昭和の全日本プロレス

全日の旗揚げからG馬場三回忌追悼興行までの記録です。当ブログの記事や画像を、ブログ等にそのまま転載する行為は禁止します。

第13戦~第16戦('74MSGシリーズ)

2011年05月21日 19時30分54秒 | '74全日本プロレス
第13戦 6月10日(月)奈良市中央体育館 観衆6300人
6人タッグマッチ60分3本勝負
馬場&デストロイヤー&ヘーシンク(2-1)モンスーン&アリオン&ロッズ
①モンスーン(12分34秒ベアハッグ)デストロイヤー
②デストロイヤー(3分59秒体固め)アリオン
③ヘーシンク(4分5秒体固め)ロッズ

MSG杯争奪第4戦 45分1本勝負
ペドロ・モラレス(12分48秒体固め)高千穂明久

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(20分38秒体固め)ケビン・サリバン
ムース・モロウスキー(7分53秒体固め)羽田光男

20分1本勝負
サムソン・クツワダ(11分32秒体固め)ミスター・フジ
サンダー杉山(7分54秒体固め)エル・タピア

タッグマッチ20分1本勝負
鈴木&ヒライ(1-0)肥後&伊藤
①ヒライ(16分58秒体固め)伊藤

15分1本勝負
張永哲(9分25秒逆エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時)

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第14戦 6月11日(火)名古屋・愛知県体育館 観衆5500人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&鶴田(2-1)モンスーン&アリオン
①馬場(9分44秒体固め)アリオン
②モンスーン(6分14秒ベアハッグ)鶴田
③鶴田(5分44秒エビ固め)アリオン

MSG杯争奪第5戦 45分1本勝負
ペドロ・モラレス(19分15秒両者リングアウト)ザ・デストロイヤー
モラレスがフライング・ボディアタック。デストロイヤーが受け止めたものの、ロープに近く両者トップロープ越しに場外転落。両者ダウンしたままリングへ戻れずドロー。
※モラレスが争奪戦を5戦4勝1分で勝ち抜き、MSG杯を獲得。

30分1本勝負
アントン・ヘーシンク(11分9秒反則勝ち)エル・タピア
サンダー杉山(11分38秒体固め)ケビン・サリバン
サムソン・クツワダ(11分49秒体固め)ムース・モロウスキー

20分1本勝負
高千穂明久(10分19秒逆さ押さえ込み)ジョニー・ロッズ
ミスター・フジ(9分29秒体固め)羽田光男

タッグマッチ20分1本勝負
鈴木&ヒライ(1-0)張&肥後
①鈴木(12分2秒コブラツイスト)張

15分1本勝負
伊藤正男(10分45秒エビ固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)

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第15戦 6月12日(水)大阪府立体育会館 観衆7000人
タッグマッチ60分3本勝負
馬場&ヘーシンク(2-1)モラレス&モロウスキー
①馬場(12分35秒体固め)モロウスキー
②モラレス(40秒体固め)馬場
③ヘーシンク(4分53秒逆エビ固め)モロウスキー

30分1本勝負
ジャンボ鶴田(17分4秒片エビ固め)ジョニー・ロッズ
ゴリラ・モンスーン(13分22秒ベアハッグ)サムソン・クツワダ
ザ・デストロイヤー(16分29秒4の字固め)スパイロス・アリオン
高千穂明久(10分11秒エビ固め)エル・タピア

20分1本勝負
サンダー杉山(9分51秒体固め)ケビン・サリバン
マティ鈴木(10分12秒片エビ固め)ミスター・フジ

バトルロイヤル(8人参加)
決勝、伊藤正男(6分14秒背骨折り)羽田光男

タッグマッチ20分1本勝負
肥後&羽田(1-0)ヒライ&伊藤
①肥後(13分41秒回転エビ固め)伊藤

15分1本勝負
張永哲(8分24秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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第16戦(最終戦) 6月13日(木)東京体育館 観衆7500人
PWFヘビー級選手権&MSG杯争奪戦 60分3本勝負
ジャイアント馬場(2-1)ペドロ・モラレス
①馬場(11分52秒片エビ固め)
モラレスがヘッドロック。馬場がロープに振るが、モラレスは体当たりから再びヘッドロック。その瞬間馬場はバックドロップを決めフォール。
②モラレス(4分15秒体固め)
モラレスは馬場をロープに振り腹部へのパンチ攻撃を連発した後、ボディスラムで叩きつけコーナー最上段からビッグ・ボムズアウェイを決めフォール。
③馬場(50秒体固め)
馬場はヘッドロックにきたモラレスをロープに振るが、モラレスが体当たり。さらにロープへ走って攻撃しようとしたところへ、馬場がジャンピング・ネックブリーカードロップを決めフォール。
※馬場がPWF王座16度目の防衛に成功し、MSG杯も獲得。 

柔道ジャケットマッチ5分3ラウンド3本勝負
柔道ジャケットマッチ・ルール(柔道着着用のPWFルール。柔道の投げ技は有効技とならず、押さえ込みのみ20カウントでフォールとなる)
アントン・ヘーシンク(2-1)ゴリラ・モンスーン
①ヘーシンク(4分8秒上四方固め)
正座したような状態のモンスーンを大外刈気味に倒して上四方固めに押さえ込み、レフリーがカウント20を数えヘーシンク先勝。
②モンスーン(2分34秒グラウンド式ベアハッグ)
モンスーンはヘーシンクをロープに振りベアハッグ。倒れたもののモンスーンはそのまま締め続け、ヘーシンクはギブアップ。
③ヘーシンク(1分47秒カウントアウト)
モンスーンがヘーシンクをロープに振り体当たりを決めるが両者ダウン。カウントが進む中、ロープ際に倒れたヘーシンクがロープにつかまりながら立ち上がり勝利。

タッグマッチ45分3本勝負
デストロイヤー&鶴田(2-0)サリバン&ロッズ
①鶴田(8分57秒体固め)サリバン
鶴田はロープの反動をつけてタックルにきたサリバンを2度にわたって飛び越え、さらにロープの反動で戻ってきたところを持ち上げ振子式バックブリーカーを決めフォール。
②デストロイヤー(7分5秒4の字固め)ロッズ
鶴田がレッグブリーカーで痛めつけたロッズヘ、交代したデストロイヤーが4の字固めを決めストレート勝ち。

30分1本勝負
高千穂明久(6分59秒回転エビ固め)スパイロス・アリオン
サムソン・クツワダ(11分1秒体固め)ムース・モロウスキー

20分1本勝負
サンダー杉山(10分35秒体固め)ミスター・フジ
マティ鈴木(9分体固め)エル・タピア

タッグマッチ20分1本勝負
ヒライ&伊藤(1-0)肥後&羽田
①ヒライ(9分27秒首固め)羽田

15分1本勝負
張永哲(6分27秒体固め)大仁田厚

(試合開始18時30分)「全日本プロレス中継」収録

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6月5日午後2時から東京・渋谷のエムパイヤで大木金太郎が記者会見を行い、「馬場、猪木への挑戦状を内容証明付きで出した。PWF王者の馬場、NWF王者の猪木、インター王者の自分。この三人の世界チャンピオンが真の王座決定戦をやるべきである。」と発言。
馬場のコメント
「ばかばかしい。彼は無断でマットを休んでいるんだ。もうウチで使う気もないし、相手にしない。」

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