自作キハ80の製作 7
自作のキハ80に台車を取り付けてみました。
ここまでキハ80の自作記事を書いて来ましたが、こんな面倒な作業をしなくてもヤフオクでカツミ製の中古なら結構安くで入手できます。そうしなかったのは、作りかけの車体を利用しないのはもったいないと言うのもありましたが、以前に作った廃車同然のキハ82から台車と床下器具を流用できると考えたからです。
台車は小高製のDT31Aです。おそらく何かで塗装するか染めてあるとは思うのですが、金属そのままの素のような表面が小高の台車の特徴でした。長年の経過でか表面が粉を噴いたようにざらついていましたので、歯ブラシで表面をこすってある程度滑らかになったところでタミヤのマットブラックで塗装しておきました。見た感じが良くなりましたが、プレーン軸なのが気になるところです。
床下器具も小高製ですが、キハ82用なので欠品があるために使用するかどうか思案中です。
床板にマクラバリ用の穴をあけます。使用するマクラバリはエンドウの付随台車用です。(MP用ではありません) 所定の位置にΦ5.5の穴を開けるのですが、長い間使わなかった手回しのハンドドリルを引っ張り出して来たらハンドル部分のネジが無くなっていて使い物になりません。それで、今回はリーマーを使用してみる事にしました。まず、ピンバイスで使用できる最大のΦ3.0ドリルで下穴を開けてリーマーで穴を広げて行きます。最後はヤスリで仕上げて出来上がりです。こんな工具でもインターネットで検索して注文すれば1~2日で届くのですから便利な世の中になりました。
まだ車体の細かいディテール工作は残っていますが、レストア予定のカツミ製のレベルまでほぼ出来あがりました。廃棄寸前で物置に入れられていた物がここまで再生できていささか感慨深いものがあります。
KATOのクーラーを載せてみましたが、小高のクーラーを使用するために開けた穴にぴったりとはまりました。
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