愛別離苦

2017-11-25 09:15:30 | ひとり言

11月に入って、徐々に喪中はがきが届くようになりました。

その中の一枚に50年来、家族ぐるみのお付き合いをしていた人の奥様が天国に旅立たれた・・というハガキがありました。

私たちより少し年上のご夫婦でしたが主人どうしが同じ職場だということもあり、専業主婦の奥様と私は二人ともお箏が好きでお出掛けは和装が好き、と趣味趣向が同じと言うことで意気投合、それ以来仲良くして頂いていました。

主人の祥月命日にはご夫婦でお墓参りに来てくださり、つい最近までお元気な姿を見せて下さっていましたのでハガキを受け取った時はとても信じられませんでした。

お悔みのお手紙を差し上げたところご主人が電話を掛けてきてくださったのですが、その声はまるで別人のようでその時初めて事実だったのだと残念ですが実感しました。

人生にはいろいろなことが起こりますが、遺された者は下ばかり向いていては生きていけません。

ご主人さまもさぞお辛いことと思いますが、ひと足早く逝かれた奥様の分もがんばって生きていっていただきたいと思います。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます
                     合掌