有馬記念 史実が教えてくれること

今週に入り様々な情報が飛びかってくるわけですが、結局はあれもこれも良いよという内容がほぼ人気順に並んでるだけで有意義なものは少ないですよね。正直、正解な調教情報があれば充分で今年は使い詰めが心配なヴェラアズール含め、G1らしく各馬きっちり仕上げてきた印象。
となると、あとは枠順が重要視されますが、その前に過去の有馬記念が教えてくれる単純なことを思い出したいと思います。

有馬リピーター
エアシェイディ
トゥザグローリー
シュヴァルグラン

個人的には2年連続でエアシェイディ抜け食らっているので、忘れようもないのですが(笑)この馬達が2年連続で穴をあけた馬です。シュヴァルグランこそ天皇賞でも人気になるような馬でしたが、あとの2頭は完全な中山専用、いや有馬記念専用とも言える存在。
リピーターレースは数あれど、ここまで顕著なのは中山2500の特殊性に加え年末のこの時期も影響が大きいのでしょう。要因云々は抜きにして、肝はとにかくリピーターが強いレースという事。
今年該当するのはエフフォーリアとディープボンドしかいない訳ですが、理屈抜きというポイントを抑えるなら5番人気以下が確定しているディープボンドは無条件に買いになります。そしてこの有馬記念特徴は嫌われれば嫌われるほど威力を増す。信じるか信じないかはあなた次第です(笑)

外国人ジョッキー
2010年から毎年1人は馬券に絡んでいます。ルメールばっかとかこの時期の短期免許外国人ジョッキーに良い馬が流れることから当たり前といえばそうなんですが、今年も1人は来るのでしょう。
ルメールなのかかクリスチャンなのか両方か？マーカンド…はどうですかね？

親子制覇
ディープインパクトとハーツクライが達成済み。種牡馬界の2大巨頭ですから全く驚きませんが、今後の有馬記念の特徴はこれなんではないか？と勝手に思ってます。
今年は達成済み2頭以外にもキタサンブラックとゴールドシップにチャンスあります。キタサンブラックなら初年度からとなり印象も強烈になりますね。
それから、変則というべきかジェラルディーナもジュンティルの仔ですから該当します。対象頭数の少ない牝馬親子制覇となれば、より血の力を示す結果になりインパクトは絶大。
さらに変則ならボルドグフューシュ。スクリーンヒーロー産駒ですから、お祖父様はグランプリの申し子グラスワンダー。あれっ？この馬、毛色だけでなく綺麗な金髪も偉大なお祖父様にそっくりにみえますね。爆笑田中の本命だと思います(笑)