有馬記念の勝利は土曜日にあり

こんな年でも年末はこれが待っている。それが有馬記念。
真面目な話、コロナ一色の世の中で毎週変わらず開催してくれた中央競馬、地方競馬には感謝の気持ちで一杯です。競馬がなかったらどうだったんだろう…きっと廃人化してたでしょうね(笑)

そんな有馬記念を前に逸る気持ちも分かりますが、本番の勝ちを左右するのは土曜競馬。今週は社台グループの鉄板級が多数出走するので、ここは手堅く納めたいところ。ノーザンファーム一色の競馬界において社台ファームの密かな抵抗も個人的には注目してます。唯一の土曜日G1ホープフルステークスも最後に触れてみます。

土曜阪神10レース　元町ステークス
シルヴェリオ
休み明けからようやく連勝ですが、なんといっても前走の内容が圧巻。母シルヴァースカヤは鳴り物入りで購入した繁盛でしたが、ようやく大物の誕生となりますか。

土曜中山12レース　グレイトフルステークス
セントレオナード
有馬記念の物差しとされる名物レースですが、こちらは社台ファームの遅れてきた良血。
キタサンバルカンなど骨っぽい相手になりますが、捌くのに苦労した前走内容なら頭で狙いたいところ。ソフトフルートやブラックマジックの内容で世代間レベルも図れるレース。

日曜中山8レース　グッドラックハンデ
ディアスティマ
今年のサンデーレーシング1番馬だったはずの馬。ハンデ55kgは見込まれた感じですが同門ライルも55ですからね。ちなみにライルはラッキーライラックの弟ですから…こっちの方が分かりやすい勝負気配じゃねぇか(笑)

土曜中山11レース　ホープフルステークス
ランドオブリバティ
ダノンザキッドのスケール感、中山でさらに良くなりそうなオーソクレースが人気を集めるでしょうが、レース内容的には最も強く見えたランドオブリバティ。社台&皇成で人気を落とすなら馬券的にはむしろ歓迎。三浦皇成もG1取るならここしかないと充分分かっていると思いますし、社台ファームだからこそ乗り替わりもない訳で、鹿戸先生への恩返しと全ての舞台は整ってます。なにより中山の皇成は舐めちゃいけません。