新興住宅街として開発され団地が出来て、はや50年。
私たち20代~30代で入った人の平均年齢もとっくに70歳を過ぎ、すっかり老人団地になりました。
50年の間には子どもたちが巣立った後の独居老人や昼間一人暮らしの家庭が増えてきたため、
私たちは昨年10月から月一回集会所を開放して100円かかりますが、どなたでもご利用いただける交流サロンの場を設けています。
お茶を飲みながらゲームをしたりお互いの近況報告や情報交換をして絆を深めていっています。
先日の新聞に、
「さびしくて 振込犯と 長電話」
老人の心情を巧みに詠んだシルバー川柳の中の一句が掲載されていました。
そのほか、財産の全てを取られて一文無しになったにも拘わらず「よく話を聞いてくれた。良い思い出だ。」
と後悔していない人もおられるそうです。
他人と関わることは時として煩わしいこともあると思いますが、騙されてしまったら自分らしい生きかたが出来なくなります。
この記事の最後には、
『超高齢社会には人々が自然に集まって時間を過ごせるたまり場のような空間があれば・・・』
と結んでありました。
この記事を読んで、私たちのサロンももっと幅広い人々に喜んで利用していただけるよう努力したいと思っています。
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