(前記の続き)
7月 14日 (土)
赤岳山頂は、ガスがかかり景色は望めない。

15:25 早々に山小屋へ向かう。
あんなに苦労して登って来たのに、山頂にいたのは10分ほど。でも、いいんだ。真教寺尾根を登りきったことに満足している
「赤岳頂上山荘」ここは、予約が取れなかった。

下り始めるとガスが取れ、横岳への主稜線がはっきりと見えてくる。

振り返れば、阿弥陀岳への主稜線。

いつか八ヶ岳を縦走できたらと、思う
今夜泊まる山小屋「赤岳天望荘」が見えてくる。

ここからは、道がだいぶザレているし、クサリは役に立たないし、慎重に下る。

思ったより距離が長く、時間がかかる
16:05 「赤岳天望荘 」着

チェックイン

緑色のコップを渡される。このコップが、食事の時間を示し、食券となる。緑色のコップは、17時からの夕食だ。
赤岳天望荘 情報(2017年のだけど)

大部屋。一泊二食付き9000円なり。

寝る所は二段に分かれており、通路はザックで足の踏み場もない
私たちは、上段。上り下りする梯子が垂直で、使いにくい。
シュラフで寝る。

モンベルの。

17:00 夕食は、バイキング。(と、言っても8品ほど)

山小屋のスタッフさんが「たくさん食べて下さ〜い。」、と感じがいい

北アルプスの見える席で「いただきまーす!」

山小屋の食事としては、いいんじゃない?ご飯に芯があったけど、標高が高いから仕方ない。
18:30 女性の入浴タイム。天望荘名物の「五右衛門風呂」
標高2722mで、お風呂で汗を流せるなんて嬉しい

一度に10人くらい入れる。ちょうどいい湯加減
知らない者同士、口々に「はぁ〜♡気持ちいい〜♡疲れが取れるぅ〜♡」と、笑顔、笑顔
シャワーがひとつあり、出る時に洗い流すことが出来る🚿

山小屋泊の時、いつもは、汗拭きシートで拭き取るだけ。今日は、お湯に浸かり心も体もホッとくつろぐ
入浴後は、おのおの外へ出て景色を楽しむ
小屋前の斜面にコマクサ

ズーム❣️大きな株だ。

ウルップソウ。もう花茎が伸びて花の終わりの時期。

日没

赤岳と富士山

夕陽が北アルプスのシルエットを映し出す。

北八ヶ岳の向こうに、面白い積乱雲。ラピュタに出てくる龍の巣の様だ。

富士山が、夕陽に溶けていく🗻

翌、15日(日)
4時起床🕓
おはよう、富士山🤚

今朝は、ヤリの穂先もクッキリ⛰

4:30朝食

5:40 天望荘 出発。お世話になりました

下りは「県界尾根」を歩く。

ルート(青矢印を下る)

県界尾根のグレード

なかなかじゃん
真教寺尾根のグレードが書いてないのは何故?
さぁ、富士山の麓へ帰ろう🗻

昨日、真教寺尾根を下る人が、「県界尾根も負けず劣らずだったよ。オレは、県界尾根の方が大変だと思うな。」と、言って脅かしてくれた(・_・;
10分も歩くと、さっそく現れた‼️
足がかりの少ない急斜面の崩落部をトラバース

こんな崩落部が続くが、みんなそつなくこなして行く。
岩壁側に体重をかける様にして、足場を探して進む。

コイワカガミと、コメバツガザクラ

ザレた斜面をクサリで下る。

ほぼ垂直な梯子は、とても細くて心もとない。

こういったクサリ場は、得意になった💪
肩越しに足場を確かめて下ると、岩場と身体が、ちょうどいい間隔に保てる。

6:40 降り始めて1時間。
右が、昨日登って来た真教寺尾根。
左が、今日下る県界尾根。
2つの尾根がきれいに並んで見て取れる。

ザレたクサリ場は、続く。

シナノオトギリ

クルマユリ

7:30 大天狗

ここが、ちょうど五合目。

振り返ると赤岳が、クッキリと見える。

富士山

ゴゼンタチバナ

8:20 赤岳〜横岳への尾根が美しい。

歩いた道を、しみじみと皆んなで振り返る

8:40 小天狗

9:20 二合目。あと少しだ。

9:40 真教寺尾根との分岐

急に現れた清流に、思わず顔を洗うHさん、74歳。

私は、川へ降りて行く元気もなかった💧
10:00県界尾根登山口

アスファルトの道を歩いて、

10:25 無事下山

帰りの立ち寄り湯は、韮崎市にある、大村智博士がオーナーの「武田乃郷 白山温泉」
内湯

露天風呂

ぬるめのアルカリ泉にゆっくり浸かる♨️
お昼ご飯は、隣にあるお蕎麦屋さん「上小路」で、

野菜天ぷら蕎麦

野菜天ぷら、たっぷりで900円
お腹を満たして無事帰宅🏡
今回の真教寺尾根〜県界尾根を行く赤岳山行は、なんといっても暑さとの闘いだった
樹林帯を抜けるまでの暑さに、水分と塩分と体力を奪われた。
でも、それを忘れさせてくれたのが、岩尾根のクサリ場。四肢を駆使した岩登り💪
翌日、会長から、こんなメールが届いた📩
「○○さんが、一番軽快な動きをしてましたね。
本山行をもって、○○さんの厄払いも済んだ事にしますか?・・しましょう。(大笑)
油断は禁物ですが・・・・きっと大丈夫でしょう。」
ありがとうございます😊タンコブ騒動でご心配をおかけしました。
これからも、楽しい山へ連れてって下さい。
m(_ _)m
天望荘で会長と乾杯したビール🍻、体とココロに沁みました

