャンボ鶴田(13分34秒片エビ固め)スコット・ケーシー
ヒロ・マツダ(8分55秒揺りイス固め)ジェリー・ブリスコ
グレート小鹿(12分18秒体固め)シルバーノ・サウサ

タッグマッチ20分1本勝負
クツワダ&桜田(1-0)大熊&伊藤
①クツワダ(18分2秒体固め)伊藤

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(10分50秒体固め)梁鎮五
百田光雄(9分47秒片エビ固め)洪武雄

15分1本勝負
肥後宗典(11分2秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第19戦 7月23日(金)新座市タナカボウル 観衆3300人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー&マツダ(2-1)ロビンソン&アベンジャー&ブリスコ
①ブリスコ(11分47秒揺りイス固め)マツダ
②デストロイヤー(7分55秒体固め)アベンジャー
③マツダ(4分12秒回転エビ固め)ブリスコ

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(12分15秒片エビ固め)アル・マドリル
高千穂明久(11分56秒回転エビ固め)スコット・ケーシー
サムソン・クツワダ(12分1秒体固め)シルバーノ・サウサ

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ヒライ&桜田
①小鹿(18分11秒体固め)桜田

20分1本勝負
伊藤正男(13分25秒片エビ固め)梁鎮五
肥後宗典(11分38秒体固め)洪武雄
百田光雄(13分13秒体固め)淵正信

15分1本勝負
大仁田厚(13分体固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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第20戦 7月24日(土)東京・蔵前国技館 観衆9800人
PWFヘビー級選手権 60分3本勝負
ジャイアント馬場(2-1)ビル・ロビンソン
①馬場(9分24秒片エビ固め)
馬場はロビンソンがヘッドロックにきたところをバックドロップを決めフォール。
②ロビンソン(6分8秒逆片エビ固め)
ロビンソンは、ダブルアーム・スープレックスを投げられまいと堪える馬場の左足を取って倒し逆片エビに決めると、馬場はギブアップ。
③馬場(5分45秒体固め)
ロビンソンがロープの反動をつけて攻撃してきたところへ、馬場はジャンピング・ネックブリーカードロップを決めフォール。
※馬場がタイトル31度目の防衛に成功。
馬場のコメント
「2本目の逆片エビはダメージが少ないように早めにギブアップした。3本目を必ず取るつもりだったからね。(勝因は?)まずこの暑さ。お互い汗だらけで、技が決まらない状態になっていた。だからどうしてもパンチ、キック主体の攻撃になる。こうなれば完全に私のペース。そして相手の出方をじっくり見たのが最大のポイントだろう。スピード、テクニックでロビンソンを倒そうなどと、下手なプライドを捨てたのが成功したよ。」
ロビンソンのコメント
「シングルで初めて馬場と対戦したわけだが、もう一つタイミングがつかめなかった。それが最大の敗因だ。馬場は単に大きいだけでなく、スピードもあり非常にいい選手だ。」

タッグマッチ45分3本勝負
デストロイヤー&鶴田(2-1)アベンジャー&ブリスコ
①デストロイヤー(5分13秒体固め)アベンジャー
②アベンジャー(9分54秒体固め)デストロイヤー
③鶴田(2分4秒体固め)ブリスコ

30分1本勝負
ヒロ・マツダ(9分2秒コブラツイスト)スコット・ケーシー
高千穂明久(8分25秒回転エビ固め)アル・マドリル
グレート小鹿(7分57秒エビ固め)シルバーノ・サウサ

タッグマッチ20分1本勝負
クツワダ&桜田(1-0)大熊&伊藤
①桜田(16分55秒エビ固め)伊藤

20分1本勝負
ミツ・ヒライ(9分42秒体固め)梁鎮五
洪武雄(8分48秒回転エビ固め)百田光雄

15分1本勝負
肥後宗典(7分36秒片エビ固め)淵正信

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録(生中継)

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7月25日午後1時からよみうりランドで、第3回ファン感謝デー「馬場、デストロイヤーと遊ぼう」が約5000人のファンを集めて行われた。

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第21戦 7月26日(月)千葉・茂原駅前広場 観衆3800人
6人タッグマッチ60分3本勝負 
馬場&デストロイヤー&クツワダ(2-1)ロビンソン&アベンジャー&サウサ
①ロビンソン(12分29秒体固め)デストロイヤー
②馬場(6分17秒体固め)サウサ
③デストロイヤー(5分58秒4の字固め)アベンジャー

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(13分1秒片エビ固め)ジェリー・ブリスコ
ヒロ・マツダ(10分43秒コブラツイスト)スコット・ケーシー
アル・マドリル(11分44秒片エビ固め)高千穂明久

タッグマッチ20分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ヒライ&桜田
①小鹿(14分5秒体固め)桜田

20分1本勝負
洪武雄(11分首固め)伊藤正男
肥後宗典(9分14秒片エビ固め)梁鎮五
百田光雄(11分6秒片エビ固め)淵正信

15分1本勝負
園田一治(10分33秒片エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第22戦(最終戦) 7月28日(水)水戸市体育館 観衆2900人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー&マツダ(2-1)ロビンソン&マドリル&ケーシー
①馬場(9分片エビ固め)ケーシー
②ロビンソン(4分15秒体固め)馬場
③デストロイヤー(5分39秒4の字固め)マドリル

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(10分18秒体固め)ジ・アベンジャー

タッグマッチ30分1本勝負
小鹿&大熊(1-0)ブリスコ&サウサ
①大熊(16分23秒体固め)サウサ

20分1本勝負
高千穂明久(11分21秒片エビ固め)桜田一男
サムソン・クツワダ(11分53秒体固め)伊藤正男
ミツ・ヒライ(8分49秒首固め)梁鎮五
洪武雄(11分2秒首固め)肥後宗典
百田光雄(10分43秒逆さ押さえ込み)大仁田厚

15分1本勝負
淵正信(10分43秒片エビ固め)園田一治

(試合開始18時30分)

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NWA総会
8月6日~8日アメリカ・ネバダ州レークタホーのサハラ・クワー・ホテルで1976年度NWA総会が開催され、全日本プロレスからはジャイアント馬場とジョー樋口が出席。
NWA総会では、会長のジャック・アドキッセンが辞任し、新会長にエディ・グラハム(フロリダ)が選ばれた。その他、第一副会長にマイク・ラーベル(ロサンゼルス)、第二副会長にジム・クロケット・ジュニア(ノースカロライナ)が選ばれた。
また全日本プロレスが推薦した韓国・金一道場のNWA加盟が認められた。
UN王座
NWA総会で日本プロレスの長谷川代表が要求していたUN王座の復活が認められ、アメリカ代表のジャック・ブリスコと日本代表(前UN王者・高千穂明久対ジャンボ鶴田の勝者)とで、王座決定戦を行うことが決定。
しかし後日、高千穂はUN王座日本代表決定戦を辞退。鶴田が日本代表となる。

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