今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

31年前の北海道旅行15

2008-07-25 21:42:52 | 鉄道旅行
やがて列車は道央と道東との境の狩勝峠にさしかかる。駅間距離が長いので、この落合-新得間にはいくつかの信号所が設けてあるのだが、その一つは長い狩勝トンネルの中にあった。急行「狩勝1号」は反対列車待ち合わせのためこの信号所に停車。やってきた反対列車?は何と保線工事用のモーターカーと資材を積んだ小型車両だった。この狩勝トンネルを越えると急に視界が開け、車窓に雄大な光景が映し出される。ここから十勝平野に向かってなだらかな下り斜面となり、広々とした放牧場、針葉樹の森、そして、はるか下方に新得の町が見える。列車はこの新得の町へ直線で走らず,勾配の関係から大きく迂回し、トンネルを抜け到着する。
 新得から先は広々とした十勝平野を走る。西帯広で若干遅れ気味の上り「おおぞら」を待ったため帯広に定刻より少し遅れて到着。ここで広尾、糠平方面へ行くと思われる客、その他の人々が降り、乗車客も多かったが乗車率は70%位に下がった。池田でさらに減り60%程。私のBOXは私一人である。池田を過ぎるとしばらく山の中を走る。と言っても高い山はなく、丘陵地と言ったところである・白糠まで来るとやがて太平洋の海原が見えてくる。少し波が高く荒々しい感じのする海だが砂浜は美しい。ごみが見られない。また、反対側の車窓は山が遠ざかり、湿原、畑が広がる。釧路に近づくにつれて家が多くなってきて、1343、定刻に釧路駅2番線に到着。すぐに4番線の普通列車網走行へと急ぐ。
          
 DE10が客車2両を牽いていたと思う。釧網本線網走行は既に入線しており、乗り換え客が多く乗り込んだ。私は進行方向右手に席をとった。ホームに出て400円の弁当と50円の茶を買い求め席に戻ると、女連れの男がおなじBOX にいる。その男、私の弁当を見て同じ弁当を買ってきた。「おたのしみ弁当」と称するこの弁当、400円の割りにメシは柔らかく、主に海産物を煮たものが色々と入っていて美味い。ただ、向かいの男、私と同じ弁当を「ほら、食ってみな」と言って女に分け与えながら食っている。ベタベタしやがって。女の方は男の言いなりで甘えるだけ。まったく主体性がない。顔はまあまあだが関西で言う屁みたいな女だ。二人の話を聞いていると、私と同じ目的地のようだ。やめてくれ~。

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