⛰ おしまい ⛰
7月 14日 (土)

赤岳山頂は、ガスがかかり景色は望めない。

15:25 早々に山小屋へ向かう。
あんなに苦労して登って来たのに、山頂にいたのは10分ほど。でも、いいんだ。真教寺尾根を登りきったことに満足している

「赤岳頂上山荘」ここは、予約が取れなかった。

下り始めるとガスが取れ、横岳への主稜線がはっきりと見えてくる。

振り返れば、阿弥陀岳への主稜線。

いつか八ヶ岳を縦走できたらと、思う

今夜泊まる山小屋「赤岳天望荘」が見えてくる。

ここからは、道がだいぶザレているし、クサリは役に立たないし、慎重に下る。

思ったより距離が長く、時間がかかる

16:05 「赤岳天望荘 」着

チェックイン

緑色のコップを渡される。このコップが、食事の時間を示し、食券となる。緑色のコップは、17時からの夕食だ。
赤岳天望荘 情報(2017年のだけど)

大部屋。一泊二食付き9000円なり。

寝る所は二段に分かれており、通路はザックで足の踏み場もない

私たちは、上段。上り下りする梯子が垂直で、使いにくい。
シュラフで寝る。

モンベルの。

17:00 夕食は、バイキング。(と、言っても8品ほど)

山小屋のスタッフさんが「たくさん食べて下さ〜い。」、と感じがいい


北アルプスの見える席で「いただきまーす!」

山小屋の食事としては、いいんじゃない?ご飯に芯があったけど、標高が高いから仕方ない。
18:30 女性の入浴タイム。天望荘名物の「五右衛門風呂」
標高2722mで、お風呂で汗を流せるなんて嬉しい


一度に10人くらい入れる。ちょうどいい湯加減

知らない者同士、口々に「はぁ〜♡気持ちいい〜♡疲れが取れるぅ〜♡」と、笑顔、笑顔

シャワーがひとつあり、出る時に洗い流すことが出来る🚿

山小屋泊の時、いつもは、汗拭きシートで拭き取るだけ。今日は、お湯に浸かり心も体もホッとくつろぐ

入浴後は、おのおの外へ出て景色を楽しむ

小屋前の斜面にコマクサ


ズーム❣️大きな株だ。

ウルップソウ。もう花茎が伸びて花の終わりの時期。

日没

赤岳と富士山

夕陽が北アルプスのシルエットを映し出す。

北八ヶ岳の向こうに、面白い積乱雲。ラピュタに出てくる龍の巣の様だ。

富士山が、夕陽に溶けていく🗻

翌、15日(日)

4時起床🕓
おはよう、富士山🤚

今朝は、ヤリの穂先もクッキリ⛰

4:30朝食

5:40 天望荘 出発。お世話になりました


下りは「県界尾根」を歩く。

ルート(青矢印を下る)

県界尾根のグレード

なかなかじゃん

真教寺尾根のグレードが書いてないのは何故?
さぁ、富士山の麓へ帰ろう🗻

昨日、真教寺尾根を下る人が、「県界尾根も負けず劣らずだったよ。オレは、県界尾根の方が大変だと思うな。」と、言って脅かしてくれた(・_・;
10分も歩くと、さっそく現れた‼️
足がかりの少ない急斜面の崩落部をトラバース


こんな崩落部が続くが、みんなそつなくこなして行く。
岩壁側に体重をかける様にして、足場を探して進む。

コイワカガミと、コメバツガザクラ

ザレた斜面をクサリで下る。

ほぼ垂直な梯子は、とても細くて心もとない。

こういったクサリ場は、得意になった💪
肩越しに足場を確かめて下ると、岩場と身体が、ちょうどいい間隔に保てる。

6:40 降り始めて1時間。
右が、昨日登って来た真教寺尾根。
左が、今日下る県界尾根。
2つの尾根がきれいに並んで見て取れる。

ザレたクサリ場は、続く。

シナノオトギリ

クルマユリ

7:30 大天狗

ここが、ちょうど五合目。

振り返ると赤岳が、クッキリと見える。

富士山

ゴゼンタチバナ

8:20 赤岳〜横岳への尾根が美しい。

歩いた道を、しみじみと皆んなで振り返る


8:40 小天狗

9:20 二合目。あと少しだ。

9:40 真教寺尾根との分岐

急に現れた清流に、思わず顔を洗うHさん、74歳。

私は、川へ降りて行く元気もなかった💧
10:00県界尾根登山口

アスファルトの道を歩いて、

10:25 無事下山


帰りの立ち寄り湯は、韮崎市にある、大村智博士がオーナーの「武田乃郷 白山温泉」
内湯

露天風呂

ぬるめのアルカリ泉にゆっくり浸かる♨️
お昼ご飯は、隣にあるお蕎麦屋さん「上小路」で、

野菜天ぷら蕎麦

野菜天ぷら、たっぷりで900円

お腹を満たして無事帰宅🏡
今回の真教寺尾根〜県界尾根を行く赤岳山行は、なんといっても暑さとの闘いだった

樹林帯を抜けるまでの暑さに、水分と塩分と体力を奪われた。
でも、それを忘れさせてくれたのが、岩尾根のクサリ場。四肢を駆使した岩登り💪
翌日、会長から、こんなメールが届いた📩
「○○さんが、一番軽快な動きをしてましたね。
本山行をもって、○○さんの厄払いも済んだ事にしますか?・・しましょう。(大笑)
油断は禁物ですが・・・・きっと大丈夫でしょう。」
ありがとうございます😊タンコブ騒動でご心配をおかけしました。
これからも、楽しい山へ連れてって下さい。
m(_ _)m
天望荘で会長と乾杯したビール🍻、体とココロに沁みました


⛰ おしまい ⛰