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Honda RA107は大丈夫? その2

2007年02月20日 20時07分43秒 | Honda Racing
え~、昨日の記事の続きを。
っと、その前に中本さんのインタビューが。(F1キンダーガーデンさんより)
非常に興味深く、濃い内容。

『テストではロングランしかやっていない』
『ロングランを見る限りでは、現段階では3強の次』
『タイヤの問題は目標は達成できそう』
『開幕までには投入できる開発パーツはリストの1/3くらい』
『いい流れになってきている』
 等々。


とりあえず、Hondaはロングランを全力で走っているみたいですね。
タイムを見る限り、現在でトップとは1秒弱足りないと言ったところでしょうか?
アロンソも「マクラーレンとフェラーリ、ルノーがいて、すぐ後ろにHondaがいるといった感じかな」と、同じことを言っていますし。

他に中本さんは「シーズン中の開発のトップは絶対に譲らない」と言ってます。
中本さんの中では今後が見えているような印象を受けますね。


私はRA107を高く評価しています。
速い遅い云々より、あそこまで変えてきた事に。
各チーム正常進化のマシンを出してきている中、Hondaはガラリと変えてきました。
コンストラクターズ4位を守るためなら、RA106の正常進化形で良いと思います。
でも、4位なんていらないんです。
『ようやく100%Hondaが具現化した!まさに自力で勝つために造ったマシンだ』と、鳥肌たったものです。

そして、合同テストでの相対的なタイムは遅いんですが、新車を初めてバルセロナで走らせた時、3日目にバトン様は1'21'61というタイムを出しています。
以前の記事では、『新車で出したのか、旧車で出したタイムなのかわからない』と書きましたが、どうやらRA107で出したタイムのようです。
このタイムを先日の合同テストに当てはめてみると、全体の2番目にきます。

しかも、路面温度がせいぜい15℃の『寒くて話にならない』条件。
改修したシケイン区間は新しい舗装で、油が出ていて滑りやすい。
そして、新車で走りたて。
それで、あのタイムなんです。

今は良い物も、やってみたら悪かったと言う物も色々試している段階でしょう。
それがテスト。
素のポテンシャルは低くはないと強く思っています。

なので、うつむきながら暗い表情で道行く人、電車の中憂鬱そうな表情で座っている人を見るにつれ、『まだまだ分かりませんよ』と、先の記事の内容も含めて、声を掛けたくなってしまうのです(爆)。
Hondaはきっと、この思いを“痛い勘違い”にさせないはず!?(頼みますよ!)