今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

KTMカツミ製キハ82系レストア 4

2020-05-12 19:54:27 | 鉄道模型 キハ82系

自作キハ80の製作 その4  ー 床板の切り出し -

 アングル入手までの間に t1.0mm真鍮定尺板から床板を切り出しました。今では1mm刻みの幅でエコーモデルから真鍮の床板が発売されていますので、手間と暇を考えればそれを使用したいところですが、まだ定尺の5分の4も残っていますので面倒でも切り出すことになりました。定尺板を買った頃は模型店で5cmとか10cm幅単位の切り売りを利用するしかなかったのですが、編成物を作ろうとすれば結構な値段になってしまいます。それと、定尺板なら20m級車両で50両分近く取れますが、当時はそれでも足らないくらいの制作意欲と夢を持っていました。

 切断機のような高価な道具は持ち合わせていませんので糸ノコを使ってのんびりと切り出します。以前に切り出した24.5cm長の物ならあるのですが、キハ80はそれより1cmほど長いのでその長さでまず切り出します。定尺板の幅は365mmあり、両端から10cm強づつ切り込みを入れて行きます。中央の残り15cmはケガキ線に定規を当ててPカッターで両面から繰り返して筋彫りし、最後は真鍮板を折り曲げて切り離しました。無理に折り曲げると真鍮板がたわんでしまいますので注意が必要です。今回初めてpカッターを使用しましたが、以前は10cm余り板に切り込みを入れた後、無理やり糸ノコのフレームを切り込みの隙間に入れて切り出していましたので、刃も折れやすかったように記憶しています。

 このような長い物を切り出すにはもう少しふところの深い糸ノコがあった方が良いように思います。Pカッターは以前にアクリル板を切るために購入したものですが、こんな物にも使えるとは思いませんでした。ネット検索で糸ノコ以外の方法で真鍮板を切り出せないか調べたら出てきたものです。使用したPカッターはオルファP-800(現在のL型)を使用しました。

 先ほどと同じく両端から糸ノコで10cmほど切り込み、残りはpカッターを使用して切り出しました。後は切り口をヤスリで成形して出来上がりです。

 労力と時間を考えればあまりお勧めしませんが、これから多くの車両を自作しようとする方は試してみられてはと思います。近くに定尺物の販売店があればそれに越した事はありませんが、ネット通販でも1枚送料込みで6000円位からでています。重量がありますので、自転車で手にぶら下げてと言うのは止めた方が良いですよ。

 


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