自作キハ80の製作 その 2
車体の復活に当たっての修正以外の作業は、基本的にレストア車両でも同様に行う予定をしています。
今回は、非常用ドアの修正から始めました。元々は、ドアー部分を糸鋸でくり抜いて生じた余剰の板を再利用したため、ドアと車体側板との隙間がハンダで埋めたとは言え大きくなっていました。そのため、ドアを取り外して裏からドアより一回り大きなサイズの補強板をハンダ付けし、新たに切り出したドアを表からはめこみました。
ドアを新しい物に取り換えましたが、訳があってしばらくこの状態にしておきます。
ついでにカツミ製キロ80の非常用ドアの画像を貼っておきます。プレスで表現されていますが、ドア寸法や位置はドンピシャでスケール通りです。プレスが浅いようにも感じましたが、実物画像を見るとこんな物かなと言ったところです。
ロストワックス製(エンドウ)の給水口を取り付けました。ここで早くもディテーリング工作を行ったのは、床板取付用のアングルを車体にハンダ付けした後だと給水口の取り付けが困難になるためです。製作当初は所定の位置に開けた穴を裏から真鍮板で塞いで穴の真ん中に真鍮線かパイプを立てる計画だったのですが、今はパーツが手に入りますので利用しました。
次に床板取付用アングルを取り付ける予定だったのですが、使用するつもりだった手持ちの物が長さ24cmと言う事に気が付きました。国鉄型電車のような20m車両ならこれで良いのですが、キハ82系は20mを超えるためにもう少し長いアングルが欲しいところです。そのため、模型店の通販でアングルを取り寄せる事にしますが、ある程度必要な物がまとまってから注文するため、商品到着までの間このキハ80の工作はしばらくお休みになってしまいます。
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