1355発車。太陽光が北側なのに入ってくる。ブラインドは中ほどまで下ろすだけであとはがまんする。厚床までは往きと同じ道を折り返す。ただ往きは海側だったが、今度は山側になる。北側もこの地域独特の起伏のなだらかな草地や森林の中を走る。途中,温根沼らしき青い湖沼が木々の間から見えたのが特に印象的に残った。
厚床近くになって向かいの席で寝ていた男がやにわに「釧路過ぎましたか」と聞いてきた。寝ぼけているのかと思いながら「いえ、釧路着は1711です」と言ったら納得した。その後、また何かしゃべってきて話をすることになる。彼は三重県出身で東京の大学に通っていると言う。関西の暑さの話などしたが、そのうちに私の旅行のルートを聞いてきた。仕方なくこれまでのルートと今後のコースを話すと、向こうはえらく驚いていた。私のように観光地も回らず、京都からただ標津線に乗るために標津YHに直行し、次の日は尾岱沼にも行かず根室に行って釧路に戻るような者が彼には異常に映ったのであろう。私は鉄道同好会に入っていて、乗っていない路線に乗ることを楽しみにやっていると言っても、向こうはわかってくれなかった。彼は霧多布へ行くらしく浜中で降りていった。
ところで、この列車に乗っていて気づいたのだが、停車した駅員のいる駅では、たいていホームに花壇を作り、色とりどりの花を咲かしている。列車本数も少ないから駅員も暇なのだろう。ちなみにこの根室本線の根室ー釧路間はタブレット閉塞となっている。
厚床近くになって向かいの席で寝ていた男がやにわに「釧路過ぎましたか」と聞いてきた。寝ぼけているのかと思いながら「いえ、釧路着は1711です」と言ったら納得した。その後、また何かしゃべってきて話をすることになる。彼は三重県出身で東京の大学に通っていると言う。関西の暑さの話などしたが、そのうちに私の旅行のルートを聞いてきた。仕方なくこれまでのルートと今後のコースを話すと、向こうはえらく驚いていた。私のように観光地も回らず、京都からただ標津線に乗るために標津YHに直行し、次の日は尾岱沼にも行かず根室に行って釧路に戻るような者が彼には異常に映ったのであろう。私は鉄道同好会に入っていて、乗っていない路線に乗ることを楽しみにやっていると言っても、向こうはわかってくれなかった。彼は霧多布へ行くらしく浜中で降りていった。
ところで、この列車に乗っていて気づいたのだが、停車した駅員のいる駅では、たいていホームに花壇を作り、色とりどりの花を咲かしている。列車本数も少ないから駅員も暇なのだろう。ちなみにこの根室本線の根室ー釧路間はタブレット閉塞となっている。
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