ロータリーさんでの演奏会もラスト曲となりました。
この曲はバンドを始めてしばらくしてからネットで探し出した楽譜で、そのときはサックスアンサンブルにトランペット2本、ユーフォニウム1本という編成でした。トロンボーンパートをテナーサックスが吹く、という状況でした。
そのとき僕はテナーサックスだったのですが、アルトサックスでサックスを始めたバンマスがこの曲のソロを吹きたくてテナーサックスを買ったというので、テナーサックスは僕を含めて3人になることから、僕はトロンボーンに転向しました。
僕はこのバンドの初代トロンボーニストとなったわけです、音はサッパリ鳴らないけど。
なので、練習の時もサックスは持っていかず、吹けないトロンボーンを持っていきました。
はっきり申し上げると暗黒の練習でした。トロンボーンはサックスと違い、メロディーを吹く機会がメチャ少なく、パッ、プッ、などの「あいの手」や、オブリガードを吹くことが多い。ただでさえ楽譜の読めない僕は、休符のなかに音譜が点在する、かつ「ヘ音記号」のトロンボーンの楽譜に苦労しました。
指導するN先生も苦労したと思います。いや音が鳴らないから苦労はしなかったか?
まあそんな思い出がこの曲にはあります。
20190621 8 From Russia with love